龍山義弘の武道求道録

人生を通じて、様々な武道や出来事に挑戦する過程を綴っていきます。
「人生はチャレンジ!」 命尽きるまで全力投球!

どつきあい!

2008年02月07日 | 総合格闘技・修斗
今日は、胃カメラを飲む日です。hospital
一年前に胃ガン検診で「精密検査の必要あり」という通知をいただき、専門医で胃カメラを飲み、「問題ないが、毎年胃カメラを飲みに来なさい。」ということだったので、前回から1年経ったので、今日、人生2回目の胃カメラを飲むことになった。

2週間前ぐらいから緊張して胃のあたりが痛いような気がしてならない。

ガンだったらどうしようか、死ぬかも知れない。「悪性の腫瘍があります。」とか「ご家族を呼んでください。」などと言われたらどうしよう「ずばり、ガンです!」と言われたら、平常心でいれるのか、「武士道とは死ぬことと見つけたり」などと偉そうに言いつつ、うろたえて目がウルウルしたりするかも知れない。nose3
自分という存在がこの世から消え去るのだ。人間とは実に儚いモノだ。

一応、緊急入院ということになったらいけないので、先日から自分の部屋もきれいに掃除して、神に命を委ねるつもりで病院に向かった。ブラジリアン柔術の全日本大会に出場する朝の気持ちと似ている。

まず、病院で受付を済ませて、血圧を測り、口の筋肉が麻痺するような薬を含み、眠くなる注射tyushaを打ってもらって胃カメラを飲む。昨年はここで眠ってしまい、痛くもかゆくもなかったのだが、今年は目がさえまくり、寝たいのだが寝られない。

緊張したら「オェ~」、歯磨きするのにも「オェ~~」と言う人が、カメラなんか喉から突っ込まれた日には、のたうち回るぞ。寝なかったら絶対やばい。でも寝られない。

いよいよカメラの挿入です。(目は冴え冴えです。)

「グェ~ ぐるじぃ~ だずげて!」(声は出せません。心の声です。)

「すぐ終わりますから、ちょっとじっとしててくださいね!」(看護士さん)

棒で身体を串刺しにされるような感じで凄く苦しかった。

診察室で先生に胃の中の写真を見せてもらいながら
「胃は問題ありません。」「メタボの方をちょっと心配した方がよいかもしれません。」

「体重は100キロあるんですが、体脂肪率15%だし、カロリーコントロールしてるし、週に6日は2時間以上のトレーニングをして汗を流してます。」と反論。

「そうですか、それは失礼しました。そしたら良いです。」先生はあっさり納得

夜は、パラエストラ愛媛で柔術の練習
今日は、初めてスーパーセーフを顔に無理矢理はめこんで、総合ルール(顔面パンチあり)で小松さんと打撃のスパーリング。

「マススパー(7~8割の力で)でやりましょう。ケガしたらいかんので!」と言いつつも顔にパンチが入るとだんだん頭に血が上ってくる。

そして、スーパーセーフ(剣道の面のようなモノ)を付けると非常に視界が悪く、息苦しい。
それに顔面にパンチが飛んで来るというのは、顔面パンチなしの極真ルールに慣れている私としては勝手が違って、少しとまどった。打撃スパーは10年近くやっていなかったので、パンチとキックのコンビネーションもばらばらだった。(反省)
小松さんとは体重20キロぐらいの体格差があるので、捕まえて投げ飛ばして関節技を極めたが、やはり、そのルールに慣れている人間は、うまいと思った。もし、小松さんも180cm100キロだったら結果はどうかわからない。
でもどつきあいのケンカをしてるみたいで凄く楽しかった。血が騒いだ。やっぱ究極はどつきあいやね。また、練習してみたい。


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