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kirakira-kirara

ある日突然『あなたガンです』って言われてビックリ…。
子宮頸ガン0期で円錐切除したkaorieの経過観察中の日記です。

術後1年定期健診

2010-10-27 | 定期検診
昨日、検診に行ってきました。


いつもかなり待つので、今回も文庫本を抱えて2時間待ちくらいを想定しつつ行きました。
このごろちょっと疲れ気味なのか、眠くて眠くて。
この日も本読んでるうちに居眠り(恥)
待合室の過呼吸恐怖どころか居眠りっすよ。。。
まぁ、今回は検査なので、怖い告知とかないもん。なんて言い訳。


待合室から、たぶんU先生であろう人の咳とか鼻かむ音がしきりに聞こえてくる。
あら~早くも風邪ですね。お医者さんはいろんな人診なきゃいけないからなぁ…。
お願い。鼻かんだ手で内診しないでね…と一瞬思い、手袋するかぁ…と思いなおしたり。


そうこうしてるうち、呼ばれました。
今回は1時間待たなかったので早いほう。


『どうですか。何か変わったことありませんか。』

『…いや、全く。。。』

『いいんですよ~。何もないのはいいことです(笑)』


なんだろう…この(笑)…まいいか。
あ、この機会に聞いておこうと思いついて質問してみた。


『体調は変わらないんですけど、生理がすごく少なくなっちゃったんです。もともと少ないんですけども。』

『最近の生理はいつでしたか?』

『○○日~○○日で…日数は4日くらいですけど、ほんと量が少ないんです。』

『う~ん…この手術でそういう後遺症は出ることはないと思いますね。』

『やっぱり年齢ですかね…』

『う~ん…ちょっとまだ早いと思いますが…個人差がありますからね。卵巣の機能が落ちているかもしれません。』

やっぱり…別に困ってもいないし治療する必要もないようだし、様子見でいいのね。
妊娠を望んでいないのであれば、特に何もしなくて良いとか。


そして、私が聞く前に先生のほうから説明がありました。

『1年経ちましたので、異形成とかであれば検診の間隔をあけていくところなのですがね。』

???

『なにぶんcisですので、あと…そうね、1年くらい検診を今までどおり続けてそれから少しずつ間隔をあけることになります。』

え~…あと1年も3ヶ月間隔で通うんですか~??
まぁ、今回の検診で異常があったらそれどころではすまないのですけれどもね。
がっかり。


『cisの部分ってどれくらいあったんでしょうかね。。。』

『S先生に説明受けてないですか?聞いたけど忘れちゃった?』

いいえ~S先生は皮膚の上っ面だけがんだったって言いましたから、詳細は聞いていないんですよ。
私も詳しく聞くの怖かったし。まだ、しっかり向き合う覚悟が出来てなかったってことかもね。
聞きたくなかったっていうか。



そしたら、U先生、電子カルテの詳細画面を見せてくれました。
術後はじめて自分のがんとご対面です。夫は実物を見たと言ってたけど、私は見てないもので。
かな~りでかい画面で、ちょっと引く(笑)そんなアップで見たくないですけどね。。。
うすいピンクの肉片は12分割してありました。糸がついてて、今はなき(笑)S先生のコメントがついてた。
ちょっと茶色っぽい点々が見える。これが、わたしが作ったがんなんだ…って思った。
12分割したうち8面にがんが認められたそうです。
深度はなく、病変の広がりは1センチくらいですかねぇ?って言ってた。
もっと怖い顔した組織かと思ってた。拍子抜け。
がんってさ、黒々して毒々しい感じの見るからに怖いものって気がしてたんですもん。
私のあれは、言われなければがんなんて思えない。S先生が顕微鏡レベルって言ってたのも納得ですよ。
別にただれてる感じでもない。ほんとに口の中の粘膜みたいな…口内炎にも及ばないみたいな見た目。
でも、がんなんだって。あれ。
あれが、放っておけば数年で、私本体を食い荒らすようなものに成長してしまうんですよね。。。
あんなもの、作ってしまって。きっとストレスでだよね。傷めつけたんだよね、自分の組織を。
ごめんね。どうもありがとう…私の子宮頸部…なんぞと思い、電子カルテの画面をガン見する私。
U先生は、そんなに見たいのかいみたいな顔してました(笑)



