今夜も飲んじゃった・・・

よう子とたか子のカルトワイン日記

プチ Dagueneau会

2006-03-17 01:34:51 | ロワール
写真左より
1989 Didier Dagueneau,Pouilly Fume Silex
年をとると人間もワインも驚くほど丸くなるものです。あんなに尖っていた彼も今や凝縮して厚みのある素敵な大人の男になりました。とにかくその変身ぶりにオドロキの一言です。やっぱり比較してみないと分からないものですね~。全ての共通点は繊細さでしょうか。ダグノー自身はあまり繊細そうに見えませんけど(笑)。


1994 Didier Dagueneau,Pouilly Fume Silex
まさにシレックス(火打ち石)の名の通り、煙いほどの鉱物的な硬い香りは鉛筆の芯を連想させるほど。口に含むと酸とミネラルの大洪水とにかく全ての要素が鋭角的でかなりシャープ。もう少し寝かせた方が良いですね。


1996 Didier Dagueneau,Pouilly Fume Pur Sang
3本中一番ビオっぽさを感じました。香りに独特の漬け物的な発酵臭がほんのり。干したパイナップルやカリンのような果実味もありますがかなりドライ。アルコールもしっかりしてるのに、後味が妙にさっぱりすっきり。かなりオモシロイ味わいです。


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