そこから阪大校舎に面した田蓑橋に出ると、通りの様子はまた一変した。 (文庫版『黄金を抱いて翔べ』p126)
ガイド(=私のことだ)の説明。(当然、ネタバレあり)
「この田蓑橋付近で、幸田さんやモモさんたちは、ダイナマイトやセムテックスを隠していたんですよ~」
・・・通りすがりの人が聞いたら(以下同文)
物騒な話が続いたせいではないと思いますが(苦笑)、「鳥肌立ってきました」とminoringさん。
それはきっと、その場所を自分の目で見て、自分の足で歩いて、五感の全てで幸田さんやモモさんの存在を感じ取ったからでしょう。
これも地どりの醍醐味の一つですね!
幸田は、関西建物管理会社の通路を出て、田蓑橋筋へ戻った。ちょうど、バス停に路線バスが止まったところだった。 (文庫版『黄金を抱いて翔べ』p305)
バス停もいくつかあるのですが、写真に収めたのはこのバス停。幸田さんの見たバス停とは、ひょっとしたら違うかもしれませんが、まあ、雰囲気だけでも味わって下さい(苦笑)
写っている駐車場も、ひょっとしたら『黄金を抱いて翔べ』で描かれている駐車場の一つか? それとも違う駐車場か?
書かれた当時と、多少は周辺も違っていますから断言は出来ませんが、写真一つで想像を膨らませていくのも、楽しいものですよ。
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