入梅のころは緑が気持ちいい。
長野県植物研究会定例は、とてもしっとりな小黒川上流へ。
写真はヤマザトマムシグサ。
頭がヘルメットのようにふくらんで、先が長くたれて、色が黒っぽくて、わかりやすくてえらい!
難しいのがこれ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/9f/22c230b6130a4a75681dbcf6374645cd.jpg)
女の子に、これ、コウライテンナンショウって知ったかぶりしたあとに、
分類プロ集団に、これコウライテンナンショウですよね?と、けっこう確信もって聞いたら。
いや、キタマムシグサです。。と。う~~~~~む、プロに言われるとそうですか、というしかない。
でも納得いかなかったから、帰って邑田先生の図鑑「日本のマムシグサ」北隆館をみる。
あれ?キタマムシグサは、コウライテンナンショウの1型である。
この図鑑では、変異を十分検討できていないものだから区別しない。
あ~よかった、微妙なもので、すくなくとも大はずれしてたわけじゃないんだ。
キタマムシグサを分ける主張は芹沢先生の説で、邑田説との違いなのか。
それにしても、分類プロのこだわりもすごい。芹沢説支持ということか。
でも現地での説明が記載と違う気が。。。ま、いっか。
とにかくハイレベル。
「や~い間違えた~!」とヤジるS大S准教授、お静かに願います(笑)
口直し。
エゾノタチツボスミレ、高さ30cmくらいになります。
ウサギシダ。干支の年にお目にかかれるとは。。。年男だし。
馬場多久男先生とも会えて、しかも飲めたし。
プロ集団とよってたかって種を挙げまくり、リストアップ400種越えしたし!
満足満足。