あけましておめでとうございます。kaorieです。
1月も何日だと思ってんだって感じですが、あ~年末年始~大変でした。笑
この1年2年、子供たちが本格的に大きくなってきて空の巣感強くなってきた我が家。
でもさすがに年末年始は家族が揃うし、みんなそれぞれ予定が違ったりであわただしかった…。
本当にあっという間の年末年始でした。
今年もバタバタしそうではありますけど、お正月の空のように穏やかな年に…と願います。
それにしても年々加速していく時間の過ぎるスピードの速さね。ヤバいよ。
これは自分の老化がそう感じさせているってことですよね。
年なりに順調に老化していってるってことか。ヤダなぁ。。。
でも、生きている。今生きているということだけを大事に今年もゆるゆる参ります。
先のことを考えてもどうなるものでもないし、過去を振り返るのも…。
人間は、生き物は『今』を生きるしかないものだから、ただ生きていこうと思うんです。
だから今年もくだらないことをダラダラ書くかもしれません。笑
さて、そんなわけで今年もするする走り出したわけですが…
母が今年の初仕事だというので、父の話し相手をしに実家に行きました。
一日おきに行ってるような感じです。笑
そしたら、家に父がいない。
母が用意してあった昼食に手もつけてない。
一瞬青くなった私ですが、テーブルに手紙が置いてありました。
『じいじいは歩きに行って来ます。』だって…。
本当はもっと長い手紙だったんですけど…要するにいつものお散歩コースの公園に歩きに行くよってことでした。
私も一緒に行ったのに…でも認知症になって父は自分ひとりですること、をものすごく大事にするようになりました。
特に一人で歩くことは父のプライドを保つためにものすごく必要なことみたいなんです。
歩きなれた道ならきっと大丈夫。そう思ってもやっぱり心配してしまう私。こんなだからがんになっちゃうんだろうか。
未熟さゆえ近所を見に行ってしまいました。待ってればいいのにね~。
お正月休みの道路は閑散としていて、あんまり歩いている人もいない。
いくつかルートがあるので、どの道を帰ってくるのかわからないのに…待っていられなくて外を歩き回ってしまいました。
息子や娘が初めて一人で出かけたときのことを思い出してしまった。こんな日が来るなんてあのころは思いもしなかったよ。
歩きながらあんなこと、こんなこと…本当にいろいろなことが頭の中を交錯する。
父はなかなか見つからず、とうとう目的地の大きな公園の近くまで行ってしまいました。
いや、これはもういないな~と思い…家に着いて私がいなかったらそれこそ父が心配するだろうと思って急いで戻ることに。
階段を駆け上がってドアを開けると、父がちょうど玄関にいました。
『おう、ちょうど今しがた戻ったところだ~。』と笑顔を見せる父。
ホッとして脱力。なにげない風を装うのに苦労しました。
なんかね…。どうぞお願い…どうぞこの父のささやかな楽しみがずっと続きますようにと頭の片隅でずっと祈ってる。
帰り方がわからなくなって、父が怖い思いをしませんように。
迷子のように扱われて、情けない思いをしませんように。
そして、それすらも感じられないような状態になりませんように。
父は父のやり方で老いに向き合おうとしてる。
私はそれを邪魔しないように、陰で力になれたらいいと思う。
その昔買い物を頼まれて近所のお店に歩いて出かけたとき、父と母は電柱に隠れてついてきたらしいです。
小さかった私はそんなことまったく気づかずに意気揚々と家に戻ったらしい。
同じような気遣いを、半世紀近くたった今、自分が親にしようとしている。何とも言えない気持ちです。
でも、そうできる時間をもらった自分をありがたいとも思うのですよ。
あのとき、親に心配と負担だけかけてそのまま死んでしまっていたら今はなかったから。
神さま本当にありがとうと心の底から思うのです。
自力で散歩に行って帰ってきた父は嬉しそうで、認知状態も比較的良かったです。
昔話を楽しそうにしてくれたので、私も一緒に昔に戻って楽しいひとときを過ごしました。
そうだったんだ!ってことも多くてほんと楽しかった。
ありがたいし、楽しけど悲しい。そんな今です。
今年もどうぞよろしくお願いします。
