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ある日突然『あなたガンです』って言われてビックリ…。
子宮頸ガン0期で円錐切除したkaorieの経過観察中の日記です。

セキセイインコを送った日…自分の愚かさと生活とにじみ出る本音と

2019-05-27 | インコのこと


こんにちは。kaorieです。



今日はこのまえ書いていた続きというか、今思うことを書こうと思います。


私は一見普通に生活しています。いや本当に普通に通常通りの生活をしています。


でも、セキセイインコのピーたんを見送ってからの私はずっとずっと同じ思考の中に埋もれています。



人間そのものと自分自身の身勝手さを真正面から見てしまったというか…それに打ちのめされているといいましょうか。

いまさら?なんですけど。

こんな歳になるまで気づかなかったのかと言われればほんとうにそう。



人間って、いや私って、ほんとに自分のことしか考えていないんだなと。



あんなに身近にいてくれたあの子の何の役にも立てなかった。

そもそも病院に連れて行ってあんなに必死に治療してもらったのは、あの子が本当に望んでいたことなんだろうか。



そして、そのかいもなくあの子は死んでしまった。


私はどうしても土に戻すのがつらくて火葬をしてもらうことにしたんです。

お骨だけでもいいからそばにいてほしいと思ってしまったんですよ。

もしできるのであれば、ずっとそのままそばにいてほしかったくらいだった。




でもそれはかなわないので、少しでもきれいにお骨が残る火葬の業者を探し始めたんです。

小さな小さなセキセイインコのお骨は簡単に灰になってしまうと思ったから。

発情過多でカルシウム不足を指摘されていたピーの骨はスカスカかもしれない。

でもせめて、少しでもきれいに形が残るように火葬してこれからも一緒にいたい。



本当に自分の身勝手ですよね…でもどうしてもそうしたくて必死に探して見つけた遠方の業者に電話して予約をしたんです。


可愛いまま眠る小さなあの子の亡骸を抱えて、電車とバスを乗り継いで行くことにしました。


知らない場所に降り立ってその場所を探すと、そこは近隣の反対の看板が立ち並ぶ中にありました。



その反対の看板をたどっていくと着く…みたいな。。。



全く気づかなかったんです。そこがだいぶ前に新聞で読んだ近隣とのトラブルになっているところだと。

たしかにそこは郊外で、バス停を降りたらウグイスがものすごく澄んだ美しい声で鳴いていたけど…

本当に近くに普通の住宅があり、その施設に入っていくのに気が引けるほどでした。



ネットで見たときは自分の知りたい情報ばかり見ていたようで気づかなかったんですね。

実際は普通の家の庭がちょっと広かった…くらいの霊園とは程遠いところでした。

そこは私の目的は果たしてくれるかもしれないけれど、大事なあの子を最後に連れて行くには悲しすぎる場所でした。



キャンセルはきかないというし、こうして連れてきてしまったので激しく後悔しながらも火葬をしてもらったんです。



私の大事なあの子の煙が、知らない誰かの生活の迷惑になってしまうことに打ちのめされてしまいました。

最後の最後なのに、お別れがこんなふうになるとは思いもしなくて。

自分の浅はかさというか愚かさが身に沁みて、火葬を待つ間泣き続けました。悲しかった。

ピーは望んでもいなかったはずなのにこんな遠くまで連れてきてしまって。



その施設の人は親切でした。気さくに話しかけてくれたし、アピールしていたようにきれいなお骨に仕上げてくれました。

きれいな形で顔が残っていたのを見て、思わずまた泣いてしまいましたよ。小さな爪まで残ってた。でもね…

どんなに神妙な沈痛な面持ちでいても、にじみ出ちゃうものってありますよね。

わかるよ。仕事でやってるだけだから当たり前なんで、それはそれでいいんだと思います。



でもせめてこの短い時間のあいだだけでもわからないようにしてほしかった。



説明もそこそこにいそいそと領収証を切る姿だとか、お経を適当に唱えている姿とか、名前を間違えてみたりとか。

果てはお経読んでるときに携帯が鳴って、それに出ようとしたりとか。笑



いろんな場面でちょこちょこにじみ出る本音が私の後悔をさらに募らせました。



あとで見た誰かの口コミで掘っ立て小屋、と表現されていた工事現場にあるみたいな粗末な事務所。

火葬場はただの改造したトラックでした。あ、ちゃんと基準は満たしているんだと思いますけど。

あなたネットでどうやって検索したの?と生キーワードを聞き出そうとされたり。言いませんでしたけどね。笑



私、本当にバカだった。



もっときちんと送ってあげたかったのにこんなことになってしまって…。

私にとっては究極の非日常だったけど、あの場所に住む人たちにとっては逃げられない日常なんですよね。

あの場所での共存はしようとしてはいけないんじゃないかと思いました。

なし崩しでいつの間にか営業を始められてしまった住民の人たちの痛みがビンビン響いてきて苦しかった。



