なまけもの備忘録

日記ではなく、気が向いたら更新されるらくがきちょうのようなモノ。

ダブクロ3e買いました

2009年07月18日 | RPG
早速、中身をチラ見しながらレビューします。
とはいえさっき買ってきて今書いているというレベルなので、ご容赦を。

▼文庫である!
何よりも大きい変更点、いや本は小さくなったのですが。
文庫はARAと同じ縦書きです。横書きがよかったのですがしょうがない。
今回は2分冊+上級ということで、基本からデータがバラける状態になってちょっと検索性は悪いかもしれません。
とはいえ基本の分冊1だけでも遊べるのでとりあえず問題はないのですが。

▼キャラクター概念図
キャラクターデータのモジュールをヴィジュアル化しています。
さり気に画期的なので触れておきます。
もちろん「ゲームを作る」ということをしてる人には当たり前のことなのですが。

▼ライフパス
今まで通り、碌な人生を送ることのできない上に矢鱈種類が多いライフパスは健在
、これがあってのダブルクロスです。とりあえず一安心。

▼サンプルキャラクター
「真実の探究者」にノイマンが入っていない件について。おい探偵。

▼シンドローム
最後に追加されたバロールまで含めて分冊1から全部盛りです。
トライブリードの3つ目のシンドロームはオプショナルといって能力値に計算されないようです。

▼ワークス
能力値がなくなりました。これで「射撃系キャラだから仕方なく小学生にする」という事態がなくなります。
あと、ブレイクアップ追加分は掲載されてます。ファルスハーツ系はまだです。

▼エフェクトのレベル
若干アリアンっぽくなったかも。エフェクトごとに上限が設定されており、クロスブリード基準で、ピュアは上限緩和、トライブリードは上限が-1という感じ。

▼エフェクト
内容は全部見ていないので割愛ですが、全シンドロームから「クリティカル値減少」系の特技が削除されました。そして、

一般エフェクトに《コンセントレイト:シンドローム種別》が追加されました!

《コンセントレイト》はクリティカル減少エフェクトです。これが独立したことですべてのシンドロームがクリティカル値を下げられるようになり、クリティカル値の関係で組み合わせられなかったシンドロームの組み合わせも選べるようになりました。これは素晴らしい進化です。

セカンドアクションとクリティカル減少付関係は分冊2か上級かな?
まぁ、セカンドアクションはなくていいけど、

▼判定
相変わらず山のように10面体を振る。これは何とかしてほしかった。
それと、クリティカル下限値が2となって、達成値∞ができなくなりました。

▼ロイス・タイタス
この辺りは変わらなかったので一安心。タイタスも同様。
みんな大好き、ポジネガ関係票も健在です。

▼戦闘
さり気に距離と射程が復活していたりします。
それと、エフェクトの組み合わせルールも健在です。ちょっとめんどくさい。
そして、投てき武器も弾数が無限です。

▼ワールドガイド
さらに1年たって、現在ウィルス発生から20年となりました。
コードウェル博士も帰ってきてさらににぎやかに(みんな覚えてたかなこの人?)
あと、トライブリードは大宇宙の意思。
おなじみ春日恭二さんに関しては皆さんでチェックしてあげてください。

▼アペンディクス
巻末にいくつか表がまとめられていたので助かります。文庫だとこういうところが省かれがちですが助かります。

というわけで、王子の言っていた「遊びやすくなったダブルクロス」というふぃあ通での発言は間違っていなかったです。さすがは王子期待を裏切りません。

とはいえまだまだ10面体はたくさんいるので、代表が卓の真ん中にダイスを振る場所にするマットと30個くらいの10面体を準備する必要があるでしょう。

明後日プレイするのでその感想も後ほど。

それから誰か、リプレイコンテストに出す人はいるかな?