拍子抜けするほどのブツではあったんだけどなんか、衝撃だった。
想像だけしていた恋敵?に対面したような。



思ったよりも早く終わったので、田園風景を抜けて、コメダでお茶をしてから帰ってきました。
11時に間に合わなかったので、モーニングの恩恵にはあずかれませんでしたが、ホッと一息つけたのでよかった。
なんかねぇ…あれを見たのでちょっと思いにふけりたいところもあったし、今息子のことでほんといろいろあって…。
知ってる人には会いたくない気分。ここは知っている人に会うことはまずないので。
あぁ…ほんとに生きるっていろいろあるよね。
息子に至らぬところは多々あるんだけど、どうも要領悪いなぁ。まるで問題児。全然違うのに。
そんな大物じゃないんだもん(笑)
もちろん、反省すべきところは反省させるようにしているんだけれど…次々問題が。。。


うん…まだまだ死ぬわけにはいかないので…この問題児のためにも。
まだ、母は第一線を退くわけにはいかぬ。

結果は2週間後。いい結果が出ますよう。



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検診結果 術後4回目

2010-07-28 | 定期検診
検診の結果を聞きにまた病院に行ってきました。

今回は夏休みなので、娘を病院の近くの私の実家に預けることにして。
息子は部活の仲間と遊ぶ(練習休みだった)のでお留守番。
娘もお留守番できるけど、息子と一緒だとこのごろケンカばかり。
このごろでは娘も反撃するので、血を見ることになるときょわいから。

今日も2時間コースでした。診察1分ですよ。あぁぁ。。。
私、待ってるとき、本読んだまま寝てました。どんな顔してたんだろう。恥ずかしい。

そうです。
おかげさまで今回も異常なし。検診クリアできました。
本当にありがたいです。2時間待つくらいなんだっていうんだ。
去年はさんざん待たされた上に、全然救いのない脅しのような言葉が待ってたもの。


これで次回は3ヵ月後の10月の終わり。
次回来るときにはもう術後1年過ぎるわけですよね。
嬉しい!!!このまま5年クリアして早くサバイバーの仲間入りをしたいぞ。


娘はというと、実家の両親にいろいろ買ってもらってご機嫌。
昼食をよばれて、家に帰ったらもう夕方。

あの1分のために1日つぶれてしまった感。。。

でも、楽しい日でした。。。


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同じ場所にいても

2010-07-14 | 定期検診
昨日の検診で思ったこと。


待合室。
このごろではなし崩しになってる様子なんだけど、以前は私の行っている総合病院の産婦人科って産科と婦人科で待合室が分かれていたみたい。
トイレを挟んで、産科と婦人科って。トイレは両側から入れるので、通り抜けちゃったりも出来る(いけないらしいけど)ようです。


で、私は婦人科なので、普段あんまり妊婦サンとか産後の赤ちゃん連れとかと鉢合わせってことはないんですよね。いや、時々いるんだけど、あんまりね。


昨日はいたの。生まれて一ヶ月くらいの赤ちゃん連れた産婦さん。
おばあちゃんも一緒に、やれミルクだおむつだとオロオロ。大変だよね。
新生児特有の震える泣き声。甘~い泣き声。
恐ろしく久々に聞いた気分。でも、まぁ10年ぶりくらいか…。

そうか、ここは産婦人科なのだ…と今さらながら思い出してしまった。
この病院で子ども産んでないので、違う場所のように思ってました。
赤ちゃん産むためにここに来てる人もいるんだなぁ。
きっと全然違う場所に見えるんだろうな。
産んだあと懐かしいんだろうな…甘酸っぱい感じで病院を見るんだろうな。
私は凹むばかりなのに(笑)
でも、この病院はきっと良いと思うので、ここで産める妊婦さんは恵まれている、と思う。


私は、2人だけど子ども産んでるし(3人欲しかったのでまだちょっと未練が…)病気も今は経過観察なので微笑ましく眺めているけれど…。

病気の重い人や、不妊の治療をしている人、病気のせいで赤ちゃんを諦めなければならない人にとって…この待合室ってキツイものがあるな…と改めて思いました。
ずっとうつむいている人がいて、ちょっと心配になってしまった。
産婦人科って、つらい場所だ。

