今夜も飲んじゃった・・・

よう子とたか子のカルトワイン日記

ASADA, le 21 Mai

2006-05-26 00:57:41 | ASADAワイン会
とうとう風邪ひいちゃいました日頃の不摂生の賜物でしょう、胃腸がストライキを起こしてしまったようで、毎食ウドンかサンドイッチのローテーションで非常にムナシイ・・・。喉がビールを求めても全く体がついてこない・・うー、拷問じゃ~。飲みの予定をお断りしてしまいご迷惑をおかけしてしまった皆様本当にすいません

さて、前回予告した通りASADAのセリエム会のご報告をする予定だったのですが人数が揃わず憧れのセリエムちゃんはおあずけに その代わり全く個性の違う4本のワインを5人でゆっくり楽しみました。

S.Anderson Rose 1991
ややオレンジがかったサーモンピンクの液体から溢れてくるリンゴの蜜やピーチのコンポートの甘みたっぷりの香りにテンションが上がりますボリューム高めの甘みと酸味をしっかりした泡がギュッと包み込んで綺麗にまとまってます。カリフォルニアの泡って分かり易い美味しさとコストパフォーマンスが魅力ですよね。

St.Veran La Chapelle,Louis Jadot 1989
今回のサン・ヴェランは何といっても香りの華やかさに驚きました。ムルソーのようなリッチなミネラル香にリースリングを彷彿とさせるオイリーな香りもほんのり。グレープフルーツの皮やワタのようなホロ苦さと酸とミネラルが口のなかでごろごろしてる。ちょっと骨太系のドライなワインでした

Fixin Hervelets,Dominique Laurent 1997
Kさんが以前シビレた時のボトルよりはやや凝縮感が弱いようでしたが、十分濃厚でしたよ。かつお梅や煮出した紅茶のようなコク、酸もたっぷり。タンニンもよく溶け込んでいるけど、飲み終わった後歯の裏にしっかり残ってます。これであともう少しの甘みがのってたらサイコーだったんでしょうね。ボトルの底の方になるとホントに濃い!私は上澄みの透明感がある方が好きだな。

Case Pinot Noir Sleepy Hollow Vineyards,Talbott 1996
目玉ですよ、今回の!白が有名なタルボットですが、このピノ調べる程に凄いヤツだったってことがわかりました。一番良い畑をセレクトし樽・瓶熟合わせて3年半も寝かせてます キラキラと透明感があって繊細でブルゴーニュと勘違いしそうなんですが、後からくるアルコールがすんごくてやっぱカリだな~君は。ラベルに度数が記載されて無かったのですが'99だと14.5%だとか。繊細なのにネットリ、何だか妙な魅力を感じる1本でしたわ


今回ワインより何より気になったことが・・・。久しぶりにお会いした方々が多かったのですが、なぜか最後には『兄貴』と呼ばれていました・・・なぜなんだろ!?私の素性をよく知っている人はいなかったのに。確かに会社では男みたいなモンですが・・今回は大人しくしてたのにな~。暴れたりしてないし。おかしいにゃ~。やっぱ服装がいけなかったのかなー。次はフワフワしたスカートとかピンクのフリフリとかで行こうかな・・・って、持ってないけどね う~ん、このままじゃマズイ。一人反省会しよ。


字多くて読みにくいですねー、すいません


Kosta Browne Rose 2002

2006-05-17 01:14:28 | カリフォルニア
下記のCWGの続きです。まずはこのワインを頼んだ経緯を説明させて下さい。

【CWGでの1コマ】
A:『次何頼む?カリピノ飲みたいって言ってたよね?』
Y:『うん、ピノがいい。』
A:『じゃ、好きなの頼めば?』
Y:『マジで』(メニューに手を伸ばそうとする)
A:『・・おおっすいませーん!(店員を呼ぶ)このコスタ・ブラウンのロゼありますか?』
Y:『なーーっ!?!?!?』


とまあ、概ねこんな感じで理不尽且つ不条理な形でこのワインと出会ったわけです。(言いすぎ?)スペクテーターで軒並みハイスコアを叩き出し、そのコストパフォーマンスの良さで今にわかに話題のコスタ・ブラウン。名前くらいしか知りませんでしたが、このロゼかなりレアみたいです。熟成型で100%ピノで造られてます。(・・・あれ、ピノじゃん?) ’02とは思えない程濃く鮮やかなサーモンピンクですが当初はもっと濃かったとか。チェリーやクランベリーの蜜付けのような甘酸っぱいキュートな香りとは裏腹にかなりドライな味わい。やはり4年経っている為か、果実味やタンニンが少しフラットな印象でした。今度はリリース直後に飲んでみたいですね。

この後、ピノの欲求を満たすべくグラスでIron Hourse Pinot 02を頼みDashe Zinfandel 03,Graziano Zinfandel 03に加えA氏のグラスも奪いつつ「やっぱしカリフォルニアはいいなー」なんて呟きながらご機嫌な夜を過ごしたのであります。

実はここだけの話ですが今カリフォルニアに夢中なんですよ、私。そんなわけで今週末はASADAのセリエム会、来週末はCWGのワイン会とガンガン飛ばしていきまっせまたご報告いたしますのでお楽しみに。

