~ 鳴かず飛ばず ~

喜怒哀楽の日々を綴る

人間万事 ...

2010-05-28 15:28:50 | 日記・エッセイ・コラム

人はみな、長所と短所を同じ数だけ、もっている。

長所だけの人 短所だけの人 は、この世には存在しない。

しかしながら、長所が目立つ人 その人の短所は発見しにくく、普通では分からない。

逆に、短所が目立っている人 その人には良い所が一つもない と、思ってしまう。

このことが人々に、禍をもたらすことになっている。

結婚前は、お互いの短所は知らないまま、お互いの長所を見せ合い、語り合う。

結婚後しばらくして、チョットしたことから、お互いの短所に気付いてしまう。

今度は、お互いの短所ばかりを見るようになり、お互いが嫌になってくる。

こうしたことが、離婚の原因をつくっている。

結婚前には、お互いの短所を語り合い、それを受け入れ、お互いに納得することが重要だ。

私は、『 福 』 、『 禍 』 も同じ数だけ平等に、人々に、訪れると考えている。

「 幸せすぎて 何だか怖い 」 と、いう表現があるが、これは次に来る 『 禍 』 を予感したものかも知れない。

今年は今日まで、いろんな困難に直面し、その都度対応してきたが、自分ではどうすることも出来ない 『 禍 』 の方が多かった。これからは、『 福 』 が多く訪れる番だと思って、落ち込むことなく、生きて行こう。

Joy and sorrow are today and tomorrow      喜びも悲しみも幾年月  

                      人間万事塞翁が馬

          


一度切りなの?

2010-05-26 08:55:42 | ブログ

我家は四人家族で、車が四台あります。

五月は自動車税の納税月にあたり、家計への負担が大きくなっています。

昨年は、48000円の臨時収入があったので、これを全額納税に当てました。

つまり、国から貰った金は、すべて税金として国へ返却したことになります。

今年は臨時収入の見込みがなく、困っています。

「 定額給付金 」 って、一度切りなの? いいことは毎年続けて欲しいのに ...


目に青葉

2010-05-25 19:03:11 | 日記・エッセイ・コラム

目に青葉

新緑の季節がやって来た。眩しいほどの新緑を眺めていると、心が洗われる気がする。

梅雨に入るまでの僅かな期間だが、私はこの時期が最も好きだ。草木が日に日に大きくなっているのが分かる。

山ほととぎす

戦国の武将の性格をホトトギスに例えて

  鳴かぬなら 殺してしまえ ホトトギス       -  信長

  鳴かぬなら 鳴かせてみせよう ホトトギス     -  秀吉

  鳴かぬなら 鳴くまで待とう ホトトギス        -  家康

ホトトギスは私には、好きになれない鳥である。

その訳は

「 托卵 」 といって、ウグイスの巣に卵を産むのである。その様子は、ホトトギスの雌は隙を狙ってウグイスの巣に近づき、ウグイスの卵を一つくちばしで、くわえて取り除き、すぐに向きをかえて短時間で自分の卵を産み落とす。卵の大きさは、ホトトギスの方が大きいが、色は赤味のあるチョコレートで、ウグイスの卵と似ている。

ウグイスの卵は普通14日ほどの抱卵期間を経て孵化するが、ホトトギスの卵はそれより2~3日早い。

ウグイスの卵より早く孵化したホトトギスの雛は、非情な本性をもっており、孵化寸前のウグイスの卵をすべて巣の外へ捨てる。そして、巣を独占し、仮の親であるウグイスの暖かい愛情を一身に受け、目に見えて成長していくのだそうだ。

