衆院選の 「 拘束名簿式 」 とは
政党が提出した候補者名簿に順位がつけられていて、この順位に従って当選者が決定するやり方。
一方、参院選の比例代表選挙は 「 非拘束名簿式 」 といい、名簿に順位がついていない。有権者は、政党名か候補者名簿の個人名のどちらか一つを選んで投票する。
政党の獲得票数 = 政党名の票数 + その政党の個人名票数
政党の獲得票数により、当選人数が各政党に割り当てられ、個人名票の多い順に、割り当てられた人数分だけ当選者を決めていくやり方。
知名度のある候補者、いわゆる 「 客寄せパンダ 」 がいれば、その政党の獲得票数が増し、当選人数が増えるわけで、各党とも、スポーツ選手、歌手、女優、落語家、作曲家、解説者 ... 多くの 「 客寄せパンダ 」 を立候補させている。
参院選情勢調査
今朝の新聞には、 「 党派別推定当選者 」 が記載されており、各選挙区の情勢も詳しく載っている。実際と大差ないと言う。選挙日は11日で、あと6日もあるというのに ...
この情勢調査によると、私が投票しようと思っている選挙区候補者は落選することになっている。投票前から 『 答え 』 が出ているのでは、やりきれない。
私は、落選することが分かっている候補者に投票する意味を、どう理解すればいいのだろうか ?