でも、産んでいる当人にとっては、全然余裕がないあまり、幸せと言うよりもむしろ苦しんでいたりするんだけどね。
たぶん昨日の人も何か育児についての悩み事があって来ていたらしく…
初めての子どもみたいだし、とても疲れて見えた。寝不足だろうしね。

それでも、過ぎれば幸せだったなぁ…って思う。。。

あぁ…それにしても、ガンの告知を受けたあの日の待合室で、この光景が広がってなくてほんとに良かった。。。
希望の光に満ちた騒がしさのなかでさんざん待たされた上に、景色が色を失くすようなガン宣告を受けるのはしんどい。
あ、赤ちゃんとお母さんには全然罪はないですよ、もちろん。微笑ましい光景です。

…普段ならね。

あ~待合室、本当に苦手。
過呼吸になっちゃうし(笑)

不思議なのは、読んでいる本の内容がちっともアタマに入ってこないくせに、待合室で読んでいた本はあのときはあの本…あのときは…ってちゃんと覚えているところ。
それだけ自分にとってインパクトのある出来事なんでしょう。

でも、これもきっといつかはいい思い出になると信じよう。。。
未熟だったなぁ、自分って思えるようになる。きっと。
先生にニッコリと『こんにちは。』って言えるようになったもの。
少しずつ進化してる…と信じたい。


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定期検診 術後4回目

2010-07-14 | 定期検診
行ってきました。病院に。


私、自分で思ってるよりもやっぱり弱いみたい。
もう慣れて平気なつもりなのに、気がつくと待合室で過呼吸気味。
ちょっとヤバ…ってなるまで気がつかないところがマヌケな感じ。。。
ほんとにトラウマ。あの待ち時間。
でも、今回はまだ検査をするだけで、結果は出ないんだから…
あの気が遠くなりそうな告知の再現は今はないってわかってるのにね。


今回は、U先生が緊急手術でかなり遅れる…って言われたのでゲッ…と思ってたら
キャンセルとか延期とか他のセンセイに…とかで患者さんが流れて行き…
思いがけずけっこう早く受診出来ちゃった(笑)

『どうですか、何か気になることありませんか?』
って聞かれて思いっきり考え込むものの、何も浮かばず
『…全く…』
と答えたら、先生は笑いながら『いいんですよ。何もないのが一番ですからね。』と穏やかに話してた。S先生より話しやすいかも。彼は宇宙人に見えたからな。。。

今回の検査は、痛かった。なんかすごく痛かったな。
組織診の痛さには遠く及ばないものの、不快な痛さ。鈍い。
まぁ、先生の腕にもよるだろうし、体調にもよるだろうし。
でも、術後ほんとに快適なスッキリした感じなので、多分平気かななんて楽観視。
生理も軽いし、おりものも激減。って…もしや…更年期???
聞いてみたほうが良かったか??


終わった後は、実家の母と病院の敷地にあるレストランでランチ。
味気ないかと思いきや、けっこうおいしく安くて嬉しかったデス。


あとは2週間後の結果が良好であるようにと祈るのみ。



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私は『運が悪い』人

2010-04-27 | 定期検診
物騒なタイトルですが…

検査の結果は『全く問題ありません。』と明るく言っていただきました

前回ものすごく待って嫌気がさしていたので、分厚い本を2冊も持っていったのですが、今日はものの数十ページで呼ばれてしまい、拍子抜けです。
嬉しいけど。

早く呼ばれた上に、結果も良かったためすぐ終わっちゃいそうだったんですが、せっかくだから新しく主治医になったU先生にちょっと質問をしてみることにしました。

『私はウィルス検査でハイリスクと言われていたんですけど、円錐切除でそのウィルスももうなくなっていると思っていいんですか?』

『…(電子カルテを確認しつつ)ガンは表面だけで、病巣は全部取りきれていると言うことなんで、今ウィルスはないと考えて良いと思いますが、今改めてウィルス検査をする意味はないと思います。ウィルス自体がとてもありふれたものなので、ほとんどの方が感染する可能性があるわけですが、その中で異形成からガンに進む人は本当に少数なんです。元に戻る方もたくさんいますし。』