「 信長 」 でなくても、殺したくなる内容だ。

初がつを

「 女房を質に入れても食べたい初鰹 」 と言うらしい。

初夏に太平洋を北上する鰹は、さっぱりとした口あたりで身がしまっている  - のぼり鰹

9月頃東北沖で産卵のため、丸々と太った脂の乗った鰹が南下する      - くだり鰹

のぼり鰹の最初の水揚げを初鰹と呼ぶが、この時期にとれる鰹をすべて初鰹と呼ぶ傾向があるようだ。

私は過去に一度だけ、生きている鰹を料理させて食べたことがある。

のぼり鰹でも、くだり鰹でもなく、言ってみれば 「 季節はずれの鰹 」 だったと思う。

半身を刺身にしたのだが、身が柔らかくて、まずくて食べられなかった。

鰹にも旬があり、初鰹、くだり鰹でなければ、駄目と知る。

私には、恐れ多くて女房を質に入れることなど出来ないが、一度でいいから初鰹は、食べてみたいものだ。


花の命は短くて

2010-05-23 06:28:12 | ブログ

現在

我家の庭には、数多くのバラが咲いている。そのほとんどが、ツルバラでローズアーチや棚、壁に登っている。

私はバラの姿や香りを楽しむ一方、ハサミを持っていて、散り始めたバラを見つけるとカットしている。残しておくと木が弱ってしまうからだ。

シャクヤクも見頃を迎え、白と赤の派手な花が咲いている。

シャクヤクと言えば、美しい女性の姿に例えて

「 立てばシャクヤク 座れば牡丹 歩く姿は百合の花 」 という言葉がある。

このシャクヤクも、咲き始めは華やかで美しさを感じるが、老いた花は見たくはないので、早めにカットしている。

我家の庭には、チューリップや百合の花は存在しない。

その訳は、花が咲いている僅かな時期はいいけれど、花びらが散って、あの首から上が取れた あの寂しさには耐えられないからだ。

私は 『 散り際の美しい花 』 が好き。それは何といっても洋蘭で、中でもカトレアがいい。

カトレアの花言葉は  「 優雅 」 「 魔力 」 「 成熟した魅力 」

カトレアには 着飾った貴婦人に似た美しさがある。優雅で、あでやかで、ほんとうに 『 華 』 がある。

長い時間 観る人を楽しませてくれて、ありがとう。

「 もう そろそろ 散るころ 」 と思って翌朝見てみると、花は既になく、昨夜の人目のない内に、花びらは葉の陰に小さくたたんでいる。何と気配りのある花だろうか。

そして、そこには立派な 『 観葉植物 』 として生まれ変わったカトレアの姿がある。

カトレアは観る人の心を捉えて、観る人に寂しさを感じさせない植物なのである。

                          花の命は短くて

                          苦しきことのみ多かりき

                          でも私は生きてくの


日本人と食事

2010-05-18 20:40:07 | 日記・エッセイ・コラム

欧米人のような アングロサクソン  -  肉食系

蒙古斑のある私たち モンゴロイド  -  草食系  

                        といわれており、体の造りが、そうなっていると思う。

日本人の食事は、肉食系に傾いてきており、その結果 若者の体型が欧米人に近づいてきた。

体型が影響する水泳競技において日本人が優勝することも、珍しくなくなってきた。昔では考えられないことで、昔は入賞すら難しかった。

一方 テレビでは

「 野菜の摂取量が足りない。野菜をもっと食べよう!」 と、放映している。日本人の野菜の摂取不足は、事実のようだ。

私は草食系の人種が、肉食系に変わることは出来ないと思っている。

若いうちはまだ良いが、年を取ってから肉食中心の食事を続けると、大腸に疾患が発生すると、私は考えている。

最近のニュースによると

ウイルス性家畜伝染病 「 口蹄疫 」 が発生し、何十万頭という牛や豚が処分された。

畜産農家は死活問題で、国の対応の遅れを泣きながら訴えていた婦人には、私も泣かされた。

今回流行しているO型ウイルスのワクチンは現在、70万頭分の備蓄があるという。国内にワクチンがあるにもかかわらず抹殺したのは、それなりの理由があるはずだ。しかしながらここにきて、農水省もようやくワクチン使用の検討を始めたようだ。           

日本は牛肉を多量に輸入しており、国内でも肉牛を多く畜産している。

本来 草食系であるはずの日本人は、肉の食べ過ぎで、加えて 野菜不足である。

体の造りに合わない食生活をしていると思う。その結果 生活習慣病になっている。

高血圧症    -  3100万人

高脂血症    -  3000万人

糖尿病      -   740万人

通風       -  45万人

高尿酸血症   -  成人男性の20%

肥満       -  40 ~ 70代男性の30%以上。女性の25%以上。

私も例外ではなく、生活習慣病、若しくはその予備軍である。

相撲界では、体重130㎏でも軽量 どうしたら肥れるか? 悩んでいるらしい。私の肉を分けてあげよう。