今夜も飲んじゃった・・・

よう子とたか子のカルトワイン日記

ASADA, le 20 Aout vol. 2

2006-08-29 01:33:55 | ASADAワイン会
6. Rose d'Alsace, Rene Mure 2004 ( blind )
ブラインドですが私は答えを知っていたので皆が唸ってるのを見るのがちょっと楽しかった 珍しいアルザスのロゼです。やっぱり酸のボリュームは高いですね。日本のチェリーのような上品な果実味でピンクペッパーなどのスパイス感もあり。とってもフルーティーでグイっと飲めちゃうタイプです。O野さんゴチです

7. Two Hands Brave Faces 2003
数々の雑誌やメディアから高評価を受けているにも関わらず日本ではあまり見かけませんね。何ででしょう。絶対に「濃い濃い系」だろうと思ってたんですがタンニンも程良く滑らかで、かなり綺麗な味わいでビックリ。グルナッシュ65%、シラー35%。

8. Two Hands Bad Impersonator Shiraz 2003
こちらはパーカー93点 単一畑のシラーを100%使用。よりシンプル且つエレガントな仕上がりで私はこっちのが好き。話題になった名前についてですが『下手な物まね芸人』という意味で、生産者のマイケルさんが「グルーチョ・マルクス」というコメディアンの物まねをしている写真がラベルになってます(写真右)。おちゃめ

9. Giusto di Notri, Tua Rita 1997 ( blind )
Giusto di Notri 1995が去年飲んだワインの中でベスト1って程美味しかったんですが、アレが本当に特別だったんですね~。全然味わいが違ってて答えを聞いた時に唖然としました。97は良いヴィンテージなので、もっと寝かせたらあの凝縮感と甘みが出るんでしょうか・・・

10. Torbreck The Bothie 2003
こちらもパーカー大絶賛のオーストラリアワイン。甘口を飲むのは初めてで香りはとにかくマスカット!と思ったら本当にマスカット・ブラン100%でした。味わいはハチミツを薄めたような感じでちょっと個性的。でもどっかで飲んだことある味だなー・・と思ったワケがわかりました。ミュスカ・ド・ボーム・ド・ヴニーズをイメージして作った酒精強化ワインだって。なるほどね。

ASADA, le 20 Aout vol. 1

2006-08-26 21:25:26 | ASADAワイン会
いや~、またしてもアップが遅くなってKさんに怒られそう・・。無言のプレッシャーはいつも感じてます

今回の大目玉はルーミエのシャンボール1937。何と初代ジョルジュのボトルです。こりゃスゴイって事で満員御礼の14名!皆でマグナム2本を含む10本を開けました。

1. Brut N.V. Jose Michel
泡がとても繊細で滑らかな口当たり。柑橘の爽やかな酸でスッキリしてますが旨みもあります。とてもエレガントでこの時期にぴったりの清涼感のあるシャンパーニュでした。レコルタン・マニュピュランでピノ・ムニエをメインに使うのが得意の造り手だそうです。

2. Au Bon Climat Chardonnay Reserve Talley Vineyard 1991
注がれた直後は樽香が強かったんですが時間とともに白い花、パイナップル、石油、プラスチックなど複雑で華やかな香りに変化。ミネラルたっぷりで樽のニュアンスも思ったよりずっと上品。とてもバランスの取れた味わいで、私は下のBian Nacidoより断然こっちが好きです

3. Au Bon Climat Chardonnay Reserve Bien Nacido Vineyard 1991
ハニー、クッキー、ナッツ等かなり甘みの強い香り。ただ味わいは酸が少し突出していて、こちらの方が熟成が進んでいるように感じました。評価はTalleyよりも高いようで、こちらの方がお好みの方が多かったようです。マグナムのリザーブでも15年くらいが熟成の限界みたい。シャローンの1987を飲んだ時も思いましたが、白で80年代ってのはかなり難しいようですね。

4. Chambolle Musigny, G. Roumier 1937
エッジがオレンジがかった透明感のある明るいルビー。グラスに注がれた直後の干しプラム、オレンジピール、シナモンの甘い香りが一秒毎にみるみる消えてく、その酸化のスピードに驚きます。3~5年前に飲んでみたかった。でも美しく歳をとった素敵なワインでした。村名でここまでしっかり熟成してるなんて、本当に良い仕事をしてるんだろな

5. Givry Clos du Cellier aux Moines, Joblot 1992
コート・シャロネーズのAOCなんて試験で覚えて以来すっかり忘れちゃってますが、そんなマイナー地区のワインの美味しさを教えてくれるのもASADAさんならでは。パーカー五つ星の超優秀生産者だそうです。濃いけどピュアな果実味で92年と思えない程フレッシュ感がありました。かなりポテンシャルの高いワインですね、まだ持ちそう。逆に若いヴィンテージってどんな感じなんでしょうか。すごく濃いのかな?





