李歐 (文庫版のみ講談社)
一彰と李歐が交わした約束。事あるごとに出てきますが、特に大阪湾で別れる時の会話が良いですね♪
「李歐。いつか大陸へ連れ出してくれ。約束してくれ」
「それはもう約束済みだ。(とにかく降りて来いよ、どうして降りて来ないんだ)!」 (p262) ( )内は原文が中国語。
***
二人が別れるこの場面は、名場面・名台詞の目白押しですね。
特に上記に挙げた台詞。いつも明るく飄々としていた李歐が、初めて激情を表した場面です。
もしかしたら二度と会えなくなるかもしれない予感と、一人で旅立つ李歐の行き先への微かな不安と、一人残る一彰への限りない想いがごちゃまぜになって、叫ばずにはいられなかったのかもしれません。
この「約束」が果たされるのは、それから十五年後のことです。
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イメージが結ぶ100の言葉と100の本 からお借りした質問に回答しています。
一彰と李歐が交わした約束。事あるごとに出てきますが、特に大阪湾で別れる時の会話が良いですね♪
「李歐。いつか大陸へ連れ出してくれ。約束してくれ」
「それはもう約束済みだ。(とにかく降りて来いよ、どうして降りて来ないんだ)!」 (p262) ( )内は原文が中国語。
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二人が別れるこの場面は、名場面・名台詞の目白押しですね。
特に上記に挙げた台詞。いつも明るく飄々としていた李歐が、初めて激情を表した場面です。
もしかしたら二度と会えなくなるかもしれない予感と、一人で旅立つ李歐の行き先への微かな不安と、一人残る一彰への限りない想いがごちゃまぜになって、叫ばずにはいられなかったのかもしれません。
この「約束」が果たされるのは、それから十五年後のことです。
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イメージが結ぶ100の言葉と100の本 からお借りした質問に回答しています。
私もBlogで「イメージが結ぶ…」に答えているのですが、考える時にいつも他の人はどんなものをイメージしているのか知りたいなぁと思っていました。
で、「ぱらどっくす」さんからお許しのもと、「イメージが結ぶ100の言葉と100の本Blog回答リンク集」なるものを作ってみました。TBいただければ回答を整理して載せて行くので、もし気が向いたらご参加下さると嬉しいです。
高村薫さん、ずぅっと気になっていて未だに読んでいない作家さんの一人です。
『レディ・ジョーカー』とか『李歐』とかすっごく読んでみたいんですよね。でもそうこうしている間に『レディ・ジョーカー』の方は映画化されてしまいました。
こうなると原作を先に読むべきか、とっつきやすい映画から行くべきか迷うところなのですが、やはり原作先の方がいいのでしょうか?
ホント、読みたい本ばかり溜まっていくので、一日36時間くらい欲しい今日この頃です(^^;
『レディ・ジョーカー』も『李歐』も、もちろん書籍から先にお読み下さった方がよろしいですし、私も嬉しいですよ。
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「イメージが結ぶ100の言葉と100の本Blog回答リンク集」の作成、お疲れ様でした。
貴ブログの存在を知った時から、ひょっとしたらお声がかかるんじゃないかと思っていたのですが・・・(苦笑)
申し訳ないんですが、現時点では保留、あるいはお断りさせてください。
保留の理由としては、周知の通り(と思われますが)、「イメージが結ぶ100の言葉と100の本」の回答は、当ブログ独自のローカル・ルールで行っております。
一般的な「自らの読書履歴で選ぶ」ということをなさっている他の方々とは、一線を画してますし、傾向も性質も違います。
お断りの理由としては、既に本家本元の「ぱらどっくすさん」で回答リンクの登録をしていただいているのに、改めてブログ版でやらなきゃならないのかという、「なぜ?」という疑問が、ぬぐえないのです。
最初にブログ版が登場したと知った時には、「ぱらどっくす」さんが作成されたのか、と思いましたが、どうも違う。「これはパクリじゃないのか」と思って(苦笑)、「ぱらどっくす」さんの掲示板で確認して、事情は判りましたが・・・。
ですが、言葉は悪いかもしれませんが、「庇を貸して母屋を取られる」の感が、否めないんです。
こんな疑問を抱いたまま、トラックバック企画に参加するのは、かえって失礼に当たるかと思います。申し訳ございません。
コメントとトラックバックは残しておきます。当ブログをご訪問の方々には、興味がある企画かもしれませんので・・・。