写真ばかりではページ表示に時間がかかって重いので、ちょっと間をおきましょう。
地どり参加者のmarimoさん、minoringさんとおしゃべり中、念を押すように尋ねられたのが、月刊文芸誌「新潮」 のことでした。
「「新潮45」や「小説新潮」は見たことあるけど、「新潮」は知らない」と、同じことを思った方も多いかと思われます。
私も「文芸誌」と呼ばれる雑誌は、今年3月の「文藝春秋」が、初めて買ったものになります(笑)
書店で購入される方は、「文芸誌」の置いてある棚やコーナーへ行って、探しましょう。
あとは、慣れですね。このページにもしつこいくらいリンクを貼っていますので、月刊文芸誌「新潮」 の基本デザインを目に焼き付けておきましょう。
また、「新潮」のメールマガジンに登録する というのも、「新潮」を知る一つのきっかけになるかと思います。
配信は、発売日前日の6日。(6日が日曜日だったら、配信は7日未明。先月の配信予定日の6日は日曜日だったので、7日に配信されてました)
今回は新連載ということもあって、恐らく冒頭の部分が読めるはず。それを読んで、「購入しようかな」と検討するのも良いでしょう。
「書店で確実に入手できるか不安」という方や、「上記の試し読みをして、購入しようか」と決めた方は、雑誌のオンライン書店 Fujisan.co.jp を利用されるのもいいでしょう。送料無料で、雑誌によっては割引もありまして、「Fujisan.co.jp」で取り扱っている「新潮」は、現在、「雑誌愛読月間定期購読キャンペーン特価」で販売中! 年間約1冊分の値段、お得になっています。
(別に回し者ではないんですが・苦笑)
以上が、私がない頭で考えた購入方法です。ご参考になりましたでしょうか?
但し「買わないけど、図書館に「新潮」をリクエストして読む」という方は、この限りではありません。
***
今月7日(木)、月刊文芸誌「新潮」 の2006年10月号より始まります、<合田シリーズ> <彰之シリーズ> が融合された作品の新連載のタイトル。
こちらのブロガーさんの記事から知りました。ありがとうございました!
『太陽を曳く馬』
・・・だそうです。ひゃ~、カッコええ~!(笑)
・・・最初にこのタイトルを見た時に連想したのは、ギリシア神話の「パエトーン」の神話でした。私が生まれて初めて買ってもらったギリシア神話の本にも、収められていました。
・・・続いて思ったのが、『神の火』の通奏低音である「プロメテウスの神話」でした。
「パエトーン」の神話はご存知の方も多いと思いますが、簡単に内容を。ギリシア神話は伝承や書籍によって多少違っていたりするので、その点は含みおき下さい。
パエトーンは、母のクリュメネに「お前は太陽神・ヘリオスの息子だ」と言われているのですが、パエトーンの友達は、キュクノス一人を除いて信じません。(「太陽神」はヘリオスあるいはアポロンのどちらかと言われていますが、ヘリオスの方が多く採られているようです。私の読んだ書籍でも、大半はそうでした)
そのことを母に訴えると、「ならば父の神殿に行って確かめなさい」と、パエトーンを送り出します。
神殿に辿り着いたパエトーンを、ヘリオスは快く迎えます。「あなたが父であるという証拠を、いただきたいのです」と切り出すと、「よかろう。お前の望みをかなえよう」と誓うヘリオス。パエトーンの望みは「太陽の戦車に乗せて下さい。そして僕に御者をやらせて下さい」というもの。ヘリオスは難色を示しますが、神が誓った言葉は取り消せません。
パエトーンは太陽の戦車に乗り込みます。ヘリオスは、高すぎず低すぎず走るようにと言い含めます。
有頂天のパエトーンは、意気揚々と出発します。ところが馬たちは、重さがいつもと違うことに戸惑って、暴走を始めます。
馬車を制御しきれなくなったパエトーン。低い軌道を取れば、大地や森や川などの自然は燃えたり干上がったりし、人間や住まいも焼けていきます。(このせいで、サハラ砂漠が誕生したという後日譚がある)
慌てて軌道を上にすると、大地や森や川などの自然は凍り、人間たちも凍えていきます。次第に馬車は、天上界へと近づいていきます。
このままでは人間界も天上界もめちゃくちゃになってしまうと、大神・ゼウスは自らの武器である雷を馬車に投げつけました。火だるまになったパエトーンは、エリダヌス川に落ちて死に、それを見ていた友人のキュクノスは嘆き悲しみ、白鳥になってしまったと言います。
「制御」というのが、『神の火』のテーマの一つだったようにも思います。
今回のパエトーンの神話からも、「力のないもの、分をわきまえないものが、巨大な装置や危険なシステムを制御し切れるのか」・・・というようなテーマが、描かれるのでしょうか? (もちろんテーマは、他にもたくさん描かれることでしょう)
・・・などと発売前の推測(妄想? あるいは、邪推?)をして、発売日を待ちます。
***
だがしかし! この新連載に関して、marimoさん、minoringさんと最も話が盛り上がったのは、
「義兄・加納祐介さんは、出てくるのか!? 合田さんとはどうなっているのか!?」
・・・ということでした(笑)
だってねえ・・・。文庫版『照柿』での義兄弟の描き方から推測すると、ものすごく不安で不安で仕方がないんだもん!
