kananagaの日記

音楽したり絵を描いたり紙芝居したりするkananagaの暮らし

大文字山

2009-11-07 | 日記
kananagaは小学校6年生のとき、「ちょっとひゅーひゅーいってますね、喘息って言われたことないですか?喘息気味ですね」とお医者さんに言われたことがある。喘息自体がどういうものなのか、自分に起きていることが喘息なんだかなんなんだかわからないが、息が上がり易くて回復が遅いことはわかっている。

中学生のときにやった踏み台昇降後の脈拍の計測では、他のみんなが脈拍100回台だったのに、ひとりで200を軽く超えていたのを憶えている。「ああ、そうか、私は回復が遅いんだな」とそのとき自覚。

中学校でもうひとつ自覚したことがある。大室山という山に学年みんなで登ったときのこと。のぼりが本当に、ほんとう~に苦手で、ものすごくぜいぜい言って登っていたkananaga、まあ、これは予想通り。次々と後ろのひとに抜かれ、死にそうな、ほうけたような顔になっている写真が残っている。しかし、頂上で休んで下り始めたら、、なんと、まるで羽が生えたかのように、軽やかにおりることができたのだ!自分でもよくわからなかったんだけど、普通下りのほうが警戒するよね、石がごろっとして転びそうになったり、滑ったり、ひざ痛めたり。でもkananagaは、ホップステップジャンプみたいにして、大げさかもしれないが、ちょっと忍者みたいに下りていったのだった。後からわかってきたんだけど、つまり、下りのセンスがいいみたい。下りにはセンスがいるんだって。なんか、嬉しいじゃないか!

で、今日は、大人になって初の、まともな山登り、ちゃんとトレッキングシューズを履いた山登りだ!

kananagaは低体温持ち。kananagaの予測では、この困った症状も、脂肪を燃やして筋肉を増やせばなんてこともなく解決しちゃったりするのではないか、と思うところもあり。でも、運動が習慣化してないひとにとって、それは結構ハードルが高いのだ。でも山登りだったら、色々な楽しみ込みで行けるところもあるし、ということで、体質改善をもくろんで、登山。

それと、本屋で山関係の棚を見てたら、「山登りはじめました」(鈴木ともこ・著/メディアファクトリー)という漫画を見つけた。買って読んでみたら、初心者の著者の方がだんだん山にのめり込んでいくところが丁寧に描かれてあって、すっごく山に行きたくなる内容だったのだ。

というわけで、今日は早速大文字山。大文字山なら初心者にもおすすめ、というようなウワサだったので、のぼってみたが、、、あのね、蹴上駅あたりから登ったんだけど、途中エグいコースがあったよ。。。急勾配で手をつかないとのぼれないようなとこ、通ったよ。。。全然初心者コースじゃないじゃん!ちょっと行くとすぐ普通のコースになったけど。あとでみたら、銀閣寺あたりからが初心者コースだったみたい。そっちへは、おりていったんだよね。。

山登りの汗のかき方がよくわからなかったんだけど、すっごく汗かくんだね。汗で若干低体温になりながら、これ以上悪化させないように一生懸命拭きながら、頂上を目指す。なんでかTシャツのかえとかうっかり持ってなくて、拭くしかなかった。頂上まで登ったときにはもうTシャツがびっしょびしょだったので、お日様にあてて乾かす羽目に。その間おにぎりを食べて休憩し、そのあとも汗に注意しながら、ふぃぃ~~なんとか、無事におりてこれた。

着替えのこと、大文字山くらいならいいのかな、みたいに甘く考えてた。kananagaは低体温持ちだっていうのに、なんでそこを甘く考えてしまったのか、自分でも意味がわからない。教訓、上に着るものは、下着も含めて絶対乾きやすいもの、しかもkananagaの場合、日帰りでも着替えは3~4枚は持つべきかもしれない。うんと寒い季節には素人は山に登らないんだし、一番下は半袖Tシャツがいいな。素材はなるべくポリ100で行こう。

でも、楽しかったなー、また山登りたい~!でも、もう寒くなっちゃうから、春までおあずけかも。その間、しっかりウォーキングとかしよう!

ちなみに、家につく頃には、すでに筋肉痛がひどかった。。。なんだ、この早さ、kananaga、だいぶ若い?