龍山義弘の武道求道録

人生を通じて、様々な武道や出来事に挑戦する過程を綴っていきます。
「人生はチャレンジ!」 命尽きるまで全力投球!

大事なのは真摯さである。

2013年08月17日 | プロレス
前から読みたかった天龍源一郎氏の著書「七勝八敗で生きよ」をネットで購入し、読んだ。

プロレスの話、大相撲の話と非常に内容が面白く、253ページを2時間弱で一気に読み切った。



特に天龍選手が、若い頃(プロレスデビュー時)に60kgしか上がらなかったベンチプレスが、50歳過ぎてから200kgが上がるようになったという話は刺激になる。

40歳過ぎてからも筋量は増加し、50歳頃にピークを迎えるという話はよく聞くので、自分も老け込んでいる場合ではないという気持ちになる。

他にも試合会場に出発する30分前だというのに先輩レスラーのマサ斎藤さんに「ジムに行こう!」と誘われて、2時間ぐらいたっぷりやらないと練習じゃないと思っていたが、強引に連れて行かれ、30分あれば30分なりの練習ができることに気づいたという話も納得。

たっぷり時間がある日というのは限られているので、寸暇を惜しんで練習せねば。ase2ase2

アメリカプロレスのサーキットは、試合会場までの移動時間が長く、夜中の10時~11時に試合が終わり、家に帰るのは、夜中の2時~3時になるという。

それでも朝10時には、リック・フレアー、ジミー・スヌーカ、リッキー・スティムボート、ロディ・パイパーといった超一流選手たちは、ジムでしっかり汗をかいてから、一旦、自宅に帰って、試合会場に向かうという。

年間360日(5日休み?)それを繰り返していたというから頭が下がる。いい加減な一流選手など、どこの世界にもいない。

どんな競技でも一流選手は、物事に向き合う姿勢が、真摯なのだということがわかる。kirakira2

私も遅まきながら頑張らねば、春日館相撲道場で小学生、中学生の稽古が終わった後に一人、トレーニングで汗をかく。

最後の仕上げで、ベンチプレス100kg×10回×5セット をやり終えたあと、腕が全く言う事をきかなくなった。

オールアウト。fire

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こまぴたっ!
春日館 総合型地域スポーツクラブ

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ていねいな指導がうれしい “総合型地域スポーツクラブ”
愛媛県松山市森松町510-6
営業時間:9時30分~17時(電話受付) ※予約制
定休日:無休
TEL:089-956-0106 
データは2012/07/24現在のものです。
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アニマル浜口さんの気合い!

2012年02月19日 | プロレス
2月19日(日)に愛媛県総合運動公園で「えひめスポーツデー(総合型地域スポーツクラブフェスタ)」が開催されました。

前日は、寒波の到来 copyright snow で吹雪が舞っていましたが、「雪やめ!」と言うアニマル浜口さんの夜空への一喝で、当日は、快晴となりました。sun(本当の話)

イベントの当日は、2時間前に会場入りし、ウォーミングアップが必要と「気合い」と「笑い」のパフォーマンスのための「声だし」リハーサルを30分ほど入念に行って、本番に臨まれていました。

急に大声を出すと血圧が上がるので、何も考えずに思いつきで大声を出しているのではなく、かなり周到な準備をされていることがわかりました。

酒禁止(本当は好きだが)、脂っこいもの禁止、カフェイン禁止、冷たいもの禁止。常温の水を常に携帯して、1日に3リットル以上、常温のミネラルウォーターを飲まれているようです。

飲食店で氷の入ったお水が出てきても、冷たい水には、一切、手をつけませんでした。
カフェィンが、ダメとお茶にも、全く手を付けません。

大胆に見せて、実はもの凄く繊細な人。
今回の出会いは、私自身の今後の生き方に大きな影響を与えてくださったと思います。

イベントの方は、アニマル浜口さんのお陰で大いに盛り上がり、1600人の観客に喜んでいただけました。





イベントが終わり、空港にお見送りする際、前日、当日と何回もアニマル浜口さんの口から、吉田松陰、松下幸之助のお話が出てきたので、

「実は、私も吉田松陰先生や松下幸之助先生のことが好きで、本やビデオで勉強したり、記念館に行ったりしているんですが、今回、尊敬する偉人が一人増えました。私の中の三大偉人は、吉田松陰、松下幸之助、アニマル浜口です!」と言うと。

「そう。ワッハッハッハ!」と大笑いされていました。

吉田松陰、松下幸之助には、もちろんお会いしたことがありませんが、アニマル浜口さんにはお会いできました。そして、もの凄いエネルギーを直に肌で感じることができました。

「志高ければ、わざわい、何を恐れん!」

「志定まれば、気盛んなり!」

この言葉も二日間同行した中で、何度もおっしゃっていましたが、私も座右の銘にしたいと思います。

アニマル浜口さん、本当にありがとうございました!

