何だかんだで2週間。
あっちゅう間に過ぎたんですよ。ほんと。
息子の部活に振り回されてたら…。
検診の結果を聞くのは、何回経験しても全然慣れないし、イヤだ。
当たり前だよね。みんなそうだって。
だけどこの4年近くの間で、私はそれでもこのイヤな気持ちに慣れてしまった気がしています。
テンションを低~く保ち、何が主治医の口から出てきても驚かないぞと言う気持ち?
衝撃を緩和する術を探していると言おうか…。
だって、異常を見つけにわざわざ行ってるわけじゃん?
何が出てきたって、あり得るっちゃあり得るもんね。
その一方で、身体からの声を聞いて、大丈夫かも…とも思っている。
…と言うのは
がんが見つかったとき、全然自覚症状がなかったといいながら、私は心のどこかで知ってたと思うから。
疑いもしなかった一方で、何かおかしいと思いながら、正常の範囲内だと思い込んでいたような。
0期ですよ。だけどそうだったの。
このおりものはなんか、ちょっと変な気がする。と思ってた。
量も多くなり続けてたし、色もどんよりした色をしてた。
ときどき、まずいんじゃね?っていう臭いがしたこともあった。
でも…
排卵期だからかな。
歳も歳だから。
もし何かあったら、ひっかかるよね~。
そして、しっかりひっかかったわけね。
円錐切除で、すっかり切り取ったあと、劇的におりものが変わりました。
以来、ずうっとすっきりしたままです。
今思えば、あんなに多いのは変だよ。
あんなどどめいろ、おかしいでしょ。
だけどそのときはそう思わなかった。
『まさか』の魔法?
まさか、そんなことは…
いつも、こんなじゃない?
まさか、まさか…
でも、心も身体も、知ってた気がする。
教えようとしてくれていた。
私が、その声を聞こうとしなかったから。全然気づかなかったんだと思う。
もし、私と似たような人がいたら、いろんな『まさか』を外して外から見てみて。
そして、内側からは身体や心の声を聞いてみて。
きっと知っているから。