龍山義弘の武道求道録

人生を通じて、様々な武道や出来事に挑戦する過程を綴っていきます。
「人生はチャレンジ!」 命尽きるまで全力投球!

真夏の決戦

2007年07月30日 | ブラジリアン柔術
全日本ブラジリアン柔術選手権の無差別級にエントリー。

ついに決戦。誰に頼まれたわけでもなく、期待されているわけでもなく、別に無理して高い飛行機代を払って(夏休み期間のお盆前後は、一番高い)出場する必要もないのだが、自分自身に課す難行苦行。

相撲は裸だが、柔術、柔道の稽古は道衣を着ているので、とにかく夏場は暑い。冬場は暖かくて良いのだが・・・。未知の相手との闘いは緊張の連続。そして真夏の暑さとの闘い。20代の若い頃とは明らかに違う自分の肉体との闘い。我が肉体と精神は修羅場を耐えられるのか。

「楽な道と苦しい道があったら、迷わず苦しい方の道を選びなさい。苦しい道の方が得るものが多い。」大山倍達先生 談

勇気をもって前に進もう!

あと続かず・・・残念。

2007年07月23日 | 春日館道場
青森県で開催される全国中学校総体行きを懸けた愛媛県中学総体が、今日行われた。
春日館道場のメンバーは、誰もその切符を手にすることはなかった。

道場開設以来、初めての経験ではないかと思う。私自身の反省材料はたくさんあるが、他人を強くするという作業は、誠に難しい。

「敗軍の将、兵を語らず」だが。

真面目に道場に通い続けたのに最後に勝たせてやれなかったこと。大輪の花を咲かせてやることができなかったことが、ただ、ただ残念である。

しかし、これで終わりではない。終わるべきではない。
楠木正成公曰く「勝敗は常なり、少挫折を以て其の志を変ずべからず」と。


あとに続け!

2007年07月22日 | 春日館道場
きょう、大相撲で玉春日が7勝7敗から千秋楽に勝ち越しを決めた。
幕下では、山崎が6勝1敗の大勝ち。
きょうの瀬戸内少年相撲西予大会では、伊藤好信が個人優勝。

明日は、県中学総体で鎌谷、重松が決戦に挑む。いままでの春日館道場における修行の集大成をみせてほしい。やるべきことはやった幸運を祈る。

大会のイメージトレーニング

2007年07月02日 | 春日館道場
松山市小中学生相撲大会の前々日の稽古で

道場生の太一君(小学3年生)がいきなり「先生、ぼく決勝戦まで行ったよ!!」

私 「????」

太一君 意味が通じていないことを察したのか
「明後日の大会で龍之介君と決勝戦で闘うところを今、考えよるんよ。」

大会のシュミレーション(イメージトレーニング)を頭の中でやっていたのだ。凄いぞ、太一

しかし、ここまで完璧なシュミレーションができて先生に発表したのに、そのとおり成らなかったら。もし予選で負けたりしたら、可哀想だなぁ・・・。と少し不安も頭をよぎった。
まぁイメージどおりに行かないこともあることを知るのも勉強じゃ。

大会当日、太一君は、小柄ながら自分よりも大きい相手を予選から得意の投げ技でバッタ、バッタと投げ倒して連戦、連勝。

シュミレーションのとおり、みごと決勝戦まで勝ち進んだ。
決勝の相手は、立ち合いの当たりと出足が鋭いので少し立ち腰の太一君にとっては、どちらかというと取りにくい相手になるだろうと感じた。

「はっきよい!!」の声で立ち上がったが、相手に後ろに付かれて押し出されてしまった。

残念。

大会が終わった後に「太一君、次は優勝するところまで、しっかりシュミレーションしておいた方がいいよ。」と言うと

「うん。わかった!」

負けた後は、悔しそうだったが、表彰式の後は銀メダルを口にくわえてうれしそうだった。

良かった。イメージどおりで・・・・。安堵