携帯電話の持ち込みを禁止している学校もあるようだが、この高校は違うようだ。
- 携帯電話で遊ぶような暇があれば、もっと本を読みたい。
- 携帯電話で遊ぶような暇があれば、趣味の絵でも描きたい。
- 携帯電話で遊ぶような暇があれば、運動して、身体を鍛えたい。
私が 般若心経 を始めて聴いたのは 、遠い 遠い むかしのこと。
しかしながら、その時の様子は、今でも覚えている。
このくだり 「 羯諦羯諦 波羅羯諦 ・・・ 」 が始まると 「 何だ この蛙の大合唱は 」 と思った。
すると 「 はんにゃ しんぎょう ~~ 」 と合唱して終わる。 つまり、最後の一小節なのだ。
意味はわからないけど 「 他の小節とは 何かが違う 」 と感じた。
とても印象的で、私が最初に覚えたのは、このくだりである。
後年、この意味を調べることとなる。
羯 諦 羯 諦 波 羅 羯 諦 波 羅 僧 羯 諦 菩 提 薩 婆 訶
ギャ テイ ギャ テイ ハ ラ ギャ テイ ハ ラ ソウ ギャ テイ ボ ジ ソ ワ カ
般若心経を梵語 ( 古代インドの言語。サンスクリット。) から漢訳した玄奘三蔵法師は、この項だけは、梵語の音を漢字に当てただけで訳していない。
五種不翻 ① 仏の領域における秘密
② 多くの意義を含んでいる
③ 中国には該当する字句がない
④ インドの古い慣用語
⑤ 最上にして尊い
五種不翻の理由により、漢訳されず、梵語の音のままになっている。
羯 諦 羯 諦 ― 悟りの世界に往く者よ、悟りの世界を体現している者よ
波 羅 羯 諦 ― 彼岸に往く者よ
波 羅 僧 羯 諦 ― 完全に彼岸に到達した者よ
菩 提 薩 婆 訶 ― 悟りを成就した者に栄えあれ
昨今の政局は、新党ブームで、混乱と困難を招いている。
政治家の上から目線の発言と、ぶれまくる発言内容が国民に不信感を抱かせている。
「 国会議員の定数削減 」 を言うのであれば、まずは、自らが辞任して有言実行してもらいたい。
相手を理解するには
『 理解する 』 を英語では 『 understand 』 という。
その意味は under ( 下方に ) ― 目線は相手より下方に
stand ( 立つ ) ― 相手と同じ立場に立つ
国会議員が国民を理解するには、under に stand し、国民の声をよく聴くことである。
みのるほど 頭を垂れる 稲穂かな
内容の充実している人ほど謙虚なものである。
私は、次回の選挙では、こんな候補者に投票する。
テレビ番組でよく 〇〇食べ歩き、〇〇グルメ、〇〇料理 ・・・・ などのタイトルで、食べることをテーマにした放映がある。その中で実際に食べるレポーターは、食べ物を口の中に入れると直に 「プァーと旨みが口の中一面に広がり、まろやかな味で ・・・・・・ 」 とわけのわからないコメントを長々と発する。 ( それが仕事と言えばそうだが )
本当に美味しいものは、舌でじっくり味わった後飲み込んで、その旨さをしみじみ感じるものである。
また、限られた時間内にどれだけ多く食べられるかという 「大食い競争」 を観たことがある。その中味は肉食だったり、メン類だったり、果物だったりする。ろくろく噛みもせず胃の中に詰め込むだけの作業である。こんなかたちで食料が消費されるのはムダでもあるし、参加者の消化器に異常をきたしかねない。
近所に大きな柿の木があり、毎年秋になると、その木にカラスが群がり柿の実を食べ尽くしてしまう。その柿の木は、悪名高き 「カラス」 を養っている。
『 飽食に もぐ人もなく 柿たわわ 』
一方、先日 「パンの缶詰会社」 がハイチ大地震の被災者に食料支援するという取り組みをテレビ放映していた。
その内容は
非常災害用保存食に 「パンの缶詰」 を開発した。従来あるカンパンと比べて柔らかく、とても美味しく、賞味期限は3年だそうだ。そのパンの缶詰を食料難であえいでいるハイチの人々に送るために、缶詰会社の社長が会社に在る在庫すべてと、自治体に働きかけ、自治体で保管しているパンの缶詰の内、賞味期限が残り1年あるもの ( 1年後には廃棄処分される缶詰 ) を回収し空輸するという取り組み。
運送費の負担が大きく、格安で空輸できないものかと東奔西走していた社長の姿が印象的だった。
社長に国民全員が拍手
何故 政府は運送費ぐらい負担できないのか? と思った。政府は社長を賞賛し、感謝状を進呈しなくてはならない。