Forman Chardonnay 2002

2006-05-15 01:38:08 | カリフォルニア
怒涛の飲みウィークでアップするのがすっかり遅くなりました。いい加減書かないと何もかも忘れちゃいそうなので、眠い目を擦りつつ、コーヒーを啜りつつ書いてますうへー。先週の月曜に頼もしい呑ん兵衛仲間のAさんと仕事の後大好きなCWGへ。いやー、月曜のお酒は美味しいねー!ってことで結構がっつりと頂いちゃいました。まずはロゼ・スパークリング"Schramsberg 02"で乾杯。初めて聞いた銘柄でしたが活き活きとしたベリー系のフルーツが口中にはじけた後、ピンク・ペッパーや八角等のスパイスの風味も。シャンパーニュ方式で造られているだけあって、飲み応え十分。次にこのForman Chardonnay 02。カリフォルニアらしいリッチな果実味を酸がキュっと引き締めていてシャープな味わいです。新樽のこってり感もなく程よくクリスピー。品があってとってもキレの良いシャルドネですね。んん~、美味下手なブルゴーニュより満足度高いですよー。

CALERA RYAN PINOT NOIR 2002

2006-05-14 01:34:33 | カリフォルニア
ASADAで相棒のYと待ち合わせ♪私は久々にお邪魔しました。
店に入ると、一足先に到着したYがワインを持ち込んでお待ちかね。後輩のストックをゴチになっちゃいました。ラベルには輝く『FIRST VINTAGE』の文字が生産量690本という貴重な品らしい。ご馳走様です

甘く濃厚な果実香の中に薬草のような香りが混じり・・・なかなか複雑です。お味は予想以上に酸がしっかりしている、思いのほか引き締まった印象。熟したラズベリーのような果実味にベリー系のフレーバーティーような柔らかな余韻漂う後味。味わいには香りで感じたほどのスパイシーな表情はあまり感じられなかったな。ワインを提供してくれたYに似て若々しさの中に柔らかさのあるチャーミングな一本だったわん

ワインのお供は・・・毎度炸裂!の店主Kさんの軽快なトーク。今回も数々の名(迷?)言が飛び出し。。。いやー、いろんな意味で勉強になりました。ちなみに、私の今日イチの一言は『人間束になると結構凄い』ってやつです。
・・・。Kさま、さすがです。(T)


いや~、山梨帰りでぐったりですが、Tさんのコメントを見て思わず書き込みしちゃいました。実はこのワイン、昨年の某友人夫妻宅でのクリスマス・パーティーに招待されて(あれっ、違った?)飲んだ時とかな~り印象が違っていて、ちょっとビックリしました。当時はもっと甘苦系の凝縮感があってカリピノらしさがあった!色も濃かったし!今回グラスに注がれた色を見て「あれっ?」と思い、飲んで更にその酸の強さに首をかしげちゃいました。透明感が増してピュアな印象は強くなってましたが厚みはややダウン。しかし半年も経たないうちにこんなに変わるものでしょうか。んー、やっぱりジャンセンなんかよりはずっと短命な感じですね。しかしTちゃんナイスなコメントあんがと(チャーミングってとこね 笑)。私の今回のお気に入りKさん語録は『囲い込むことが大事』かなー。しかし、このコメント見ただけだと、一体何話してんだかって感じだよね。いたってフツーの世間話ですから、皆様
(Y)


St Veran, J.A.Ferret 1997 Half

2006-05-08 23:06:36 | ブルゴーニュ
ブラインドで出されたこの1本。香りはメープルシロップのような蜜の甘みたっぷり。飲むと意外にサラッとしていて透明感があり、ミネラルと瑞々しさを感じる。香りと味わいのギャップが以前ASADAのワイン会で飲んだハチミツワインに似てる!なんてホロ酔いで叫んだら白い目で見られましたすいません、わかってない人間で・・。プィイ・フュイッセの名手フェレのサン・ヴェラン。そんなんわりませんって・・・マグナムが凄かったらしいですけど、ハーフはやや控えめな味わいでした。でも確かにこれはレア・ワインですね。皆さんお気付きだと思いますがタイトルほどカルトなものを飲んでないので(笑)こーゆーのがたまにはないとね


幻の一品・・!?

2006-05-08 21:09:42 | Weblog
ワインじゃねーじゃん!と思っちゃいました?実はお店のドアを開けた途端甘酸っぱい良い香りが広がっていて、店主のKさんがバルサミコを煮詰めて何やら特性ソースを作っていたのです。「じゃ,特別にお出しします」と言って出されたのがこのレバーにバルサミコサースをかけた一品。まだ試作品の段階でしたが火の入れ方が絶妙でトロッとしたレバーの甘みとバルサミコの酸味が絡み合いかなり美味プチムートンのグラスを空けるスピードを加速させたのでしたこれからおつまみメニューに載るかもですので、皆様ASADAで赤ワインをお楽しみの際は是非素敵なマリアージュをご堪能くだされ。(ってこれくらい褒めておけばいーですか、Kさん?

Petit Mouton 2000

2006-05-08 20:45:10 | ボルドー
わけあって実家にしばらく帰ってまして、毎日キリン500ml×2本の日々。東京に戻ったらとりあえずワイン飲みたい!!と思い、帰宅したその日にこのワインを持参していそいそとASADAにお伺いしてしまいましたえへへ。以前も同じワインを友人宅で飲んだのですが、その時より印象良かったです。カシスリキュールやドライチェリー、タバコ、シナモンの香り。タンニンもこなれて滑らかになっていて、シルキーで丸みのある口当たり。味わいの要素が全て綺麗に溶け合っていて、引っかからずにツルツル入っていく感じ。そんなわけで、あれよあれよという間に飲んでました 笑。我が家で2年ばかし転がしておいたので、良い環境で寝かしてたらもう少しパンチがあったかも、なんせ2000ですものね