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アニマル浜口、遂に愛媛上陸!

2012年02月18日 | プロレス
待望のアニマル浜口さんが遂に愛媛に来て下さいました。

明日は、愛媛県総合運動公園ニンジニアスタジアムで愛媛県民に気合いと笑いのコラボレーションを披露して下さいます。

今日は、私とマネジャーさんとで予行練習。
飲食店の周りのお客さんまでも笑いに包まれました。niko niko niko
そして、魂が揺さぶられました。

気合い!


笑い!

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燃える闘魂50周年

2010年05月23日 | プロレス
アントニオ猪木デビュー50周年を記念して全国50カ所で開催されているイベント「闘魂トークライブ50」が、愛媛県松山市のひめぎんホールで開催されるということで、息子と行ってきました。





プロレスラーを引退して12年も経っている人のトークショーにお客が集まるのかと心配しましたが、そんな心配は無用。

会場は、三千人の猪木ファンで埋め尽くされました。

照明が落とされて、テーマソング「イノキ・ボンバイエ」の曲が流れ、暗闇の中からスポットライトを浴びてアントニオ猪木が登場すると会場総立ちでイノキコール

「イ~ノキ!」「イ~ノキ!」「イ~ノキ!」の大合唱

愛媛県の人気パーソナリティー井坂彰氏との掛け合いトークとなりましたが、猪木さんに「台本どおりやってもつまんないんだよ」「なっ、つまんね~だろ。」と怒られ、いつもは怖いもの知らず、毒舌の井坂氏もおそる、おそる絡んでいきます。

「一番強かった相手は?」という質問に

猪木さんは「あ~っ。そんな質問も聞き飽きたよ。」と言いつつ

「まだ動けた頃のアンドレ・ザ・ジャイアント(故人)」と断言。



「まだ動けた頃」という前置きは、晩年、アンドレは体重が増加し続け、大きな身体を持てあましていたからでしょう。身長224cm、体重280kgの身体は常識を越えていました。

私も一度、一対一でアンドレ・ザ・ジャイアントと対峙したことがあります。

昭和57年3月23日、当時中学生だった私は、新日本プロレスの第5回MSGシリーズを観戦するために、愛媛県からはるばる高知県高知市まで行って、ホテルサンルート高知に宿泊しました。

そのホテルが、たまたま外人レスラーの宿泊先となっていたため、アンドレと客室廊下で遭遇。

アンドレは「少年ファンが、ホテルの客室まで入ってきやがった!」と思ったのでしょう。

「アウトサイド!(でていけ!)」と怒鳴ると、持っていたバックで「ボカッ!」と頭を叩かれました。

山でバッタリと熊に会ったとき、hiきっとあんな気持ちになるのでしょう。
アンドレ(224cm、280kg)にとっては、軽くだったのでしょうが、純真無垢な少年だった私(60kg)は、生きた心地がしませんでした。

話がそれましたが、

トークが終わると猪木さんが張り手を見舞う闘魂注入の儀式(?)

注入してもらえるのは抽選で5名。

3,000分の5は、倍率が高すぎて残念ながら当たりませんでした。何でもいいので猪木さんと対峙したかったのですが残念です。

今から40年前、私が幼稚園の頃から、プロレスラーのアントニオ猪木といえば、誰でも知っていました。40年の月日を経て、67才になっても注目を集め続ける。不世出の英雄です。

こんな選手、こんな国民的英雄は、もう二度と現れないでしょう。

私も人生のいろいろな場面で、プロレスで活躍するアントニオ猪木に勇気づけられ、夢を与えてもらいました。

ちょっと違ったかも知れませんが、こんなニュアンスの言葉を猪木さんが言っていました。

「若い頃は、他人の欠点にばかりに目がいった。年をとってくると他人の良いところにも目がいくようになった。最近、さらに年をとってくると良いところも悪いところもすべてが見えてくるようになって、人間が好きになってきた。」

私もそんな境地に達するように頑張りたいと思います。

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プロレスから学ぶ!

