野田は大淀に住んでいるので、阪急電車の十三駅まで幸田を送ると言った。 (文庫版『黄金を抱いて翔べ』p103)
教会からはJR吹田駅に戻らず、地下鉄と相互区間で乗り入れている阪急京都線の吹田駅から、十三(じゅうそう)に向かいます。吹田に住んでいる幸田さんも、阪急京都線を利用しているということです。
十三は、『神の火』でも主要舞台の一つになります。
日野はサウナに入りたいと言い、王さんに「土産」と言って博多明太子を一折渡した後、隣の十三サウナへ出かけていった。 (文庫版『神の火』下巻p58)
大将こと日野草介さん御用達(?)の十三サウナ。この写真の左側に、「王府」があるという設定です。
(高村さんがモデルにした本当のお店は、別の場所にあります。ご迷惑がかかってはいけないという「暗黙の了解」がファンの間にありまして、詳しい場所は伏せます。実は私も、行ったことがない)
以下の写真は、十三に本店のあるお店でお土産に買った「酒饅頭」。帰宅後、撮影したものです。
「さあ、腹ごしらえや!」と言って、持参してきた酒まんじゅうの包みを広げ、食い始めたのが四十分。 (文庫版『黄金を抱いて翔べ』p181)
あるタカムラーさんから教えていただきました、酒饅頭のお店。ありがとうございます!
HPはこちらからどうぞ
大阪で一番の老舗の酒まんじゅうで、昨日野田の奥さんが買ったのだという。 (文庫版『黄金を抱いて翔べ』p181)
私は「さけまんじゅう」と思っていたのだが、「さかまんじゅう」が正しいのだそうです。
「十個一箱で売っとるんや。そないようけ、二人でどないして食うねん言うたら、冷めても旨いからやって。ほんま、食えんことないな、これ」 (文庫版『黄金を抱いて翔べ』p181)
私が買ったのは、六個一箱。一人で十個は食べられません(←家族に食べさせなかったの・笑)
レンジで温めても、トースターで温めても、冷蔵庫で冷やして食べてもOK。でも温めた方が、やっぱり美味しいかな。一口かじったら、ほわんほわ~んと上品で柔らかな日本酒の香りが立ち上ってくるの。下戸の私でも全然気になりませんでした。
十三を訪れたら、お土産にぜひどうぞ! (酒饅頭を取り扱っていない店舗もありますのでご注意)
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