空手道へっぽこ稽古日誌 An ordinary person's karate practice diary

いい歳こいて空手を学ぶおっさんの備忘録。
23年7月2日に二段になりました。
まだ続けるのこれ?

汪楫【古流型その3】/09.03.01

2009年03月01日 | 【空手型】備忘録
ワンシュウ(汪楫)は、もとは泊の型で、首里手・泊手系の各流派に伝わるというのが一般的な解釈のようです。少林寺流でかならずやります。
松涛館流では燕飛(エンピ)という形として伝わっています。
演武は、十文字を描き、正面>左正面>右正面>再び正面>後ろ正面>正面の順序で進みます。
※演武線の横は「かけ足」の足裏イメージです。

1.起勢。ナイファンチ立ち。
2.両手を掌(五本貫手)にして、真下に向けて勢い良く下ろす(突く)。同時に足の先はやや内向き。
3.息を吸いながら、両腕を大きく左右へ広げ、肩の高さまで上げる。手は掌のまま。ナイファンチ立ち。
4.まだ息を吸いながら、左右から腕を正面へ。肩に沿わせて、一直線に。
5.呼吸を収め、正面で両手を重ねて下げる。左手は掌、右手は拳。
6.正面。左下段払い。
7.左正拳(正拳:掌上向き)を腰に構え、右正拳を上に添える。
8.右足、踵を中心に体を開ける。
9.左足を正面へ運び、大きく左下段払い、四股立ち。
10.左足、踵を中心にやや体を開ける。
11.左足前の前屈立ち。左手は腰に構え(正拳:掌上向き)、右正拳逆突き。後、右手を掌、左顔の前で受け。
12.右手手刀を構え、(敵を)牽制しつつ、尺取足で歩を詰め、姿勢をきめる。
13.右足前の前屈立ち。右手は腰に構え(正拳:掌上向き)、左正拳逆突き。後、右手を掌、左顔の前で受け。
14.右下段払い。右前足・左後ろ足で「かけあし」
   右足は足裏全部を床に、左足は踵を浮かせで、右足のよぼろくぼ(ひざ裏)に左足の膝を乗せる。
15.体は左正面へ向ける。四股立ち。
16.左足、踵を中心にやや体を開ける。
17.左足前の前屈立ち。左手は腰に構え(正拳:掌上向き)、右正拳逆突き。後、右手を掌、左顔の前で受け。
18.右手手刀を構え、(敵を)牽制しつつ、尺取足で歩を詰め、姿勢をきめる。
19.右足前の前屈立ち。右手は腰に構え(正拳:掌上向き)、左正拳逆突き。後、右手を掌、左顔の前で受け。
20.右下段払い。右前足・左後ろ足で「かけあし」
   右足は足裏全部を床に、左足は踵を浮かせで、右足のよぼろくぼ(ひざ裏)に左足の膝を乗せる。
21.体は右正面へ向ける。四股立ち。
22.左足、踵を中心にやや体をあける。
23.左足前の前屈立ち。左手は腰に構え(正拳:掌上向き)、右正拳逆突き。後、右手を掌、左顔の前で受け。
24.右手手刀を構え、(敵を)牽制しつつ、尺取足で歩を詰め、姿勢をきめる。
25.右足前の前屈立ち。右手は腰に構え(正拳:掌上向き)、左正拳逆突き。後、右手を掌、左顔の前で受け。
26.右下段払い。右前足・左後ろ足で「かけあし」
   右足は足裏全部を床に、左足は踵を浮かせで、右足のよぼろくぼ(ひざ裏)に左足の膝を乗せる。
27.体は正面へ向ける。四股立ち。
28.左足、踵を中心にやや体を開ける。
29.右足上段前蹴り。同時に右手上段正拳突き。左手は右手肘下に添える。
30.右足前の前屈立ち。右手は膝前にさし手で構え(掌:掌下向き)、左手は額の前に受け(掌:掌正面向き)。
31.右足前の前屈立ちで、右足一歩前へ運び。右手は膝前にさし手(掌:掌上向き)。左手はそのまま。
32.体は後ろ正面へ向ける。同時に左右の手で投げを打つ。二丁さし手。四股立ち。
33.右45度へむけて、大きく右手刀受け。左手は手刀で右肘下へつける。右足前の後屈立ち(レの字)。
34.左45度へむけて、大きく左手刀受け。右手は手刀で左肘下へつける。左足前の後屈立ち(レの字)。
35.体を正面に向けて、収式。