空手道へっぽこ稽古日誌 An ordinary person's karate practice diary

いい歳こいて空手を学ぶおっさんの備忘録。
23年7月2日に二段になりました。
まだ続けるのこれ?

棒術形【6尺棒と持ち方】

2009年04月10日 | 【空手型】備忘録
棒術における若干の注意
●棒をはじめ沖縄古武術を演ずるときは、閉足立ちの直立体ではじめます。
 立礼をおこなってから演武をはじめ、終わったときもまた足を閉じて収めるのが正法です。
●棒は地面につけずに、少し話して抱え持つのが正法です。
 三分法で棒を持つ理にかなっているからです。
●初伝では、水平に打ち込むのがよいでしょう。
 棒の水平の感覚をまず身につけることから教えるからです。
 中伝では、”斜め打ち””つばめ返し”を教えます。
 初伝では、打ち込んだあと払って受ける動作は丹念に鍛えること。
 中伝で”打ち込み即構え”の一挙動で鍛えるとよいでしょう。


棒術棒術講座
天竜の棍と周氏の棍-沖縄派棒術
日本勤労者空手道会・棒術杖術研究会(著)川元 規久昭和
51年6月20日刊行より。
2009/03/01 update
2009/04/10 update

6尺棒は先端を「竜頭」、終端を「竜尾」と呼び、それ以外の部分を「中柄」と呼びます。
沖縄伝の棒術は、「中柄」を3等分にして、等分した線のやや内側を左右の手で握るというのが基本スタンスです。
これを三分法とよびます。演武中ももつ位置は変わりません。
日本の柔術や槍術からの技術を伝える棒術の場合、終端を「竜尾」をもって振り回すこともあるそうです。

2009/03/01 update
2009/04/10 update