植生Salon

植生Salonでは、植物や緑、自然の面白さを探究するとともに、それを多くの方々と分かち合ってゆきます。

シライトソウ

2011-06-18 | 自然
カジカガエルの鳴き声と,遠くアカショウビンのキョロロロロ...を聞きながら,泰阜村のシライトソウ再訪.なんという贅沢なひととき.

自然物はなんでここまで芸術的なんでしょうか.
名前もいいですね~.

長野県絶滅危惧ⅠA類のこの草,バッチリ見頃をむかえていました.


第6回「美博まつり」のボランティアスタッフを募集

2011-06-16 | Weblog
飯田市美術博物館では、
第6回「美博まつり」のボランティアスタッフを募集しています。
「美博まつり」にスタッフとして参加していただき、一緒にイベントを盛り上げてくださる方々を募集しています。

日  時:平成23年7月30(土)~7月31日(日)の2日間

時  間:8:15~17:30

場  所:飯田市美術博物館

募集人員:20名程度

応募資格 
対象など:高校生以上で健康な方であればどなたでも。1日のみの参加でも可。

応募方法:お電話にてお申込みください。0265-22-8118
     受付は6月21日(火)から行います。
     最終締め切りは7月14日(木)としますが、
     定員になり次第受付を締め切り。

申 込 み  
問 合 せ:詳細をお知りになりたい方、参加を希望される方は、
     飯田市美術博物館0265-22-8118までご連絡ください。


詳しくはコチラ⇒http://info.iida-museum.org/?eid=89

僕は今年もワークショップ「葉たくアートで手作りうちわ」をやります。
いろいろな植物の葉に色を塗り、白いうちわにペタペタして、オリジナルのがらをつくります。
このワークショップ専属のお手伝いも個人的に募集しますので、手伝っていただける方は美博:蛭間(ひるま)あて、ご連絡ください。0265-22-8118  写真は昨年の様子。





コウライテンナンショウと、キタマムシグサ

2011-06-14 | 自然
邑田先生の図鑑によると、
コウライテンナンショウのキタマムシグサ型は、げん部の半透明の白い筋の部分が盛り上がる。
分布は中部山岳地帯から北の北陸、東北および北海道以北。正式には発表されていない。

典型的?なコウライテンナンショウは、げん部が盛り上がらない。

確かに先日のものはコウライテンナンショウのキタマムシグサ型で、図鑑でもそのように紹介されてます。

キタマムシグサの範囲を厳密にとれば区別できるかもしれない。と。

伊那、小黒川へ

2011-06-14 | 自然
入梅のころは緑が気持ちいい。
長野県植物研究会定例は、とてもしっとりな小黒川上流へ。

写真はヤマザトマムシグサ。
頭がヘルメットのようにふくらんで、先が長くたれて、色が黒っぽくて、わかりやすくてえらい!

難しいのがこれ↓

女の子に、これ、コウライテンナンショウって知ったかぶりしたあとに、
分類プロ集団に、これコウライテンナンショウですよね?と、けっこう確信もって聞いたら。
いや、キタマムシグサです。。と。う~~~~~む、プロに言われるとそうですか、というしかない。

でも納得いかなかったから、帰って邑田先生の図鑑「日本のマムシグサ」北隆館をみる。
あれ?キタマムシグサは、コウライテンナンショウの1型である。
この図鑑では、変異を十分検討できていないものだから区別しない。
あ~よかった、微妙なもので、すくなくとも大はずれしてたわけじゃないんだ。
キタマムシグサを分ける主張は芹沢先生の説で、邑田説との違いなのか。

それにしても、分類プロのこだわりもすごい。芹沢説支持ということか。
でも現地での説明が記載と違う気が。。。ま、いっか。
とにかくハイレベル。

「や~い間違えた~!」とヤジるS大S准教授、お静かに願います(笑)

口直し。
エゾノタチツボスミレ、高さ30cmくらいになります。


ウサギシダ。干支の年にお目にかかれるとは。。。年男だし。


馬場多久男先生とも会えて、しかも飲めたし。
プロ集団とよってたかって種を挙げまくり、リストアップ400種越えしたし!
満足満足。

6/12理想の森プロジェクト2011~里山で遊ぶ・学ぶ・育む・つながる

2011-06-07 | 自然

私も関わらせてもらっている、「理想の森プロジェクト伊那谷2011」のイベントのお知らせです。

6月の森の観察会を皮切りに年4回のイベントを企画しています。

森の観察会

理想の森プロジェクト伊那谷2011「里山で遊ぶ・学ぶ・つながる」の第一弾として森の観察会と枯れた木の伐採見学など森の整備を行います。里山ってなんだろう?森のなかの生き物に触れて人と自然とのつながりを体感してください。大人も子どもも一緒になって、初夏の森を思いっきり楽しんでみませんか!

日時       平成23年6月12日(日) 9:30-11:30
         (雨天の場合、6月19日(日)に順延します)
場所       遊ん場どきドキの森  (飯島町本郷 丸山)
集合場所・駐車場 本郷第二耕地集会所
内容       自然観察・木の伐採見学など
参加費      無料
持ち物      軍手・帽子・動きやすい支度・汚れてもよい靴

☆駐車場は会場東の本郷第二耕地集会所をご利用下さい。
☆保険は掛けますが賠償額以上の責任は負えませんのでご了承ください。
☆天候が悪くイベントを中止する場合は、当日朝までに参加者の皆さんへ個別にご連絡します。


後援 飯島町・飯島町教育委員会
主催:お申込み・お問合わせ  理想の森プロジェクト伊那谷 事務局
ファックス 0265-86-2537 e-mail kashiwaya@if-n.ne.jp
電話 090-1663-8425(瀧澤)
   090-8649-8533(小林)
本事業は「長野県木育推進事業(地域活動型)」採択事業です。


木曽の山へ

2011-06-07 | 自然
行ってきました。

カミコウチテンナンショウ。初物(珍品)です。
これは特徴的でわかりやすくていい。
花が葉よりも低くて、えんじ色の斑点と筋。
葉は五枚切れ込み。

清内路峠を越えると、植物相が変わります。
ここからが西日本て感じ。


白花のイワカガミ(ヤマイワカガミ?)。キリッとしてていいです。


タニギキョウ、清楚~~(>_
モリアオガエル。天然記念物。地面を這っているのをみるのは初めて!!
か,かわいい.手がおおきい。