逝去
2023-07-30 | 日記
実父に続き、母も逝去
この酷暑の中
勘弁してくれ
あの人は、どうして生まれてきたのか
なんで、あんな人生を生きていたのか
謎でしかない
私は、入院していて
葬儀諸々には出席できない
ちょうどよい
あの人も、私には送られたくないだろうから
あの人
何だったんだろう
どうしてあんな人生であったのだろう
誰も悲しまないなんてね
今、
四十九日の間に
振り返り
何を感じ、何を思うのか
あの人
の
人生、何だったんだろうか
何か、あの人は
どう考えても
救えない
私の入院を分かっての事なのか
それくらいに思う
もう、いいけど
父親、あとはよろしく
そして、
向こうで、みんなこんなに苦しい思いを
していたんだぞ!
いい加減にしろっ!
って
怒鳴っておいてくれ!!
お願いだ
父が先に逝き
そうした思いはあったであろう
でもさ
人間、いじわるはダメなんだよ
嘘つきもダメなんだよ
正直者は馬鹿を見るけど
正直者は、正義だよ
いじめられた人間は、一生忘れるわけないじゃん
それを知らずして
のうのうと生きていて
幸せに最期が過ごせるなんて
虫がいいんだよ
世の中は
そうじゃない
真面目で、正直、
気が付いて、気が利いて
優しさを持ち、
相手を思い遣れる人間が勝つんだよ
どこまでも
そうなんだ
自分優先で生きている人間は
所詮そこまでだよ
そういうものなんだよ
甘えちゃいけない
自分は、勝ちだと思っている人間ほど
哀れなものはいない
かわいそうだ
あまりにも
相手を想いやれないなんて
人間的に経験値がなさすぎる
ひどすぎる
人間的に、生きている修業が足りない
ただの甘えだ
そういうの
ダメなんだよ
現実にね
真面目で、正直者は
馬鹿にされ、いいように使われるだけだよ
それでいいって、思っている人間が多いから
でも、絶対的に違う
もし、この世とあの世のつながりで
裏と表で繫がっているとして
もし、亡くなったときに
その答え合わせができたら
あぁ、間違っていたと
大いに反省してくれ
現実に生きている中で、
それがどれほどの辛さだったかを
知る由もないだろうが
それは
自分の身に降りかかるんだよ
だから、
そこで、どれほど反省をしても
遅いんだ
その後の自身の人生に
影響してくるんだよ
もう人間になれないと思うし
万が一、なれたとしても
地獄のような人生になることは確定だよ
それくらいのことをしてきたと
肝に銘じたほうがいい
母よ、あの世で
いろんな人から
お叱りを受けるといいよ
いや、その前に
振り返る時間の中で
せめても、気づけよ
あんたは、それくらいの事を
散々してきたんだぞ
誰も許しはしないから
そのつもりでいてくれ
あんたの人生が終わって
どれだけの人間が、清々していることか
分かっただろ
そういうことだよ
とにかく、姉と姪には
多大なる感謝をすることだね
そこ、間違えないように
そして、
この際と思って、私を迎えに来てもいいけれど
その時は
私も容赦ないから
そのつもりでお願いしますよ
私は、覚悟できているので
葬儀にも行けず、よかったと胸をなでおろしているよ
あんたは、それくらいの人間だったんだよ