今夜も飲んじゃった・・・

よう子とたか子のカルトワイン日記

Stag's Leap Lot 2 1978

2007-01-22 23:46:56 | カリフォルニア
これは、わざわざ待って飲んだ甲斐ありでした。
Lot2ってなんだろうと思ってたんですけど、何とS.L.V.でした
76、77、78ヴィンテージは区画毎にLot1,Lot2と分けてボトリングしてたみたいです。
S.L.V.73がパリテイスティングで1位を獲った話は有名ですけど、その凄さの片鱗が見えた感じがしました。

とにかくエレガント 果実の可愛らしさも残しつつ、トリュフやキノコの複雑なフレーヴァーもたっぷり。こーゆーのをヴェルヴェットっぽい舌触りと言うんでしょうか、大人の色気を感じさせるワインでした。

Boxcar Pinot Noir 2004

2006-08-24 17:02:02 | カリフォルニア
Amour Fou ほどの強烈なインパクトはないですが、バランスが良くチャーミングなワインでした プラムっぽい。時間とともに甘みが増してきて、ゆっくり飲んでも楽しめます。現地だと25ドル以下で売られているのでかなりお値打ちだなんだけど、日本だと送料やコストが色々と乗っかって随分と高い小売になっちゃうところが悲しい・・・ まあ、Red Carのピノが手の届く価格で飲めると思えば安いのかも。同じBoxcarのシラーも飲んでみたいな~。

深夜の Red Car

2006-07-28 18:37:25 | カリフォルニア
やっちゃいました。深夜1時の酔っ払いの誘いにのってノコノコとタクシー飛ばしてASADAへ着いたのが2時。そして開けたのがこのワイン。

Red Car The Table 2002
エッジまでネットリとした濃いガーネット。ブラック・チェリーのリキュールのような凝縮した甘~い香り。こりゃ重たくて濃い「ザ・新世界シラー」だろうと思ったらビックリ。想像よりもずっとエレガント。タンニンも程よくこなれていて、酸と甘みのバランスが良かったです。ってワケであっという間に飲んでました(笑)。

この後またしても焼肉行って(私は食べてませんよ、私は・・)、バーに行って、最後にファミレスのコーヒーで締めたころには太陽が眩しい時間でした。さすがに家に着いた頃は死ぬほど疲れてた。それでも一緒にいたSさんはそのまま仕事行ったからな~。恐ろしすぎる・・・。普通の人間ではありません。

こんなコト仕事してない今しかできないから、まあいいか、と自分で自分に言い訳してるのはどうしてでしょうか。まあ、この記事読んで確実に引いてる人の顔が目に浮かびますが・・・


しかしASADAって日本で一番Red Carを開けてる店なんじゃないかと思う。


もったいない・・・

2006-07-28 17:57:32 | カリフォルニア
こんなにゴージャスなワインを開けたにもかかわらず、酔っ払っていて最後のFlowersなんてほとんど味わいを覚えてません ひぇ~、もったいない・・・。珍しく残したし・・・。もう一度同じワインを普通の状態で飲みたいっす


Ravenswood Old Hill Vineyard Zinfandel Sonoma Valley 1986
先日の'90より更に穏やか。少し枯れかかっているような味わいが心地良くて、この時の私にはこちらの方が美味しく感じました。

Williams Selyem Pinot Noir Cohn Vineyard Russian River Valley 1993
ずっと飲みたかった憧れのセリエム。何だか妙に甘みが強くて、少し不自然なバランスの味わい。美味しくないワケではないけど・・・。若い時から同じような味わいなのかな?これだけ酸が低いと熟成に耐えられないような気がするんだけど、どうなんだろ。

Flowers Pinot Noir Camp Meeting Ridge Vineyard Sonoma Coast 1995
こっちも憧れのFlowers。しかもCamp Meeting!でも、この時にはすでに眠気が襲ってきていて味なんてほとんど覚えてナイ・・・すでに散々飲んでいた私には濃かった。それくらいの印象しか覚えてません。残ったワインを二日後にグラスで頂きましたが、全く別物になってました


第26回 CWFC

2006-07-17 21:30:40 | カリフォルニア
何と言うか、本当に今更な記事でオハズカシイ・・・
去る7月1日にCWFCのワイン会に行ってきました。
写真の通り有名スター勢揃い!カリ初心者の私としては憧れのワインが飲めてウハウハでした

1. Domaine Carneros Sparkling Brut Rose NV
2. Peter Michael Chardonnay Belle Cote 1997
3. Kistler Chardonnay Sonoma Coast 1997
4. Rochioli Sauvignon Blanc 1997
5. Saintsbury Pinot Noir Brown Ranch 2002
6. Rosenblum Zinfandel Lockpile 2003
7. Loring Pinot Noir Clos Pepe 2004
8. Lewis Oakville Ranch Cabernet Sauvignon 1993