もちろん需要はあるわけです。私みたいな人がほかにもたくさんいるんだから…でもあの場所ではだめなんじゃないかと思う。


ものものしい看板たちは今でも私の心にグサッとささったままです。私の浅はかさを責めるように。




自分はなんて身勝手でバカなんだろうと、来る日も来る日も同じことを考えてしまう。

もっと違うお別れができたはずだった。


今さらいくら考えたところでどうにもならないし、どんなに悲しんでもあの子は戻ってこないのにね。



ただ、あの子と暮らした6年半は、本当に何にも代えがたい素晴らしい日々でした。

あの日々を心に抱えてしっかり生きて行かなくちゃ。。。

まさか自分がここまでメタメタになってしまうとは思ってなかったのでビックリですよ。



まだ今は、苦しかった時の姿や、最期の変わり果てた姿ばかりを思い出して心が痛むけれど…。


なにげない日の楽しいあれこれをずっとずっと忘れないでいよう。そう思います。



どうしてこんなに悲しみ続けているのか改めて考えてみる

2019-05-24 | インコのこと
こんにちは。kaorieです。


来る日も来る日も、セキセイインコのピーちゃんの不在を悲しんでいます。

それこそ、バカみたいに毎日毎日泣いて。



たかがインコという人もいるし、また飼えばいいじゃんという人もいるよ。

私はセキセイインコが飼いたいんじゃなくて、ピーちゃんにそばにいてほしいだけなの。



長生きだったじゃない。


精いっぱい世話してあげたからピーちゃんも喜んでるよ。



本当にそうかな。ピーは病気だったけどまだ元気だった。もっと早く気づけば間に合ったかもしれない。


もちろん世話も看病もしたけど、あの子幸せだっただろうか。ずっと家の中にいて、得体のしれない人間と一緒で。



ソノコトバワカンナイ!とばかり、ビービービービー怒ってたなぁ。あたしのわかる言葉で話せって。笑

インコのくせに全然言葉覚えようとしなかったし、手乗り?ケッ!って見向きもしなかった。

まぁ、メスだからそんなもんかもしれませんけど。慣れないのはしょうがないね。荒鳥だったから。



もしかしたら、ピーちゃんを看取ってあげられないこともあるかもしれない…そんな不安を抱きつつ家に連れてきたの。

私、またがんになったら責任もって最後まで飼うことができるだろうかと。



その責任は果たすことができたわけですが…だからといって満足して送ってあげられるのかといえばそんなことないみたい。

命を預かることは、判断と選択を繰り返すことだから。

そして、どんな道を選んでも…もしも結果が悪かったなら別の道をを選べばよかったと悔やみ続ける。

自分の人生にしたって、子育てにしたって同じよね。



ただ、自分の人生は自分の選んだ道だから後悔したとしても納得できる。

子供のことも、成長してからは親は助言くらいしかできないから…。責任はもちろん常に親にあるけどね。



でも、ピーちゃんは自分の意思とは関係なしに人間の世界で生きて、精いっぱい生きて旅立っていった。

もしも世話しているのが私じゃなかったら、もっともっと長く元気に楽しく生きられたんじゃないかと考えると泣けて仕方ないんです。


私はいつもそばにいてもらって本当に幸せだったけど、あの子に何にも返せないまま死なせてしまった。

野生で生きるのは無理でも、もっと幸せな生涯を送ることができなかったか。



もともとうちに来た理由も、人間の身勝手で捨てられたからで…本当にやりきれない。


もっともっと幸せに生きられたかもしれないのにごめんね…人間の勝手できゅうくつな生活になってしまってごめんね。


せめてもっと長く元気に過ごさせてあげたかった。本当に。



いつか涙は出なくなる日が来るかもしれないけれど、この気持ちが消えることは一生ないと思います。


ピーちゃんはきっと好きなところに飛んでいったと思うんだけど…ときどき見に来てくれるといいな…。


それにしても闘いっぷりが本当に立派だった。私はあんな風に闘病できるか自信がない。


生きるってそういうことだってそばにいて考えさせられました。



それにひきかえ、人間さまの生きる世界はドロドロぐちゃぐちゃと。自分含め本当に煩悩まみれ。


人間が生きるってそういうことなのかな。



ピーちゃんを送るときのことで、激しく後悔していることがあるんだけど…ここまで書いて疲れてしまったので

今度書こうと思います。









ありがとうと後悔と…永遠の愛をあなたに

2019-05-23 | インコのこと


数年放置しておいてしれっと出てきてすみません。kaorieです。


うちの次女、セキセイインコのピーたんが私のもとから旅立っていきました。


もう毎日泣いて泣いて泣いて泣いて。


からっぽの鳥かごを見ては泣き、残した羽を見ては泣き。

うちの近くでは夕方になると時間を知らせる音楽が鳴り響くんだけれど、それを聞いて反射的に

帰らなきゃ!あの子が待ってる…と思ってしまい、あ…と気づいてまた泣き。


なんでおかあさんを置いていってしまったの。(継母だけど…)

