小学生の頃
私は
まだ
野生で生きていた
ただの子供で
無知で
ガキだった
哀れであったと思う
賢さのない子供で
貧乏丸出しだった
勉強はできず
容姿も冴えず
見すぼらしかった
救いはどこにもなく
親からももはや見放されていた
親から
嫌われていたので
誰かから好かれるという感情は
未だに知らない
嫌われる要素は
大いに持っているだけで
今も
誰彼に嫌われながら
日々を生きている
早く死ねたらいいと
思っている
素敵なこと等
何もなく生きている人生は
地獄のようで
それでも
それを出さない様に
いい感じを醸し出して生きている
そうしなければ
生きてなどいけない
あまりにも
虚しくて
やってらんない
私の日常は
立て直らない
もう
いいのだ
これでも
頑張ったのだ
もういいだろう
誰にも触れないで
このまま終わりたい
誰とももう会話をすることもないだろう
いい
それでいい
長い孤独が終わると思えば
それで十分だ
役に立てない人生であった
申し訳ない
他人の顔色ばかり
気にしすぎて
疲れてしまったよ
やはりね
人間形成の時代の
時間は貴重だ
親も人間だから
仕方ないけれど
でも
壊されたよ