今回の作品次第で、何年後かに発売されるだろう文庫版『レディ・ジョーカー』での義兄弟の関係がどう変化して、どのように描かれるのかが、推測されるかもしれないのですから。
今回の連載、加納さんはメインで登場しなくてもいいのです。ちらっと存在だけアピールしてくれれば、私は(とりあえず)満足。・・・過労死や病死してなければ、それだけで御の字です(苦笑)
昨年の冬、『新リア王』にサインしていただいた時に、よっぽど言おうかと思いましたもん。「加納さん、出して下さい」と。
しかし言ったら言ったで、はぐらかされそうな気もしたし(苦笑) 先に知ってしまうのも、楽しみがなくなってしまうし。ああ、複雑・・・。
連載第一回で判明するとは思っていませんが、「待つという楽しみ」と「知るという楽しみ」は、健在なわけです。
早く来い来い、7日の木曜日~♪
地どり参加者のmarimoさん、minoringさんとおしゃべり中、念を押すように尋ねられたのが、月刊文芸誌「新潮」 のことでした。
「「新潮45」や「小説新潮」は見たことあるけど、「新潮」は知らない」と、同じことを思った方も多いかと思われます。
私も「文芸誌」と呼ばれる雑誌は、今年3月の「文藝春秋」が、初めて買ったものになります(笑)
書店で購入される方は、「文芸誌」の置いてある棚やコーナーへ行って、探しましょう。
あとは、慣れですね。このページにもしつこいくらいリンクを貼っていますので、月刊文芸誌「新潮」 の基本デザインを目に焼き付けておきましょう。
また、「新潮」のメールマガジンに登録する というのも、「新潮」を知る一つのきっかけになるかと思います。
配信は、発売日前日の6日。(6日が日曜日だったら、配信は7日未明。先月の配信予定日の6日は日曜日だったので、7日に配信されてました)
今回は新連載ということもあって、恐らく冒頭の部分が読めるはず。それを読んで、「購入しようかな」と検討するのも良いでしょう。
「書店で確実に入手できるか不安」という方や、「上記の試し読みをして、購入しようか」と決めた方は、雑誌のオンライン書店 Fujisan.co.jp を利用されるのもいいでしょう。送料無料で、雑誌によっては割引もありまして、「Fujisan.co.jp」で取り扱っている「新潮」は、現在、「雑誌愛読月間定期購読キャンペーン特価」で販売中! 年間約1冊分の値段、お得になっています。
(別に回し者ではないんですが・苦笑)
以上が、私がない頭で考えた購入方法です。ご参考になりましたでしょうか?
但し「買わないけど、図書館に「新潮」をリクエストして読む」という方は、この限りではありません。
***
今月7日(木)、月刊文芸誌「新潮」 の2006年10月号より始まります、<合田シリーズ> <彰之シリーズ> が融合された作品の新連載のタイトル。
こちらのブロガーさんの記事から知りました。ありがとうございました!
