絶対的幸福と相対的幸福(あんしん&安全) 全ての人間は尊厳を持っており、敬意と尊敬に値いします。

安全とはリスクが受容できるレベルより低いこと。
安心とは、リスクの存在を忘れることができている心理状態。

創(はじ)めることさえ忘れなければ、いつまでも老いることはない

2008年06月30日 04時42分46秒 | Weblog

日野原 重明さん(聖路加病院理事長)のお話の続きです。


「第一の人生は20歳から25歳くらいまでの教育を受ける年代。

 第二は社会人として働き始めてから59歳まで。

 そして定年退職する60歳以降は第三の人生と呼んでいますが、本当に自分のやりたいことができるのは75歳なんです。

 体は老化していても、精神的に自立していればやったことのないことに自由に挑戦できる」


 日野原さんは自身の体験を通じてこのようにいっているので説得力があります。

病院の理事長職の傍ら講演や執筆(主著「生き方上手」ユーリーグ刊 は100万部以上のベストセラー)など、どんどん活動を広げています。

 詩を書いたり、作曲もしたり、エッセイも論文も書いています。

 日野原さんにおいて、世間常識年齢感からの決別のきっかけは?

「60歳のとき、オーストリアの哲学者マルティン・ブーバーの『もしその人が創(はじ)めることさえ忘れなければ、いつまでも老いることはない』という言葉を読んで、ハッと思ってね。

 やったことがないことに挑戦していこうという気持ちになったの。

 それが70歳、80歳、90歳とアクセルがかかってきて、今は最高で1日18時間働いていますよ」

 絶対的幸福への第一歩について前回は、「この人達観しているなぁ~!と自分で感じられる人の本を読むとか」という風に述べました。

 しかしながら、ただ読むだけでなく、日野原さんのように、素直に「自分の命で徹底的に実践してみる」ことが大事かと思いました。


 
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なんで102歳で元気いっぱい?多分絶対的幸福を会得?

2008年06月29日 19時15分49秒 | Weblog
ショウチ 三郎さんは現在102歳。
普通80歳になってから外国語の習得に熱中できるのだろうか?

幸福の回り道=世間常識の年齢感
があり限りこれは無理です。

年齢=前向きな精神年齢=生涯青春=過去を振り返らず常に挑戦心を持つというのが絶対的幸福の一つの条件のような気がします。

また
ショウチさんは、韓国で障害児に施設が発達していないという現状をなんとしてでも打破したいという「利他の精神」が強烈あるから、世間常識の年齢感から逃れられたと思います。

絶対的幸福のもう一つの条件に「利他の精神」があるのではないでしょうか?

誰がなんと言おうと「利他の精神で、自分の使命感に燃えている」とき、世間年齢という言葉自体が当人にとっては意味を無くしてきます。

 あえて世間年齢が必要なときとは、この年齢の方がここまで挑戦しているという、世間年齢に惑わされていて幸福の回り道をしている私のような者に警鐘を打つ意味のときだけ必要かもしれない。

 世間年齢に惑わされるな!
 ワクワクする、利他の精神に溢れる状態に常に自分自身の「心」をもっていけるように工夫すると決心することが絶対的幸福への第一歩か思います。

 その工夫って何だろう?
 
 この人「達観しているなぁ~!」
 と自分で感じられる人の本を読むとか、身近にいれば近づいていくとか・・・


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幸福への回り道

2008年06月28日 13時30分33秒 | Weblog
幸福への回り道をしていたと思う。

その1:年齢って何だろう?

 人は誰でも、いつの間にか世間常識の年齢感に惑わされてしまい、年齢による幸福感について「回り道」をしているのではないでしょうか?

 私自身もそうでした。私が高齢者になれば回りに迷惑かけないで生きれるだろうかと心配することもありましたが、日野原さんのお話を聞いて、「世間でいう年齢常識で惑わせれていた」自分を発見しました。

 福岡県で知的障害児通園施設の園長をされている「ショウチ 三郎 先生」のことを日野原さん(聖路加病院理事長)がある雑誌で紹介していました。

 「ショウチ先生は、今年102歳ですが、80歳になってから韓国語を勉強して、障害児の施設が発展していなかった韓国で後援活動をされた。
 その先生が90歳で中国語、それで100歳になったら、ロシアに行くのにロシア語を勉強して話せるようになった。

 今年6月にブラジルに行くためにポルトガル語を学んでいるそうです」

 人間って年を取っても開発していない脳の部分がたくさん残っていますよ、と
96歳の日野原さんはいっています。

 日野原さんは、また「単純に年齢で人を判断するのは差別なんです。米国では就職するのに生年月日を履歴書に書く必要はありません。実力があればいいという考えです」ともいっています。

 年齢感をショウチ先生のように、日野原さんのように変えみよう。そうすれば幸福への回り道が避けられるのでは?と思ったしだいです。


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