植生Salon

植生Salonでは、植物や緑、自然の面白さを探究するとともに、それを多くの方々と分かち合ってゆきます。

本谷蜂屋柿

2009-01-18 | 
お世話になっている熊谷常和さん,光栄さん夫妻より,
本谷蜂屋柿(干し柿)をいただきました.

本谷は,阿智村智里園原の山中の地名です.
蜂屋柿という品種は、下伊那のここより暖かいところでは甘柿になってしまいますが,ここでは干し柿に適した渋柿になるということです.

素朴で深い甘さがおいしいです.

綺麗なできばえにするための硫黄燻蒸を1回のみにするなど,
こだわりの干し柿です.

一昨年は私も干し柿作り体験をさせていただきました.

手間をかけた干し柿は,和菓子作品のようです.

こちらのサイトで紹介・販売されています.↓
http://item.rakuten.co.jp/mzq/hachiyagaki_001/

常和さんには,野草の自生地を案内いただいたり,
渓流釣りを教えていただいたり,とてもお世話になっています.

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2 コメント

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Unknown (shimano)
2009-01-18 17:18:57
 甘柿,渋柿の生育(栽培)適地が違うとは知りませんでした.勉強になります.
 数年前でしたか,最近は冬が暖かく,干し柿を作る途中でカビが生えたりとか,そんな話を聞きます.

 信州の土地にあった文化が,ずっと続いてほしいと思う次第です.
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そうですね (かのつめ)
2009-01-19 18:41:55
種なし渋柿が暖かい場所だと種あり甘柿になってしまうというのは私も知りませんでした.

2年前の冬だったのでしょうか?カビが生えてしまったという失敗談も聞きました.

かつての養蚕と,現在の果樹園のことを思うと,栄枯盛衰があるものなのかもしれませんね.
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