『太陽を曳く馬』
・・・だそうです。ひゃ~、カッコええ~!(笑)
・・・最初にこのタイトルを見た時に連想したのは、ギリシア神話の「パエトーン」の神話でした。私が生まれて初めて買ってもらったギリシア神話の本にも、収められていました。
・・・続いて思ったのが、『神の火』の通奏低音である「プロメテウスの神話」でした。
「パエトーン」の神話はご存知の方も多いと思いますが、簡単に内容を。ギリシア神話は伝承や書籍によって多少違っていたりするので、その点は含みおき下さい。
パエトーンは、母のクリュメネに「お前は太陽神・ヘリオスの息子だ」と言われているのですが、パエトーンの友達は、キュクノス一人を除いて信じません。(「太陽神」はヘリオスあるいはアポロンのどちらかと言われていますが、ヘリオスの方が多く採られているようです。私の読んだ書籍でも、大半はそうでした)
そのことを母に訴えると、「ならば父の神殿に行って確かめなさい」と、パエトーンを送り出します。
神殿に辿り着いたパエトーンを、ヘリオスは快く迎えます。「あなたが父であるという証拠を、いただきたいのです」と切り出すと、「よかろう。お前の望みをかなえよう」と誓うヘリオス。パエトーンの望みは「太陽の戦車に乗せて下さい。そして僕に御者をやらせて下さい」というもの。ヘリオスは難色を示しますが、神が誓った言葉は取り消せません。
パエトーンは太陽の戦車に乗り込みます。ヘリオスは、高すぎず低すぎず走るようにと言い含めます。
有頂天のパエトーンは、意気揚々と出発します。ところが馬たちは、重さがいつもと違うことに戸惑って、暴走を始めます。
馬車を制御しきれなくなったパエトーン。低い軌道を取れば、大地や森や川などの自然は燃えたり干上がったりし、人間や住まいも焼けていきます。(このせいで、サハラ砂漠が誕生したという後日譚がある)
慌てて軌道を上にすると、大地や森や川などの自然は凍り、人間たちも凍えていきます。次第に馬車は、天上界へと近づいていきます。
このままでは人間界も天上界もめちゃくちゃになってしまうと、大神・ゼウスは自らの武器である雷を馬車に投げつけました。火だるまになったパエトーンは、エリダヌス川に落ちて死に、それを見ていた友人のキュクノスは嘆き悲しみ、白鳥になってしまったと言います。
「制御」というのが、『神の火』のテーマの一つだったようにも思います。
今回のパエトーンの神話からも、「力のないもの、分をわきまえないものが、巨大な装置や危険なシステムを制御し切れるのか」・・・というようなテーマが、描かれるのでしょうか? (もちろんテーマは、他にもたくさん描かれることでしょう)
・・・などと発売前の推測(妄想? あるいは、邪推?)をして、発売日を待ちます。
***
だがしかし! この新連載に関して、marimoさん、minoringさんと最も話が盛り上がったのは、
「義兄・加納祐介さんは、出てくるのか!? 合田さんとはどうなっているのか!?」
・・・ということでした(笑)
だってねえ・・・。文庫版『照柿』での義兄弟の描き方から推測すると、ものすごく不安で不安で仕方がないんだもん!
今回の作品次第で、何年後かに発売されるだろう文庫版『レディ・ジョーカー』での義兄弟の関係がどう変化して、どのように描かれるのかが、推測されるかもしれないのですから。
今回の連載、加納さんはメインで登場しなくてもいいのです。ちらっと存在だけアピールしてくれれば、私は(とりあえず)満足。・・・過労死や病死してなければ、それだけで御の字です(苦笑)
昨年の冬、『新リア王』にサインしていただいた時に、よっぽど言おうかと思いましたもん。「加納さん、出して下さい」と。
しかし言ったら言ったで、はぐらかされそうな気もしたし(苦笑) 先に知ってしまうのも、楽しみがなくなってしまうし。ああ、複雑・・・。
連載第一回で判明するとは思っていませんが、「待つという楽しみ」と「知るという楽しみ」は、健在なわけです。
早く来い来い、7日の木曜日~♪
>いよいよですか。
いよいよですよ~! 「待つ楽しみ」の後の「読む楽しみ」が、やっと味わえますね。
夢のようです・・・。
>夢のようです・・・。
また(また?)、翌月にずれるんじゃないかと思っていたんですが・・・。
合田さんがどういう登場をしてくれるのか、楽しみですね!