犬がおるので。

老犬から子犬まで。犬の面倒をみる暮らし。

水色のたまご。

2012年05月17日 | おせわがかり日誌


「ねえ、おかあさん、これなあに?」


おれこが森で、たまごをみつけたよ。

水色の、とてもきれいな、たまごよ。





「そっかあ、とりさんの“たがも”かあ!」


そう、とりさんの、たまご。

風で落ちてしまったのかな?

さらわれてしまったのかな?





「だれの“たがも”なのかなあ?」


多分、ここは海じゃないから、「ムクドリさん」じゃないかなあ。

この大きさの青い卵を産む鳥は、ムクドリのほかに2種類あるんだって。

ひとつは海の近くに住む「イソヒヨドリ」というのだけど、埼玉には海がないもんねえ。

いまひとつは外来種の「ガビチョウ」。でもこの鳥はこの森では見かけないもんねえ。

アカハラか、シロハラに似た鳥がいるけど、もしかしてガビチョウと勘違いしていたのかな。

かわいそうだけど、自然の世界は、とっても厳しいんだよね。

またいつか、生まれてきたらいいねえ。