龍山義弘の武道求道録

人生を通じて、様々な武道や出来事に挑戦する過程を綴っていきます。
「人生はチャレンジ!」 命尽きるまで全力投球!

春日館送別会・激励会

2006年03月26日 | 春日館道場
今日は、先般の春日館卒業式を終えた中学3年生4人の送別会兼激励会を市内の中華料理店で行いました。
道場生の父母や弟、妹まで約35名の方が激励に集まってくれました。
宴会では、カラオケをみんなで歌い、盛り上がりました。

春日館少年部を巣立って行く4人が高校生になってもそれぞれの道で元気に活躍してくれることを願います。

春日館卒業式を実施!!

2006年03月19日 | 相撲
3月17日(金)春日館相撲道場の少年部卒業式を行いました。
卒業したのは、鎌谷勝輝くん(9年修行)、眞方勤くん(8年修行)、田中勇太くん(5年修行)、冨永一成くん(3年修行)の4名です。

鎌谷君と冨永君は、卒業式恒例の道場生全員との申し合い30番とぶつかり稽古20本をこなしました。眞方君と田中君は足を痛めていたので相撲はとりませんでしたが、まわしをまいて卒業証書のタテを受け取りました。

無事、4名とも送り出すことができて良かったです。


儚い命、無力な人間

2006年03月15日 | 春日館道場
3月12日(日)、春日館、野村高校、中央大学で学年が3つ先輩のムラナカ先輩(42才)がバイク事故で亡くなったとの知らせを電話で受けた。驚きよりも「またか。」といった感じである。私は、何かもう悲しい知らせに慣れてしまった。

私が中学3年生の時にムラナカ先輩の相撲をみて野村高校進学を決めた。ある意味、私の進路を決定づけたキーマンである。急に「亡くなった。」と言われても全然ピンとこない。

今日、東京の品川で行われる葬儀に出席するため、朝一番の飛行機で東京に飛んだ。現実として受け止められない私は、葬儀で棺の先輩のお顔をジッと見た。精悍なお顔は化粧をしているせいか武者人形のようだった。

「本当に先輩なのだろうか。人形じゃないのか?信じられない。」

泣いて悲しむご遺族をみて気の毒でいたたまれない気持ちになった。特にご両親は逆縁となり心中察するに余りある。

「先輩もぜひ一緒に」とムラナカ先輩の弟が言ってくれたのでご遺族に混じってご遺体を火葬後、お骨も拾わせて頂いた。

あんなに元気な人が一瞬のうちにこの世を去って、灰になってしまう。「人間というものはなんて儚くて、無力で、あっけないのだろう。」

ムラナカ先輩自身も「俺は他人より頑丈だから少々のことでは絶対に死なない!」と公言していたという。死んだことに気づいていないかもしれない。

先輩に限らず、人間はいつか必ず死んでしまう。みんな。あなたも。私も。
命の砂時計の砂は確実に落ちている。誰にも止められない。先輩のように急に人生の幕が引かれる可能性だってある。しかし、考えても仕方ない。

帰りの電車、空港も人、人、人。先輩が亡くなったのにみんな何事もないように過ごしている。時間はドンドン流れている。私も飛行機を降りてから家に帰り、柔道の稽古に向かった。来週は昇級試験(茶帯)に挑む。

限りある人生、悔いの残らないように真剣に精一杯生きるしかない。死んでいく時に「俺は精一杯頑張ったぞ!」と言えるように。


将来の夢

2006年03月11日 | 相撲
今日は、私が事務局をやっている愛媛県スポーツクラブマネジャー協議会の勉強会を愛媛県生涯学習センターで行った。

この会は、文部科学省の提唱する「総合型地域スポーツクラブ」のマネジメント(経営)をするマネジャー養成講習会を受講したメンバーで組織している。3年前に東京に10日間の研修を受けに行った7人のメンバー(私を含む)が発起人となり立ち上げた。

今日は、香川県の丸亀市からELF丸亀(エルフ)というクラブのマネジャーに来ていただいての講演会&意見交換会を行った。

総合型地域スポーツクラブとは、地域において多種目(複数のスポーツ種目)のスポーツによってクラブ経営を行うというものである。

私は、将来の構想として春日館を総合型地域スポーツクラブにしたいと思っている。

なぜ、総合型かというと総合型にすれば、経営体となり得る可能性がある。つまり、職業とすることができる。人を雇用することが出来る。(経営が順調に行けばの話)

相撲単体では経営は成り立たないが、これに柔道、ブラジリアン柔術、総合格闘技、空手、太極拳、パワーヨーガ、ウェイトトレーニングといった教室を設定し、ターゲットとなる世代にあった種目の時間設定をして施設をフル稼働させれば、机上の想定では経営は可能である。(人口50万人の松山なら)

しかし、実際には日本で数千のクラブが立ち上がっているが経営体として成り立っている(黒字)のは数えるほどである。武道クラブというのはあまり例がない。サッカーやバレーといったメジャースポーツが多い。

1月には、東京に新日本プロレスの坂口征二氏が建設した柔道とレスリングの道場、プライドに出場している菊田早苗氏のグラバカ道場などの視察に行った。

お酒単体の小売店を開くよりコンビニにした方が訪れる客は多い。訪れる客が多ければお酒を目にする客、お酒を手に取って買ってかえる人も増える。理屈は同じで相撲をするために相撲道場を訪ねてくる子どもは少ないが、他の目的で来たとしても訪れる人が多ければ手にとっていただける可能性は高くなる。

春日館道場で教え子達を雇用して、日本の武士道精神と礼節、オールマイティの格闘技術をもった青少年を健全育成していくのが、私の夢である。

実現するか、どうかわからないが、夢に挑戦する過程(プロセス)が楽しいのではないかと思う。


戦闘モード

2006年03月08日 | 相撲
昨日(7日)は、相撲の稽古。
道場内の室温19度。暖かくなった。
先日までは10度前後で寒くて仕方なかったが、久しぶりに相撲をマサキとマサハルと取った。

今日(8日)は、柔道の稽古。
もう始めてから3ヶ月が経過したので、そろそろ初心者としてではなく「戦闘モード」に切り替えようと思う。