植生Salon

植生Salonでは、植物や緑、自然の面白さを探究するとともに、それを多くの方々と分かち合ってゆきます。

右馬允うどん

2012-04-25 | 
大鹿村旅舎右馬允の手打ちうどんを試食させていただきました.

細めの麺でこしあり.
5月からランチタイムの営業が始まります(1日30食まで).

こちら,ご主人の極上手打ち蕎麦も有名なんですが,
長男允君の打ったうどんも,おいしいですよ.

これからの季節,いいです.

打ち手が若いのでさらにどんどん進化するでしょうね.
そのへんも楽しみだなー.

右馬允のHPはリンクしていますが,まずはこちらから↓
http://www.umanojou.com/info/info.html#20120419


山里の 春のまつりに 野花つみ
歩きつかれに こしかけうどん

続フジづる

2012-04-24 | 自然
先日のフジづるの異様な年輪について、何人かのかたから情報をいただきました。

数年に一度、形成層(細胞分裂して成長する層)が複数になり、
異常肥大成長するそうです。白っぽい分厚い部分がそれです。

日本のあたりだと普通は形成層は一年一層。
だから成長の跡が年輪として数えられます。

たとえば形成層が5層出現すれば、成長が普段の約5倍になるということです。
たしかに白っぽい中にも何本か年輪状のものがあります。

一気に広げる葉の数が増えたときに起こるそうです。
経済の好景気のような。

クズのほか、暖かい地域のツル植物にみられることだそうです。

ということで、一体で全体でした。

知らなかったよ~。


東京情報大学の 原 慶太郎 博士、通称ツル原さん、ご教示ありがとうございました。

参考:
原 慶太郎 1985. 東北のツル植物(2)クズ. 東北の自然No.2:10-11.
原 慶太郎 1985. 東北のツル植物(4)フジ. 東北の自然No.6:10-11. 

そのほか参考させていただいたサイト(岡山理科大学 総合情報学部 生物地球システム学科
植物生態研究室(波田研))↓
http://had0.big.ous.ac.jp/~hada/plantsdic/angiospermae/dicotyledoneae/choripetalae/leguminosae/fuji/fuji4.htm 

これは一体?フジの幹の断面

2012-04-22 | 自然
きょう、直径15cmくらいのフジの幹の断面を発見しました。

細かな年輪の中に分厚い樹皮と同じ質のものがほぼ等間隔で挟まれています。↓



これは一体??と一思案。

もしかして自分のツルを、自分のほかのツルが次々に取り込んでいった結果なのか?

まさに、一体全体???

今日の植物調査会

2012-04-21 | 自然
今日は南信濃の上島,木沢をうろうろ.

まだみぬイヌノフグリは見つけられませんでしたが,
南信では希少なヒメニラをみつけました.
チューリップのミニチュアのようなデザイン.

食欲をそそる香り.まさにニラ.
小さなタマネギつき.


ほかに,ヤブツバキ


キバナイカリソウ


スルガテンナンショウ


カテンソウ(花点草)


ミヤマキケマン


旧木沢小学校



美博のエドヒガン12.4.9

2012-04-09 | 美博のエドヒガン
なんと、まだ咲きません。
ほんとにあと一歩なんですが。

気温が予報ほど上がってこないですね。

明日ですね。

積算気温は250℃越えてきてるし。
寒い年は越えてくるのでしょうか。

やっぱりマイナス積算するべき?

何はともあれ大記録!↓
しかも今年は閏年ですからね。