『では、私の場合は免疫が下がっていたせいでガンに進んだんでしょうか?』

『まぁ、免疫だけとも言えないし…いろいろな要素があってのことなのでね。』

『ウィルスの性質が特に悪かったから、ってことでしょうか?』

『それも、一概には言えないんですね…同じウィルスでも治ってる方もいますしね。まぁ、気をつけたからガンにならないとも言えないんで、そんなことを考えていても仕方ないですよ。』

『私がガン体質ってことでしょうか?』

『いや…それも…。ま、運が悪かったと言うことでね。』

あれれ…私って運が悪い人だったんだ…。

で、先生の結論としては、私の場合はごく初期なのでほとんど心配は要らないが、目に見えないようなガンでも何年かかけて転移したりする場合があるので、こうやって定期検診をしっかりやって行け、と。それ以外に方法はないんだ、自分で気をつけてどうこうなるもんじゃないよ。と言い切りました。明快ですな。。。
でもさぁ、もし転移があったりするんだとしたら、頸部の検診だけやってたってしょうがないじゃん。そのセンで行けば、ガンが早期に見つかるかどうかっていうのは、当たるも八卦当たらぬも八卦の世界だよね~。。。
この病院じゃ、間違ってもPET検査なんてやってくれそうもないどころか設備もないだろうし…わたしゃ地味にこうやって検査を受け続けるしかないのね。。。
多分大丈夫じゃん?なんて思いながらね。。。


でも運だけで言えば…私は0期で見つかったってことで、運が悪い人、どころかかなりラッキーな人ってことになると思うんですけどねぇ。
なんかさぁ…明るく生きていこうとする気持ちをそがないでくれって思っちゃった。
ガンになったあなたは本当に数パーセントの運が悪い人。ガンになっちゃった人は負け組ですって暗に言われたような気分になりました。

ケッ、オマエに何がわかる…とか思っちゃったので、全然腹も立ちませんでしたけど(笑)
もしもあなたがガンですって言われたときにもそうやって自分は運が悪かったんだって諦められますか?って聞きたい。キカナカッタケド。もう二度とつらい思いはしたくないから、できることはやろうと思いませんか?いろいろなこと知りたいとは思いませんか?
検診を受けるのは本当に大切だけど、自分自身の身体を知り、体質を変えていくことも大事ですよね。検診受けて、悪かったら切るだけって完全に対処療法じゃない?

ネットでガンサバイバーの先輩たちが口々に言っているように免疫の強化は重要で、食生活も重要。運動も大切だと思う。西洋医学だけが全てって何だかなぁ。。。
お医者さんの星野先生だって星野式ゲルマン療法で有名じゃない。
U先生には…マユツバなのかしら。
せっせと検診して、ダメなら三大治療しかないって言うなら、早くもっともっと治癒率上げてくれ。
ガンってわかっても安心して治療が受けられるように。
それとも一度ガンになった人は悟りをひらけってか??


この先生は、前のS先生みたいな不思議さんではないので、わかりにくくはないけれど…
患者は何にもわかってないんだから、黙って診察受けてろ的な雰囲気を感じてげんなりしました


完全に一昔前のお医者さんって感じ。
いろいろ相談したり出来そうもないなぁ。。。
入院していたときの若手の先生、研修医だったのかな…あの先生はとてもいい人だったなぁ。外来はやってないのねきっと。名前がない。。。
なかなかいいお医者さんにめぐり合うのは難しいものです。


ともあれ!!
めでたく無罪放免??とあいなりまして、嬉しかったです。
病院の近くにある実家に寄って、母が作ったおそばをご馳走になって帰りました。

今日は、病院の前の桜はほとんど葉っぱが生えそろった感じでした。
次の検診は7月。きっと葉っぱも濃い緑になっていることでしょう。
早いものです。去年の7月に検診で引っかかって…次の検診で1年です。
いや、早いようで早くないかも。まだ術後半年ですもんね。

今回もすっかりヤミツキになった尾長屋の白たい焼きを買って帰りました。
今日はサービスのミミもいただけたので、子どもたち大喜びで食べてました♪



今日のジュースは…


ニンジン中2本、リンゴ大1個、レモン小1個、オレンジ1個   …で作りました。

甘めのジュースになりました。リンゴが大きかったせいかもね。
おいしかったです。
昨日買ったジュースの本にさつまいものジュースって言うのが載ってた。
どうも生で使うらしい。。。
とても興味深いけど、生…どうでしょう?チャレンジ…してみよか??う~ん。。。




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