あるタカムラーの墓碑銘

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11月7日

2008-11-07 23:22:41 | 高村薫作品カレンダー 今日は何の日?
『レディ・ジョーカー』

1995年 昼食時、半田修平、合田雄一郎からの四十一通目の手紙を読む。
      午後2時過ぎ、朝の火事について、相方と聞き込みを開始。
      午後4時半ごろ、江崎グリコ前のファミリーマートで、有力な情報を仕入れ、その後喫茶店で休憩。半田、張り込もうという相方の誘いをはねのける。
      午後5時半、半田ら、喫茶店を出る。雑色駅まで出て、蒲田署に電話を入れ、8時に上がると伝言。その後、パチンコ店へ入る。五千円のプリペイドカードを買い、1時間45分、台の前に座り続け、フィーバーを出す。五箱積み上げ、二箱を相方に譲る。
      午後7時55分、蒲田署の刑事部屋へ戻り、係長に報告。その後、6日分の捜索差押調書を作成。
      午後8時34分、半田、蒲田署を出る。
      午後8時40分、半田、サンエブリーで果物ナイフ一本とアイスモナカを買う。京急蒲田駅に向かう間、台紙を破ったナイフをジャケットに入れ、アイスモナカを一口かじって捨てる。
      午後8時51分、半田、空港線のホームに立つ。
      午後8時53分、電車に乗り込む。
      午後8時55分、糀谷駅に到着。歩幅を調整しつつ、電話ボックスへ向かう。萩中から歩いてきた男が電話ボックスに入るのを見て、合田と確信。
      半田、ナイフを取り出し電話ボックスへ入り、レディ・ジョーカーと名乗る。自首を勧める合田を刺す。半田、110番へかけ、刑事を刺したことを告げる。
      合田、病院に運ばれ約6時間に及ぶ手術を受ける。

(ちなみに「相方」とは、名字ではありません。「漫才師の相方」と同様の用法です。名前が出てないの・・・。

江崎グリコの名前がここで書かれてたとは、今の今まで知らんかった・・・。例のあの事件(だけ)をモデルにした作品なので、まさかズバリそのものをねえ・・・。
うん、やっぱり今年の最後の読書の締めくくりは、『LJ』だな! 来年『太陽を弾く馬』の単行本が出るのなら、今のうちに読んでおかないと。ましてやその後『LJ』の文庫版が控えているならば、「文庫化前の単行本版」という意識を持って『LJ』を読めるのは、この時期をおいて他にない!)


その他、調査中。確認次第、更新します。

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11月7日の誕生日の花と花言葉・・・むべ 「愛嬌」

参考ページ  誕生日の花と花言葉 カレンダー



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