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kirakira-kirara

ある日突然『あなたガンです』って言われてビックリ…。
子宮頸ガン0期で円錐切除したkaorieの経過観察中の日記です。

退院できそう

2009-12-03 | 入院
とても順調な術後…もうすっかり元気いっぱいの私は暇を持て余しすぎ

主治医のS先生が顔を出してくれて、『退院、明日でいいですね。』って言うのでヤッター♪♪♪嬉しい。
明日の朝、退院前診察で異常がなければお昼には退院できるとのこと。
でも、明日間に合えば病理結果が出るんだよね。
(この日記は思い出しながら書いているので、実際には10月中旬のお話です)
浸潤が…断端が…さんざん調べた用語が頭を飛び交う。
大丈夫!キレイに取れてるはず。…思うそばから大丈夫!の根拠って何よ?と自分で自分に突っ込み入れて。

でも家に帰れるのは嬉しいので、夫や母や職場の人にメールでお知らせしました。
言葉は『ことだま』だから素敵な言葉だけ使わなければダメだって本に書いてあったし(笑)明るい言葉で自分を励ますことにする。
『ことだま』さん、オネガイシマス。私の未来を明るく照らして。

お見舞い

2009-12-02 | 入院
たった一週間の入院なので、なるべくひっそり入院していよう…と思っていた私でしたが、職場の人には言わないわけにいかず、簡単に説明して入院しました。

そしたら、けっこう遠いのに、みんなで来てくれて嬉しかったなぁ。
飲食店でシフト制だから、終わった後に寄ってくれて。

お花や果物、雑誌やお菓子…たくさんいただき、嬉しく読んだり食べたり眺めたり。
私、もともと果物嫌いなんだけど、いただいたぶどうおいしかったな…。
食事のたびにデザートとして、少しずつ食べました。

昼間はとても元気でした。
ここでゆっくり鋭気をやしなって、これから頑張るぞって。

弟も来てくれました。
婦人科に入るのはイヤだからって病院の玄関まで。
ベンチに座っておしゃべり。
大好きなミステリーの文庫本をたくさん差し入れてくれて感謝…。

母は、子どもたちを見てくれた帰りに寄ってくれていました。
みんなに支えてもらってるから、頑張れる。
どんな結果が出ても、頑張らないと。
不安な気持ちを吹き飛ばしたくて、そんなことを考えてました。

入院生活

2009-12-02 | 入院
木曜日に手術を受け、かなり退屈しだした日曜日。(思い出しながら書いてます)
子どもたちに早く会いたい。

円錐切除で自分ではすっきり病巣が取れたつもりの私。
痛みも重だるい感じももうなくなり、健康そのもの。
頻尿に悩まされていましたが、術後の点滴も土曜日で終わったのでだいぶ落ち着いてきました。
蓄尿は3日間続けるそうなので、この週末で終わりとのこと。
病理結果が出るまでは、検査も投薬も治療もない私。超ヒマなんですけど…
でも、ありがたいことですよね。こんなに元気なんだもの。
同じ病室の人は、みんな私よりも具合悪そう。
だけどきっと私が一番病名は悪いんだろうな…とちょっと凹んじゃったりして。

息子の少年野球の試合があるので、外出許可してもらって行きたい気分。
無理ですけどね。。。あと数日おとなしくしてろってことね。
出血も少ないので、ちょっと出かけたって平気だろうけどな。
でも、周りの人が引いちゃうよね。入院先からわざわざ来たの?って。
しかも息子はベンチだったりするから

おとなしく読書をして過ごす。ずいぶん読みました。
テレビはこの病院はカードなので、もったいないからあまり見なかった。
冷蔵庫もそのカードで使うので節約…なんて。

そうなるとあとの楽しみは食事なんですが、私このころ全然食欲がなくて…食べたいものもなくて。
元気になりたいから、毎回完食でしたがあんまりお腹もすかないし。当たり前だよね。寝てばっかりだもん。
入院前は、ほんと食べられなかったので、食べている分まだまし。
もともとお肉がたっぷりついてたから、痩せたとはとても言いがたいけど。
嬉しいような悲しいような。

夕方、夫が子どもたちを連れて、お見舞いに来てくれました。
病院だし…と思っていたけど、マタニティ棟なので大丈夫かなって。
以前は子どもは入室禁止だったそうだけど、良くなったんだそうでラッキー☆
子どもたちと一緒に飲み物飲んで、たわいもないおしゃべりが楽しかった。
あ、試合も勝ったそうで嬉しかった。息子はやはりベンチでしたが

早く帰りたいな~。
いつも忙しいって夜中に帰ってくるので、子どもたちとの交流が少ない夫にとってはいい経験だったのではないかな。

入院中、夜はなかなか眠れなかったです。
いろいろ考えてしまって。
どんなに考えたところで、病理が出ていない段階では何もかも仮定に過ぎないのに。
早く帰ってニンジンジュース飲みたい!青汁飲みたい!免疫上げたい!!!
早く退院…と考える一方で、結果を聞くのが怖くもあり、複雑でした。
長い夜が、ほんとうに怖かった。