2010年04月25日 | プロレス
今日は、西予市乙亥会館の5周年記念イベントとして行われる新日本プロレスの興業を観戦するため、昨日に続いて西予市野村町乙亥会館に車で向かった。car

プロレス観戦は、2001年12月9日にテクスポート今治で行われた新日本プロレス「G1タッグリーグ戦」以来、実に8年ぶりのこと。

愛媛県の相撲の殿堂「乙亥会館」とプロレスが、どのようにイベントとしてコラボレートするのか、興業のプロ集団が施設(乙亥会館)をどういう風に活用するのか見てみたいと思い行ってみました。



私のプロレス初観戦は、1975年の夏に宇和島市営体育館(闘牛場)で行われたジャイアント馬場選手が率いる全日本プロレス。

当時、小学2年生だった私は、プロレスに興味はなかったが、父親に連れられて見に行きました。

覚えているのは、正体不明の覆面レスラー、ザ・スピリットというレスラーが出場していたこと。

ファンサービスのため売店に出てきて、葉巻を吸いながらサインをしていたジャイアント馬場さんの顔が凄く大きかったこと。

(たぶん見せるために意識的に机の上に挙げていたと思われる「16文の足」よりも顔の大きさの方が印象的だった。)

あと、父親に連れて行ってもらったということが印象に残っています。

というわけで、父親に連れて行ってもらったという思い出をつくるため、息子も一緒に連れて行きました。獣神サンダーライガーさんと一緒に写真も撮って頂きました。


ライガーさんに「25年前、藤原喜明さんと二人が試合が始まる前にスパーリング(通称・藤原教室)していた頃から応援していますよ。(当時のライガーは素顔)」と話しかけると

ライガー「なつかし~い~!(笑)」

「24年前、高田延彦選手とやった後楽園ホールでのシングルマッチもリングサイドで見てました。(ライガーが素顔だった頃)」

と言うと、プロレスのことをわかっていると気づいてくれたのでしょう。ガッチリ握手してくれました。


昔、相撲とプロレスは三度の飯よりも好きで欠かさず見て、相撲とプロレスの知識は誰にも負けないと自負しておりましたが、最近のプロレスはテレビでも見る気になりません。

観戦前の印象
「最近のプロレスは、つまらない」

しかし、実際に生で会場で見ると観賞用スポーツとして完成度が高く、技術も洗練されており、さすがプロフェッショナルと感心しました。

もう誰もプロレスを見て真剣に勝敗を競い合っていると思う人はいないでしょう。
誰が一番お客を楽しませることができるか、魅せることができるか、エキサイトさせることができるかが、彼らの勝負であり、仕事なのです。

競技として行うアマチュアの格闘技では絶対にこんなに盛り上がりません。

goodポイント① 前座試合(第1試合)から楽しめた
第一試合から入場テーマソングが流れ、派手なガウンを来た若手レスラーが現れ、ジャーマンスープレックス、トップロープからのミサイルキックといった大技が連発され、第一試合からお客さんを退屈させません。

昔の前座試合は、ヘッドロック(脇に相手の首を抱え締め上げる)とヘッドシザース(相手の頭を両足で挟んで締め上げる)といった攻防の繰り返しでもっと地味~でした。前座レスラーが大技を出すと昔は先輩レスラーに怒られたようです。

goodポイント② プロレスの知識が無くても誰でも楽しめる。
昔と比べると全般的にレスラーの身体は小さめだが、普通の人間の運動神経ではマネできない動きが繰り広げられ、昔のように圧倒的な身体のデカさではなく、スピード、受け身、展開の早さ、観衆を巻き込む心理的技術などでお客を納得させています。

観戦後の感想
「最近のプロレス。会場で生で見るとおもしろい。」

私と同い年(43才)の中西学選手のビルドアップされた筋肉の張りと艶にも驚きました。kirakira2


トレーニングさえ怠らなければ、43才まだ大丈夫。
中西選手の身体を見て、モチベーションあがりました。