犬がおるので。

老犬から子犬まで。犬の面倒をみる暮らし。

前略、おふくろ様。

2012年05月10日 | おせわがかり日誌


「なんですって!」

おお。

楽しみにしていたのに、なんてこった。

全体的な流れが遅れたために、23時からだった「前略おふくろ様」の最終回、みはぐった。

・・・30分くらい。

あー、ざんねーん。




「おーちゃん、ひでさんが、すきかもよ~」


とはいえ、26話もあるうちの、2回見たっきりなのだけど、全体の1話分も見ていない。

噂には聞いていたけれど、若いころはそう興味もなく、また、ショーケンの魅力もまったくわからなかった。

今でも、今のショーケンにはまったく興味がない。

だけど、前略~のころは、すごくいいのね。

何がっていわれても、1/26話しか見てないからわからん。

説明はできないが・・・。



概要 [編集]

『前略おふくろ様』は倉本聰原案による、東京の下町を舞台にした、照れ屋な板前の青年(萩原健一)と周囲の人々との触れ合いを描いた青春ドラマである。桃井かおりと「ピラニア軍団」、特に川谷拓三を一躍有名にしたことでも知られる。また、テレビドラマ「傷だらけの天使」で若者を中心にカリスマ的人気を得ていた萩原健一を主人公の純朴な青年に、ヤクザの幹部やヒモのプレイボーイ役を演じることの多かった梅宮辰夫を「渋い板前」役にキャスティングし、イメージ・チェンジさせたのもこの作品である。第1シリーズは1975年10月17日 - 1976年4月9日、第2シリーズは1976年10月15日 - 1977年4月1日に放送。タイトルは萩原演じる主人公が母親宛に書き送る手紙の冒頭で、ナレーションも手紙を読んでいるという設定で萩原が行っている。このナレーションの手法は後の『北の国から』や『オレゴンから愛』にも採用された。






「おれこちゃん、へいせいうまれよー」


なんともいえない、昭和の香り。

わたしたちの世代がうんと子供だったころの大人たちの世界。

そういうものが、たまらなく懐かしい。

そしてなんといってもスタッフ&キャストの豪華な顔ぶれたるや。


キャスト [編集]

第1シリーズ
萩原健一 - 片島三郎
梅宮辰夫 - 村井秀次
丘みつ子 - 浅田ミツ子
北林谷栄 - 浅田ぎん
桜井センリ - 浅田平吉
桃井かおり - 岡野海
大滝秀治 - 岡野次郎兵衛 
火野正平 - 岡野かつお
坂口良子 - 渡辺かすみ
加藤嘉 - 渡辺甚吉(渡辺組棟梁・かすみの父)
室田日出男 - 渡辺組・半田妻吉(通称:半妻)
川谷拓三 - 渡辺組・利夫
大口広司 - 渡辺組・ヒロシ
高月忠 - 渡辺組・光夫
生井健夫 - 片島一郎(三郎の長兄)
下元勉 - 片島信吾(三郎の次兄)
寺田農 - 片島修(三郎の兄)
丘さとみ - 西本民子(半妻の婚約者・通称:ブス)
芹明日香 - 美那子(平吉の愛人)
小鹿番 - おそめ店主・栄次
木田三千雄 - アパートの管理人
岡嶋艶子 - 半田とめ(半妻の母)
小松政夫 - 板前・政吉
小原秀明 - 板前・正
姫ゆり子 - 仲居・つる子
石井富子 - 仲居・やえ
岡野美穂 - 仲居・ちょう子
夏海千佳子 - 仲居・しん子
浅野亜子 - 手伝い・春
田中絹代 - 片島益代 ※伝説の大女優ですから


第2シリーズ
萩原健一 - 片島三郎
梅宮辰夫 - 村井秀次
八千草薫 - 竹内かや
木之内みどり - 竹内冬子
桃井かおり - 岡野海
大滝秀治 - 岡野次郎兵衛
坂口良子 - 渡辺かすみ
加藤嘉 - 渡辺甚吉
風吹ジュン - 鈴木春子(通称:タヌ子)
樋浦勉 - タヌ子の兄
室田日出男 - 渡辺組・半妻
川谷拓三 - 渡辺組・利夫
大口広司 - 渡辺組・ヒロシ
高月忠 - 渡辺組・光夫
生井健夫 - 片島一郎
下元勉 - 片島信吾
寺田農 - 片島修
田中えりか - 大山ユミ
小鹿番 - おそめ店主・栄次
岡嶋艶子 - 半田とめ(半妻の母・のちの「川波」の御燗番)
小松政夫 - 板前・政吉
志賀勝 - 板前・修
小野武彦 - 木下明
岸田今日子 - 三宅花恵
清水まゆみ - 川田京子
河原裕昌(河原さぶ) - 加東
三浦洋一 - 内藤タカシ
山内明 - 松岡冬吉(松の字)
大原麗子 - 大原麗子(本人役)
岩城滉一 - 大山夕介
緋多景子 - 仲居・さき
今井和子 - 仲居・ふさ子
藤田淑子 - 仲居・光子
新井春美 - 仲居・しのぶ
牧よし子 - 御燗番
関根勤 - テレビ番組司会
高沢順子 - コインランドリーの女
渡瀬恒彦 - 宮川力
丘みつ子 - 浅田ミツ子
北林谷栄 - 浅田ぎん
田中絹代 - 片島益代 ※何度でもいうけど、伝説の大女優ですから