たまにはモルトなど・・・

2006-08-26 19:30:00 | Weblog
先日湘南男さんと六本木のCaskに行ってきました。というか連れて行ってもらったんですが。モルトも大好きなんだけど、如何せん門外漢なので細かい事はサッパリわかりません 折角なのでとバース・ヴィンテージのモルトを紹介してもらいました

左の Caol Ila はまさにハニー!!甘くてまろやかでとっても美味。女の子が好きそう。右の Glenturret は華やかな香りでお花、麦、ちょっと病院みたいな薬っぽい香りも。かなりドライで鋭い味わい。個人的には Caol Ila の方が好きかな。

やっぱりモルトの勉強もしよっかな~。・・・って今まで何度も同じ事言ってんだけどね




Meursault Perrieres, Yves Boyer Martenot 1986

2006-08-24 17:50:28 | ブルゴーニュ
小さいですが、とても評価の高い生産者であのノース・バークレー社のセレクションにも入ってます。白の当り年、1986のペリエールなんて最高に決まってます。ただ重大な問題がありました。その日はすでにビール、ワイン、焼酎を飲んでいて、自分のキャパに隙間が無かった事です・・・ 初めて(のハズですが・・)店のテーブルで寝ました ひぇ~、ホントすいません 他にお客さんがいなかったのが救いでしょうか。復活してもう一度残りを飲んだ印象としては、「かなり華やかな香りで密やべっこう飴のような甘みたっぷり、味わいはミネラリーで後味残る柑橘類の皮やワタのホロ苦さが心地良い。」・・・とメモに残ってます 皆さん、良いワインを開ける時は自分のコディショが万全の時にしましょう

Boxcar Pinot Noir 2004

2006-08-24 17:02:02 | カリフォルニア
Amour Fou ほどの強烈なインパクトはないですが、バランスが良くチャーミングなワインでした プラムっぽい。時間とともに甘みが増してきて、ゆっくり飲んでも楽しめます。現地だと25ドル以下で売られているのでかなりお値打ちだなんだけど、日本だと送料やコストが色々と乗っかって随分と高い小売になっちゃうところが悲しい・・・ まあ、Red Carのピノが手の届く価格で飲めると思えば安いのかも。同じBoxcarのシラーも飲んでみたいな~。

Domaine de Trevallon 1983

2006-08-20 14:53:10 | フランスその他
甘いっ 蜜っぽい甘さがたっぷりですが、すごく透明でサラっとしてる。赤いフルーツのエキス分だけを抽出したよう。甘みの奥に青い野菜っぽさ、腐葉土、きのこやたばこ等の複雑な熟成感があり、グラスに注ぐ度に味わいのニュアンスが変化して1本で色々な表情を見せるとても豊かなワインでした。今までに経験した事の無い味わいに感激 バックヴィンテージ自体なかなか出てこないですからねー。本当に貴重です。O野さん、ありがとうございました

Midnight Party, le 28 Juillet

2006-08-04 18:57:29 | ASADAワイン会
第二回目の深夜の持込会です。今回は4名で6本、結構飲んでましたね。
以前は私が一番睡魔と闘っていたのですが、今回は二人が後半寝てました
まあ、皆さんお仕事の後ですからお疲れのハズ。(1名は飲みすぎで寝ていたような・・・) こんな光景も深夜飲み会ならではです。テンションの高い跳ね馬さんも見れてなかなか面白かった なんとか最後まで体力がもった私も最後の1本に関しては、味わいが曖昧で・・・湘南男さん、ごめんなさい

1.Calera Viognier 1994
自分で持参しといて褒めるのもなんですが、いやビックリ!まさかこんなに美しく熟成しているとは思わず香りだけだと「誰かムルソー持って来た?」と疑うほど。ブルには無いネットリ感と南国系のフルーツや花の香りが新世界らしさとして出てましたけど、とにかくイメージを覆されて逆にヴィオニエの特徴がわからなくなりました もう少し冷えてたらさらに良かったかな。

2.ルージュ・クサカベンヌ 旭洋酒 2005
ここで告知した旭洋酒さんのワイン会ですでに飲んでいたにもかかわらず、品種なんだっけ?なんて考えてる私はプロにはなれません 香りはガメイのようなイチゴキャンディー系、ちょっと鉄っぽい香りも。味わいはかなり爽快なカンジでサラっとしてます。品種はマスカットベリーAですね、ハイ。

3. Ch. La Fleur Petrus 1997
久々のボルドー!んまいっ!!果実味たっぷりでエレガント。舌触りが本当に滑らかで丸みのあるワインですね。今飲んで十分に美味しいヴィンテージです。やっぱりボルドーは凄いなぁ 安心して飲めますね。湘南男さん、ゴチです。

4. Club Lealtanza Reserva, Bodegas Altanza 1999
なんと、あのレアルマドリッドの社長やサッカーチームの為に特別に仕込まれた樽らしいです。といってもサッカーのことはめっぽう暗くて、名前くらいしか知りませんが 凝縮したジャミーな果実味とリッチな酸が印象的。さすがK田さん、いつも面白いワインありがとうございます

5. Bandol Rose, Domaines Ott 1988
K田さんが一か八かで持って来たボトル、残念ながらちょっと熱が入っちゃってました 状態が良かったらどんな風に熟成してたんでしょうね~。興味があるだけに惜しいっ

6. Chassagne Montrachet Clos Saint Jean, Bernard Morey 2002
非常に申し訳ないのですがテイスティングコメントのメモを見てみると、すごく汚い字で「酸味しっかり、典型的なカンジ」としか記されてません・・ 白で有名なモレの赤、レアなのにぃ~。この会ではボトルの順番が大切ですね。最後は睡魔と酔いで覚えてないという事態が発生しますから・・。