Peter Michaelの人気が高かったみたいです。上品な樽のニュアンス、ミネラルと果実味のバランスが良く芯のある大人っぽい味わいでした ブラインドで出たRochioliは甘みがしっかりしていてまさかSBとは・・・。話題のLoringは個性的。鼻を近づけるとビオで感じるような発酵臭がほんのり。グラスのふちの足がなかなか落ちていかない程粘性が高く、アルコールはなんと15.2% まだまだ硬くて開くまでには相当時間がかかりそう。数年後飲んでみたいですね。最後のLewisは酸がたっていて、ちょっと落ちてきてたかな~。やっぱり熟成の能力はフランスのカベより弱いのかなと思いました。

今回ご一緒したK田さんはCWFCワイン会初参加。行くまでは妙に不安がっていたのに、当日はすっかり溶け込んでいて私以上に馴染んでました。最後には女性に囲まれ名刺交換までしてるところは、さすがイケメンバーテンダー!!アッパレです

第25回 CWFC vol.2

2006-06-02 01:25:19 | カリフォルニア
5.Red Car Amour Fou 2004
ASADAで話題のワイン、ようやく飲めました~ とにかく個性的な味わいで、私の印象はローズ・キャンディー。ちょっと人工的な雰囲気の香りと味わいだったかな。しばらくするとカリピノらしい、チェリーやクランベリーのリキュールのような甘い果実香が広がってきました。'03はもっと濃厚だったとか。それにしてもラベルのインパクトはナンバー1です!

6.Ojai Apricots 1997
ジンとシラーのブレンドです。私のグラスは底の方でオリがいっぱい、旨みも渋みもギュ~ッと詰まってましたが、やっぱり断然上澄み派なんですよねー。チャーミングな果実味と酸のバランスが良く予想よりもピュア。ジンのネットリした濃さが苦手な人にはオススメです。

7.Newton Unfiltered Merlot 2002
2本目のブラインド。3択のクイズ形式で全問正解しちゃいました、えへへ まあ勘が当たっただけですけど。なんせ、シラーだと思ってましたから(笑)。果実味もタンニンもしっかり、凝縮感たっぷりのワインですね。バランスが良くて心地良い濃さでした。

8.A.Rafanelli Zinfandel 1986
ジンのオールドってあまり飲む機会が無いですが、枯れた感じもグーです やや酸が強い印象はありましたが、果実味もしっかり残っていて意外に透明感がありました。ジン好きにとっては興味深い1本でしたよ。


計8本、全て違った味わいでとても充実したワイン会でした 濃い濃い好きの方々にはやや物足りなかったみたいですが、私にはちょうど良かったです。しかも、最後にサプライズで誕生日を祝って頂いて、かなり感激 (ただ年齢が皆ににバレちゃいましたけどね )お店の雰囲気も素敵でサービスも良いですから、皆様是非足を運んでみて下さいね~。

http://www.cwg.jp/slo.html

ちなみに次回のCWFCも随分ホットなラインナップみたいですよ~。しっかり手帳に予定書き込んじゃいました




第25回 CWFC vol.1

2006-06-02 00:16:39 | カリフォルニア
行ってきましたよ~、CWFC なんと言っても今回のワインは熱いっ!!Brewer CliftonのGreg Brewerが新しく始めたワイナリーDiatomが登場しましたから どんだけ体調が悪くてもこれだけは行くつもりでした。まあ、結局全て美味しくいただきましたけどね~

1.Moraga Bel Air 2002
ウェルカムドリンクで出てきたのですが、これが旨い!ロサンゼルスのSBで、香りはかなり華やかな柑橘系ですが、ミネラルたっぷりで瑞々しい味わい。現地で75$もするらしいですよ~。スタートからエンジン全開です

2.Diatom Chardonnay Clos Pepe 2005
来ました、今一番ホットなワイン!まずそのヴィジュアルにぐっときますね~!ロウ・キャップがいーんだな。'05なのでかなり若いですが、オレンジや、熟したグレープフルーツの果実味に加えリッチなミネラルが弾る!高めの酸が全体を引き締めアルコールが高いのにとっても爽やか!今回一押しの1本です

3.Diatom Chardonnay Huber 2005
畑が違うとこんなに味わいも変わるんですね。クロ・ペペよりずっとトロピカル!マンゴーやパッションフルーツなど南国系フルーツの濃厚な甘みたっぷり。ボディも厚くネットリしてるなーと思ったら、なんとアルコール16.2%なんですって、ひょえ~!ガツンとパンチがあるんですが、酸とミネラルで上品に仕上げてあるところがさすがです

4.Atlas Peak Sangiovese 1992
ブラインドだったのですが、残念ながら私たちに注がれたボトルは綺麗にブショネでした 香りも味わいもとにかくコルキーで、品種なんて全くわかりませんでした・・。まあ、ブショネじゃなくても新世界の品種なんてわかんないですけど。本来の味はちょっとわかんなかったですね、二口ほど飲んで残しちゃいました。ゴメンナサイ。


