絶対的幸福と相対的幸福(あんしん&安全) 全ての人間は尊厳を持っており、敬意と尊敬に値いします。

安全とはリスクが受容できるレベルより低いこと。
安心とは、リスクの存在を忘れることができている心理状態。

笑顔と「日記」ブログ No.11

2008年07月13日 19時23分04秒 | Weblog
笑顔と「日記」ブログ No.11

ワコールの初代社長 塚本 幸一さん(故人)のドギュメントDVDを
見る機会が昨日ありました。

 塚本氏は若い時戦争に狩り出され、インパール作戦においては同じ部隊
仲間55名中、わずか3名の生き残り兵として日本に帰還できたとき、

 「戦死された仲間たちに申し訳ない。
  今の私の命はあの戦争で無くなっていたはず。
  これからの私の命はお預かりものの命。
  
  だから小さな欲、我欲に生きず、
  私欲に生きず、世の中に奉仕しよう、
  日本の再建に尽くそう」

 と決心しました。

  塚本氏の使命感。
 「世の中の女性を美しくすることに貢献!」

 戦争体験で他者・他社を負けさせることに、嫌気が差していたので、
戦いをしなくてもいいまったく新しい商売を立案、これが女性用下着
新装具で世の中を変えたワコールの出発点でした。

 塚本氏は、「世の中の女性を美しくすることはそのまま平和作りの
貢献になる」と信じていた方でした。

 DVDの中の
「逆境のときこそ、ピンチのときこそ自分を大きくできるチャンスですよ。
 そのためには、まずチャンスととらえて、
 自分を徹底的して客観的に見ることですよ。

 1 鳥瞰図的に自分を第三者の目で頭上からみるようにして冷静になる。
 2 これはチャンスだと思い切ること。
 3 ここで、できることと、できないことを考えよう。
 4 できることを考えられたら、それが人間としてすべきことなのか?
   それとも人間としてやってはいけないことなのか?を判断しよう。
 5 そして当然人間としてやるべきことを選択しましょう。 

 1→2→3→4→5
 この順番でいけば、かならず自分の境涯が大きくなる。
 
 この積み重ねで人生は大きく変わる」
といっていました。

 そういえば、インド独立の最大貢献者であるガンジーが、弟子に
「侮辱されても、非難されても、決して感情にまかせた怒りに自分を
もっていってはだめですよ。
 
 そんなときには自分の日記に書きなさい。
 そして原因はどこにあるのか冷静に分析しなさい」
 といっていたような・・・

 これも塚本氏の言葉に通じるところがあります。

 感情にまかせて「笑顔」を崩すのは止めよう。
 自分の日記とか
 ブログにむかって
 上記「1→2→3→4→5であるこの順番」
 を試して、じっくり冷静に考え抜きながら、
 書いてみるのもいいかも知れない。
 


歓乃喜 師弟 No.11(7/13 2008)
コメント
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