「おうちゃん、うまれるまえだよね?」

やたら長い期間放送されてたんだな、と思ったら、第2シーズンもあったのか。

ほうほう。私が見たのは、第1シーズンだったのね~。

ちょっとしか見てない私がいうのもなんだけど、とにかく、梅宮辰夫がしぶい!

今では板長というのかね。

ポジション花板、なんだけど、それがまた、かっこいいんだぜえ!

このドラマへの出演が縁で料理に目覚めちゃったのかしらねえ。

のちの辰ちゃん漬けとか、ねえ。





「おうちゃんわ、もうねるね、こどもはねんねのじかんだもーん」


で、で、またね、キャストだけでなく、スタッフもかっこいいのね。


スタッフ [編集] 

企画・原案:倉本聰
チーフ・プロデューサー:梅谷茂(日本テレビ)
プロデューサー:清水欣也、武井英彦(日本テレビ)
             平島定夫、工藤英博(渡辺企画) 
脚本:倉本聰、市川森一、高階有吉、金子成人
演出:田中知己、吉野洋、高井牧人
音楽:井上堯之、速水清司(演奏:井上堯之バンド)
製作:日本テレビ、渡辺企画


いやいやいや。

そういう名前とかでなくて、注目したいのは、ここなのさ。


また、同最終回では倉本聰の「ドラマに携わっているものはみな僚友、肩書なんぞ関係ない」という意向から、番組のラストで脚本の倉本本人をはじめ出演者、制作者、裏方などのエンドロールが異例とも言うべき肩書・役名なしのアイウエオ順でクレジットされた。



ねえ~?

格好いいですよねえ、これ。

まあ、そうでもしないと、おさまりがつかない顔ぶれだったわけなんだね、当時も。

いやー。

今さ、ドラマ低視聴率とかいってるけどさ、もう、新しいのやめたらいいんじゃない?

『クラシック劇場』とかさ、『名作ファミリー劇場』とかさ、そういうのでいいからさ、再放送したらいいんじゃないのかねえ。

スポンサーもつきやすいと思うけどな。(当時若者だった人たちが今ごろ偉くなってるんでしょうからさ)

そうすると、制作費が少なくて、スポンサーが支払う公告費用そのものを抑えられるかもしれないけれども、まあ考えてみなせえよ。

DVD販売、オンデマンド、舞台化、ケーブルテレビへリサイクル、当時のキャストは再ブーム、一大ムーブメントよ。

過去の財産は、今の若い人たちにとっては、未知の世界だから。新たな顧客(視聴率)も呼び込めるし。

何も新しいものを作ることだけが、技術じゃない。智恵を出すより、実力を見せつけるのは、いまだという気がしますね。

今、お笑いでも歌でもないんだよ。視聴者は。いいドラマが見たいんだよ。

青春ものでも、時代劇でも、現代ものでも、もう、な~んでもいいから。

泣いたり笑ったり、心配したり、ドラマの中の出来事を自分に置き換えたり、したいんだよ。

『仁~JIN』がヒットしたのも、きっとそこが理由なんじゃないかと思うんだがなあ。

一応、ここに、再放送希望リストをつづっておきます。

テレビ関係者の皆さん(友人含む)、よろしくお願いしますね。

 
 放送希望ドラマリスト

 前略、おふくろ様(第1シーズン)
 前略、おふくろ様(第2シーズン)
 池中玄太80キロ
 ありがとう
 花の影
 肝っ玉かあさん
 寺内貫太郎一家
 時間ですよ
 阿修羅のごとくⅠ・Ⅱ
 おしん
 いのち
 探偵物語
 

ああ、そういいながら、つづきが思い浮かばねえ。

あとはプロの皆さんに任したぜい。