1月も何日だと思ってんだって感じですが、あ~年末年始~大変でした。笑
この1年2年、子供たちが本格的に大きくなってきて空の巣感強くなってきた我が家。
でもさすがに年末年始は家族が揃うし、みんなそれぞれ予定が違ったりであわただしかった…。
本当にあっという間の年末年始でした。
今年もバタバタしそうではありますけど、お正月の空のように穏やかな年に…と願います。
それにしても年々加速していく時間の過ぎるスピードの速さね。ヤバいよ。
これは自分の老化がそう感じさせているってことですよね。
年なりに順調に老化していってるってことか。ヤダなぁ。。。
でも、生きている。今生きているということだけを大事に今年もゆるゆる参ります。
先のことを考えてもどうなるものでもないし、過去を振り返るのも…。
人間は、生き物は『今』を生きるしかないものだから、ただ生きていこうと思うんです。
だから今年もくだらないことをダラダラ書くかもしれません。笑
さて、そんなわけで今年もするする走り出したわけですが…
母が今年の初仕事だというので、父の話し相手をしに実家に行きました。
一日おきに行ってるような感じです。笑
そしたら、家に父がいない。
母が用意してあった昼食に手もつけてない。
一瞬青くなった私ですが、テーブルに手紙が置いてありました。
『じいじいは歩きに行って来ます。』だって…。
本当はもっと長い手紙だったんですけど…要するにいつものお散歩コースの公園に歩きに行くよってことでした。
私も一緒に行ったのに…でも認知症になって父は自分ひとりですること、をものすごく大事にするようになりました。
特に一人で歩くことは父のプライドを保つためにものすごく必要なことみたいなんです。
歩きなれた道ならきっと大丈夫。そう思ってもやっぱり心配してしまう私。こんなだからがんになっちゃうんだろうか。
未熟さゆえ近所を見に行ってしまいました。待ってればいいのにね~。
お正月休みの道路は閑散としていて、あんまり歩いている人もいない。
いくつかルートがあるので、どの道を帰ってくるのかわからないのに…待っていられなくて外を歩き回ってしまいました。
息子や娘が初めて一人で出かけたときのことを思い出してしまった。こんな日が来るなんてあのころは思いもしなかったよ。
歩きながらあんなこと、こんなこと…本当にいろいろなことが頭の中を交錯する。
父はなかなか見つからず、とうとう目的地の大きな公園の近くまで行ってしまいました。
いや、これはもういないな~と思い…家に着いて私がいなかったらそれこそ父が心配するだろうと思って急いで戻ることに。
階段を駆け上がってドアを開けると、父がちょうど玄関にいました。
『おう、ちょうど今しがた戻ったところだ~。』と笑顔を見せる父。
ホッとして脱力。なにげない風を装うのに苦労しました。
なんかね…。どうぞお願い…どうぞこの父のささやかな楽しみがずっと続きますようにと頭の片隅でずっと祈ってる。
帰り方がわからなくなって、父が怖い思いをしませんように。
迷子のように扱われて、情けない思いをしませんように。
そして、それすらも感じられないような状態になりませんように。
父は父のやり方で老いに向き合おうとしてる。
私はそれを邪魔しないように、陰で力になれたらいいと思う。
その昔買い物を頼まれて近所のお店に歩いて出かけたとき、父と母は電柱に隠れてついてきたらしいです。
小さかった私はそんなことまったく気づかずに意気揚々と家に戻ったらしい。
同じような気遣いを、半世紀近くたった今、自分が親にしようとしている。何とも言えない気持ちです。
でも、そうできる時間をもらった自分をありがたいとも思うのですよ。
あのとき、親に心配と負担だけかけてそのまま死んでしまっていたら今はなかったから。
神さま本当にありがとうと心の底から思うのです。
自力で散歩に行って帰ってきた父は嬉しそうで、認知状態も比較的良かったです。
昔話を楽しそうにしてくれたので、私も一緒に昔に戻って楽しいひとときを過ごしました。
そうだったんだ!ってことも多くてほんと楽しかった。
ありがたいし、楽しけど悲しい。そんな今です。
今年もどうぞよろしくお願いします。
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