どうしてもっと長生きさせてあげられなかったのか。


もう何もしてあげられることがない。


せめて、かかえきれないほどの感謝と永遠の愛をあなたに贈るね。

ピーたん、今まで本当にありがとう。大好きだよ。

ずっとずっと、大好きだよ。




箱入りムスメの冒険 笑

2016-06-13 | インコのこと


私が目の中に入れても痛くないと思っているムスメのピーたん・・・

めっちゃ臆病で、頑なに鳥かごから出ないんですよ
それもそのはず
飼い鳥だったものの、全然人に慣れてない荒鳥で、しかも捨て鳥 泣

ねぇ、なんで捨てる?

しかしこの件については本当につらいもので詳細は省略
もろもろの事情があってうちの子になったピーコたんは、本当に少しずつ慣れて・・・やっと抱っこもさせてくれるようになったのね
あ、ちゃんとお医者さんにも診てもらっているので健康も保菌とかも大丈夫!
来た時から一貫してるのが、『女王様』キャラ (´∀`)
とにかくツンデレちゃんなので、気が向かないとハナもひっかけないヤツ

そして、何があっても絶対カゴから出なかった彼女

昨日、突然バサササッて部屋に飛び出した!ビックリ!!!ご飯あげようとした時に

うちに来てから1度だけ、鳥かごのサイズを変える時家の中で飛び回ったことがあるんだけど、飛ぶのがまぁ、下手で 笑笑
油断してて、窓が開いていたので泡食って閉めたよ
カゴから出たムスメは、高く飛んでソファに悠々ととまったのでした
差し出した手に、すんなり収まったピーたん・・・良かった~!!!

これからは、放鳥の時間とかもとれるようになるかもなぁ~
嬉しい
いつもカゴ越しだったから
一緒に遊べたら楽しいな
あの子も楽しい!って思ってくれたらいいんだけど

とりあえず、無事だったので、元気に飛ぶ姿が嬉しかった継母です(・∀・)ゞ

このごろ冷たいの

2016-03-24 | インコのこと


このごろムスメが冷たいんです

あ、人間じゃなくて鳥の方の 笑

この子はね、もともと荒鳥さん(人間に慣れてない鳥)だったの
いろいろな事情があってうちの子になったんだけど
最初は近寄るだけで威嚇していたのが、今では抱っこさせてくれるまでに(止まり木の上限定だけど 笑)
溺愛の継母の私 毎日毎日デレデレ可愛がっている
なのに一番好きなのはお騒がせくんみたいで悲しいのよ
だって全然家にいないじゃん!
毎日世話しているのは私なのに、あいつがいるとなんで嬉しそうに近寄っていくんだ!

にしても
このごろすごく冷たいムスメ
インコちゃんは換羽に伴うホルモンの変化が激しいらしくて、気性から食欲から変わっちゃう
本当は優しいピーちゃんなのに、眼を三角にして怒ってつつくので悲しくなっちゃうの
でも、寝るときには必ずブランコに乗って、おやすみって言うと『ピ♪』って可愛く言ってくれる
もうそれが聞きたくて何度もおやすみおやすみって…バカ親です


このたびまたしてもお騒がせくんのことで寿命が縮みそうな出来事があり
(ただし今回は息子が主役ではない。。。)
普段から疲れ切った心に追い打ち。。。しかも現在進行形で心配事があって…
本当に彼には悩まされます
全然彼は悪くないけど、でもどうしてかいつも負担の大きい役回りになってるのが不思議


ね!そんなこんなでママ疲れてるんだよ
ピーに癒してほしいのにかみつくってどうなの???

もうママなんて呼んでくれる人もいないというのに…自分で呼び続けるこのイタさね 笑
あ、人間の方の娘は呼んでくれるけど、人目をはばかって小声だからね…
本当はママなんて呼びたくないんだね~

かみつき女は今日はお留守番です!
高校の学校説明会に行ってきます

あぁ、またお札が飛んでいくよ~さようなら~~~泣


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