犬がおるので。

老犬から子犬まで。犬の面倒をみる暮らし。

サンタの贈り物。

2013年12月28日 | おせわがかり日誌


移転準備と月末年末通常業務でクリスマスどころじゃない日々を過ごしていたのだったが。




25日、外出先から戻ってみると、自宅で緊急事態発生、即刻戻らねばならない状況に。




移転準備ややらねばならぬ仕事が気になったが、あたふたと風呂敷残業覚悟で身の回りのものをまとめて会社を後にした。




飛んで戻ると、はたして事件は起こっていなかった。ほっとして、胸をなでおろす。




やらなければならないことだらけなのだが、数日預かり保育でストレスが溜まっていた犬と見つめあうと自然それらは後回しに。




夜の街に出て散歩に出かけると、前方から犬が大好きな近所の長老犬がやってきて、犬はひんひん大喜び。




満足して戻ってきて、山盛りのごはんを食べて、すやすやとこたつで眠る犬。




昼間、会社でも突発的な仕事が入り、予定していた業務が片付かなかったりもしたのだが、クリスマスくらいは犬に孝行しろということだろうか。




軽いいびきをかきながら、リラックスした様子で眠る犬の肌のあたたかみを感じながら、ふとそんなことを考えた。

今日のアクシデントはきっとサンタからの贈り物だ。

今日くらいは、犬と一緒にすごしなさい、という、教えだったのだ。



不思議なことに、心当たりがまったくないのに、冷蔵庫に保存してあったごはんの入れ物がなぜか空になっていて、

もしかして実は本当に誰かがやってきて、食べて行ったのかと思いひやりとしたが、すぐに思いなおし、

配達疲れのサンタがお茶漬けでも食べて行ったのだろう、と思うことにした。



そう考えると、ほんのちょっと楽しい。

サンタさん、贈り物、ありがとう。