夢や理想を持てる勇気は、戦う力になる No.47
「戦う力があるから、夢や理想をもてる」のではなく、「勇気があ
るから夢や理想を持てる、だから戦う力がつく」、「夢や理想を持
ち続けているが故に勇気が湧いてくる、だから戦う力になっていく」
このことを教えるのが、また学ぶことが、本当の「教育」ではな
いでしょうか?「理想や夢は実現できる可能性のはるかかなたにあ
るものと認識しつつも、理想や夢を道徳的羅針盤として信念まで昇
華できるような人造り」を目指すのが教育だと思います。
小学校6年生の作文を紹介します。
「僕の夢は一流のプロ野球選手になることです。そのためには、
中学、高校と全国大会にでて活躍しなければなりません。
活躍できるようになるためには練習が必要です。
僕は3才から7才までは半年くらいやっていましたが、3年生の
ときから今までは、365日は、激しい練習をしています。
だから1週間中で友達と遊べる時間は5~6時間です。そんなに
練習をやっているのだから、必ずプロ野球選手になれると思います。
そして中学、高校と活躍して高校を卒業してからプロ野球選手に
なれると思います。そしてその球団は、中日ドラゴンズか西部ライ
オンズです。ドラフト入団で、契約金は、1億円以上が目標です。
僕が自信のあるのが投手か打撃です。去年の夏、僕たちは全国大
会にいきました。そして、ほとんどの投手を見てきましたが、自分
が大会ナンバーワン選手と確信でき、打撃では県大会4試合のうち
ホームランを3本打ちました。そして、全体を通した打率は、5割
8分3厘でした。
このように自分でも納得のいく成績でした。そして僕たちは1年
間負け知らずで野球ができました。
だから、この調子でこれからも頑張ります。そして、僕が一流選
手になって試合に出られるようになったら、お世話になった人に招
待状を配って応援してもらうのも夢の一つです。
とにかく一番大きな夢はプロ野球選手になることです」
読者の皆さんの大方は、この作文の作者はお分りでしょう。また
推測できるかと思います。そうです現在米国大リーグで活躍してい
るイチロー選手です。
当時6年生の「鈴木一郎」さんが、すごいのは「夢」として、作
文の冒頭で、ただの「プロ野球選手」の前に「一流」とつけたこと
です。
多分当時の野球の教師、先生が素晴らしかったのではないか、と
思います。またご両親が、素晴らしい「先生」であったのではないか
と思います。
当時6年生の「鈴木一郎」さんが一番に学んだことは「夢・理想」
と「勇気」だったのではないでしょうか?
次回は9月1日からとなります。
歓乃喜 師弟 No.47(8/28 2008)
「戦う力があるから、夢や理想をもてる」のではなく、「勇気があ
るから夢や理想を持てる、だから戦う力がつく」、「夢や理想を持
ち続けているが故に勇気が湧いてくる、だから戦う力になっていく」
このことを教えるのが、また学ぶことが、本当の「教育」ではな
いでしょうか?「理想や夢は実現できる可能性のはるかかなたにあ
るものと認識しつつも、理想や夢を道徳的羅針盤として信念まで昇
華できるような人造り」を目指すのが教育だと思います。
小学校6年生の作文を紹介します。
「僕の夢は一流のプロ野球選手になることです。そのためには、
中学、高校と全国大会にでて活躍しなければなりません。
活躍できるようになるためには練習が必要です。
僕は3才から7才までは半年くらいやっていましたが、3年生の
ときから今までは、365日は、激しい練習をしています。
だから1週間中で友達と遊べる時間は5~6時間です。そんなに
練習をやっているのだから、必ずプロ野球選手になれると思います。
そして中学、高校と活躍して高校を卒業してからプロ野球選手に
なれると思います。そしてその球団は、中日ドラゴンズか西部ライ
オンズです。ドラフト入団で、契約金は、1億円以上が目標です。
僕が自信のあるのが投手か打撃です。去年の夏、僕たちは全国大
会にいきました。そして、ほとんどの投手を見てきましたが、自分
が大会ナンバーワン選手と確信でき、打撃では県大会4試合のうち
ホームランを3本打ちました。そして、全体を通した打率は、5割
8分3厘でした。
このように自分でも納得のいく成績でした。そして僕たちは1年
間負け知らずで野球ができました。
だから、この調子でこれからも頑張ります。そして、僕が一流選
手になって試合に出られるようになったら、お世話になった人に招
待状を配って応援してもらうのも夢の一つです。
とにかく一番大きな夢はプロ野球選手になることです」
読者の皆さんの大方は、この作文の作者はお分りでしょう。また
推測できるかと思います。そうです現在米国大リーグで活躍してい
るイチロー選手です。
当時6年生の「鈴木一郎」さんが、すごいのは「夢」として、作
文の冒頭で、ただの「プロ野球選手」の前に「一流」とつけたこと
です。
多分当時の野球の教師、先生が素晴らしかったのではないか、と
思います。またご両親が、素晴らしい「先生」であったのではないか
と思います。
当時6年生の「鈴木一郎」さんが一番に学んだことは「夢・理想」
と「勇気」だったのではないでしょうか?
次回は9月1日からとなります。
歓乃喜 師弟 No.47(8/28 2008)