Kosta Browne Rose 2002

2006-05-17 01:14:28 | カリフォルニア
下記のCWGの続きです。まずはこのワインを頼んだ経緯を説明させて下さい。

【CWGでの1コマ】
A:『次何頼む?カリピノ飲みたいって言ってたよね?』
Y:『うん、ピノがいい。』
A:『じゃ、好きなの頼めば?』
Y:『マジで』(メニューに手を伸ばそうとする)
A:『・・おおっすいませーん!(店員を呼ぶ)このコスタ・ブラウンのロゼありますか?』
Y:『なーーっ!?!?!?』


とまあ、概ねこんな感じで理不尽且つ不条理な形でこのワインと出会ったわけです。(言いすぎ?)スペクテーターで軒並みハイスコアを叩き出し、そのコストパフォーマンスの良さで今にわかに話題のコスタ・ブラウン。名前くらいしか知りませんでしたが、このロゼかなりレアみたいです。熟成型で100%ピノで造られてます。(・・・あれ、ピノじゃん?) ’02とは思えない程濃く鮮やかなサーモンピンクですが当初はもっと濃かったとか。チェリーやクランベリーの蜜付けのような甘酸っぱいキュートな香りとは裏腹にかなりドライな味わい。やはり4年経っている為か、果実味やタンニンが少しフラットな印象でした。今度はリリース直後に飲んでみたいですね。

この後、ピノの欲求を満たすべくグラスでIron Hourse Pinot 02を頼みDashe Zinfandel 03,Graziano Zinfandel 03に加えA氏のグラスも奪いつつ「やっぱしカリフォルニアはいいなー」なんて呟きながらご機嫌な夜を過ごしたのであります。

実はここだけの話ですが今カリフォルニアに夢中なんですよ、私。そんなわけで今週末はASADAのセリエム会、来週末はCWGのワイン会とガンガン飛ばしていきまっせまたご報告いたしますのでお楽しみに。

Forman Chardonnay 2002

2006-05-15 01:38:08 | カリフォルニア
怒涛の飲みウィークでアップするのがすっかり遅くなりました。いい加減書かないと何もかも忘れちゃいそうなので、眠い目を擦りつつ、コーヒーを啜りつつ書いてますうへー。先週の月曜に頼もしい呑ん兵衛仲間のAさんと仕事の後大好きなCWGへ。いやー、月曜のお酒は美味しいねー!ってことで結構がっつりと頂いちゃいました。まずはロゼ・スパークリング"Schramsberg 02"で乾杯。初めて聞いた銘柄でしたが活き活きとしたベリー系のフルーツが口中にはじけた後、ピンク・ペッパーや八角等のスパイスの風味も。シャンパーニュ方式で造られているだけあって、飲み応え十分。次にこのForman Chardonnay 02。カリフォルニアらしいリッチな果実味を酸がキュっと引き締めていてシャープな味わいです。新樽のこってり感もなく程よくクリスピー。品があってとってもキレの良いシャルドネですね。んん~、美味下手なブルゴーニュより満足度高いですよー。

CALERA RYAN PINOT NOIR 2002

2006-05-14 01:34:33 | カリフォルニア
ASADAで相棒のYと待ち合わせ♪私は久々にお邪魔しました。
店に入ると、一足先に到着したYがワインを持ち込んでお待ちかね。後輩のストックをゴチになっちゃいました。ラベルには輝く『FIRST VINTAGE』の文字が生産量690本という貴重な品らしい。ご馳走様です

甘く濃厚な果実香の中に薬草のような香りが混じり・・・なかなか複雑です。お味は予想以上に酸がしっかりしている、思いのほか引き締まった印象。熟したラズベリーのような果実味にベリー系のフレーバーティーような柔らかな余韻漂う後味。味わいには香りで感じたほどのスパイシーな表情はあまり感じられなかったな。ワインを提供してくれたYに似て若々しさの中に柔らかさのあるチャーミングな一本だったわん

ワインのお供は・・・毎度炸裂!の店主Kさんの軽快なトーク。今回も数々の名(迷?)言が飛び出し。。。いやー、いろんな意味で勉強になりました。ちなみに、私の今日イチの一言は『人間束になると結構凄い』ってやつです。
・・・。Kさま、さすがです。(T)


いや~、山梨帰りでぐったりですが、Tさんのコメントを見て思わず書き込みしちゃいました。実はこのワイン、昨年の某友人夫妻宅でのクリスマス・パーティーに招待されて(あれっ、違った?)飲んだ時とかな~り印象が違っていて、ちょっとビックリしました。当時はもっと甘苦系の凝縮感があってカリピノらしさがあった!色も濃かったし!今回グラスに注がれた色を見て「あれっ?」と思い、飲んで更にその酸の強さに首をかしげちゃいました。透明感が増してピュアな印象は強くなってましたが厚みはややダウン。しかし半年も経たないうちにこんなに変わるものでしょうか。んー、やっぱりジャンセンなんかよりはずっと短命な感じですね。しかしTちゃんナイスなコメントあんがと(チャーミングってとこね 笑)。私の今回のお気に入りKさん語録は『囲い込むことが大事』かなー。しかし、このコメント見ただけだと、一体何話してんだかって感じだよね。いたってフツーの世間話ですから、皆様
(Y)