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犬がおるので。

老犬から子犬まで。犬の面倒をみる暮らし。

スギ花粉と放射性物質と。

2012年03月19日 | おせわがかり日誌


「しゅんみん、あかずきんちゃん」


あったかくなってきたので、布団内容を真冬仕様から春仕様に替えた。

肩がこっちゃうし、暑くて目が覚めちゃう。無駄に寝汗もかくし。





「うー、わん、わん」


なわけで、久し振りに布団を干した。

原発事故からこっち、ほとんど外で布団を干さない。

今年の花粉には、ものすごい、たっくさん、放射性物質が入ってるという話だし。

花粉症ではないのに、なんだか損した気分だ。

東京都知事のあの人は花粉症で、花粉のせいだけで奥多摩の森林を伐採してしまえ!とかいってたけど、

放射性物質入りの花粉についてはノーコメントなのか。原発推進派のようだからなあ。





「おさんぽのあとはー、よくねむります」

しばらく大丈夫だったのに、ここのところ毎日散歩するようになってから、

また、けいれんや、ヘンな咳が出るようになってしまった。寝てるとき、ぴくぴくしてるし。

外から戻るとき、おふろで足を洗うのだけど、そのとき一緒に、鼻や口なども洗うようにしてる。

だって、犬はあちこちくんくんにおいをかぐし、地面に近いところに顔を持ってくでしょう。

人間よりずっと放射性物質を吸い込んでると思うし、付着してると思うから。

ああ、もしあるのなら、犬ねこ用マスクをつけて歩きたいわ。

伐採が続く神社の森で、三匹の模様とりどりの猫が、枯れ葉だまりの中にいて、切なくなった。

・・・引っ越しの相談かしら。

この日はあったかくて、あちこちで猫を見かけたのだけど、

飼い猫も、のらねこさんたちにも、マスク、つけてもらいたいな、と思った。

というより、放射性物質が飛び交う空間なんて、いやだと思った。

そうじゃない空間に戻りたいと、心から思った。

チェルノブイリでは汚染地域に人を戻し、安全を確認しながら暮らしてるけど、

いそのさんちと、いささか先生のおうちが隣あっていて、

いそのさんちはオッケーだけど、いささか先生のおうちはだめで、

数年かけてよくなる場合もあるけど、去年は大丈夫で今年はだめ、っていうような数値の出方をするそうだ。

だから広い農地の作物の場合、食品もサンプル検査じゃ、危ないわけなんだよな。

そういうのを忘れないようにして生きていくのは大変なんだよな。

ロシアでは正確な数字を把握した上での生活してるけど、日本はそうじゃないんだもん。

復興のためにも、正確な数値を把握できるようするべきだ。

安全なんだったら、何もいうことはないんだから。