あるタカムラーの墓碑銘

高村薫さんの作品とキャラクターたちをとことん愛し、こよなく愛してくっちゃべります
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城屋の雨引神社と揚松明・2

2007-09-25 00:21:33 | 写真で見る高村薫登場アイテム小事典
神事はまだ続きます。
(やっぱり小さい写真は見えにくいよねー? と写真サイズは縮小せず)





提灯を持った氏子さんたちが、大松明の周りを回っています。




城屋の雨引神社と揚松明・1 で、太鼓を叩いていた写真を撮影した場所で、いつの間にか大きなたき火が。




氏子さんたちが、気合を入れる掛け声を上げながら、火を取っているようです。






小さな松明を両手に持って、大松明の元へと駆ける氏子さんたち。






大松明の周りを囲む氏子さんたち。
そしていよいよ・・・。



小松明を大松明に向けて投げ始めました!
これは露出時間をちょっとだけ長くして撮影したもの。まるで火と化した蛇が、天に上り、地へと落ちていくよう。
もっと露出時間を長くし、プロが撮影した写真は、こちら と こちら にあります。観光写真でよく見るのは、露出時間を長くしたこのタイプのものが多いですね。

無数の松明が夜空に投げられては落ち、投げられては落ちる。  (新版『神の火』(上巻) 文庫p24)




普通に撮影したら、こんな感じ。
例えるなら、運動会に必ずある競技「玉入れ」と思えばよろしいでしょう。「玉が松明、籠も松明」というのが、大きな違い(苦笑)
そして高さがとてつもなく高い! ということ。15~16メートルですもんね。だから、なかなか当たらない。当たったとしても、大松明を支えている綱に当たったり・・・。大松明に届くことなく小松明が落下し、火傷が免れないらしいとか。非常に難しく危険な「玉入れ」です。






始まって5分経つか経たないかの頃、ようやく大松明に小松明が当たりました。燃え上がり始めるのは、まだまだ先のことです。


・・・つづく。次回は、動画を交えてご紹介します。



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