病人にナリマシタ

2009-11-25 | 入院
入院するという日の朝。

横で寝ていた娘が声を出さずに泣いている。
声をかけたらこらえきれなくなったようで号泣しだしました。
いつもはケンカばっかりしている兄のほうも『オイ!オレまで泣きたくなるだろ!』なんて言い出し、私もボロボロ泣きそうになるのを必死にこらえました。
今まで我慢してきたんだね。
けっこうケロッとしていたから、案外大丈夫かな?なんて思っていたけど、普段甘えん坊な2人。当たり前といえば、当たり前でした。
ちなみに夫は朝起きたらもういませんでした。早く帰らないといけないので朝早く行くって。

何とか子どもたちを励まして、笑顔で学校に送り出し…。
晩御飯のハンバーグを作っていたら、実家の両親が迎えに来てくれました。
この歳になって、心配かけてしまって本当に申し訳ない気持ちです。
支えてくれる人がたくさんいて、ありがたいなと思いました。

昼過ぎ、入院手続きを終え…
病院から貸してもらったパジャマに着替えたら、どこから見ても病人になりました(笑)名前の書かれたリストバンドを左手につけられて。
この日は、麻酔科の先生の説明があるけど、オシゴトはそれだけ。
4人部屋の窓際が私の宿泊場所になりました。
田舎なのでのんびりした風景が広がってて、ホッとする。
同部屋の方はみんなカーテンをひいているし、具合悪いかもしれないのであんまり声もかけられず。

夕方、呼ばれて麻酔科の先生の説明を聞きに行きました。
とても気さくな先生で、体質のことやアレルギーを聞かれたり、麻酔薬の入れ方を説明してくれました。
私、実はすごく怖いことがあったのでそれを聞いてみました。
『下の子を産んだ病院で、眠ってくださいって産後に点滴されたんですが、その瞬間に天井が崩れて来て回ったり笑ったりしてて、すごく怖かったんですけどそんな風にはなりませんか?』
『ああ、それは麻酔薬の量が中途半端だったんですね。大丈夫ですよ。スッキリ落ちますからね。』←ちなみに今回全身麻酔です。
『今回使う薬は、量を守って使えば、きちんと効いて安全な薬なんですが、例のあの人が使ってたあの薬と同じなんですよ。』
誰?と思ったらマイケルジャクソンでした。そ~なんだ。。。
『初めての手術で不安かと思いますが、不幸中の幸いで、早期に発見出来ましたからね。手術の時間も短いし心配ないですよ。安心して任せてくださいね。』
そんな風に言ってもらってほんと、安心出来ました。

夕飯は、翌日の手術にそなえて軽いものになってました。…マズイ。。。
でも、完食しました。元気になるぞ!と思い。…元気なんだけどね~。
夜は安定剤?を出されました。ぐっすり眠っていただくために、って。
家族や入院を知る友達からメールをもらい、少し泣いてしまった。
病棟の公衆電話から子どもたちに電話したら、なかなか元気にしていて安心。
眠れないよなぁ…と思ったら、薬のせいか、けっこう眠れました。

入院まで…

2009-11-25 | 入院
入院が決まってからは、気持ち的に少し楽になりました。
じたばたしても仕方がないし。とりあえず早く取ってしまいたい。
10月は入院にはちょうどいい季節かも…年末に入院とかだと物悲しい感じだし…なんてお気楽に考えようとしてみたり。
でもね。ガンって言葉に打ちのめされちゃうけど、実際もともと自分の細胞なんだもんね。
ガンは私自身でもあるんだ…と思うに至り…だからって共存しようとはとても思えないから切ってしまうけど。
入院説明で結局先生は『確定診断は円錐切除後になりますが、1期か0期…。たぶん微浸潤では。』と言ってました。
転移があったり、状況によっては大学病院へ転院することも視野に入れて、ご主人と十分相談してくださいとのこと。
だけど、今それを心配したところで、仕方がないこと。
無事に入院し、円切を終えて、それから考えようと思いました。

前日まで普通に仕事をして、職場のお友達とバカ話してました。
入院準備もあり、忙しくしてたので、悩む暇もないほどでした。
そんな中、心配なのは子どもたちのこと。
もうだいぶ大きくなったので、生活そのものはそんなに苦労しないと思うけど、やっぱり私がいないとなると子どもたちだけでは無理だし、夫は頑張っても夜9時くらいの帰宅だというし。。。
実家の母が、夕方来て夕ご飯の世話をしてくれることになり、せっせと子どもたちの食べ物の嗜好などを引き継ぎ。
大きな画用紙にスケジュール表を書き、その日、こなすべきことを書いて子どもたちに教え込む…などの作業を繰り返しました。
あとは、なるようになる…。

どうぞ、元通り元気に子どもたちの元に帰れますよう

子どもたちには、ガンとは告げられず。
まだわからないしね。
検診で引っかかったので、お腹にできた病気になりそうなものを取ってくると言いました。
息子には全部言おうか迷いましたが…。
まず、元気に戻ってきてから…と思いました。