~ 鳴かず飛ばず ~

喜怒哀楽の日々を綴る

キジバトの抱卵

2011-08-29 23:48:34 | ブログ

毎年 我家の庭木にはキジバトが巣を作り雛を孵しています。

巣を掛ける植木とその場所は決まっており 数箇所あります。

中でも 今回巣を掛けている この場所は

● 玄関前の枝垂桜 地上2.5mの枝

● 枝下は我家の専用道路で車、自転車、バイク、人が頻繁に通行します。

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以上の条件で

数箇所ある過去に巣を掛けた場所の中で 最も騒々しく人目につきやすい巣です。

昨年 この巣から雛が落ちて死にました。

私は たまらず二度と起きないようにと落下防止の棚をつけました。

『 もう懲りたはず 』 と思っていたのに 今年も同じ場所に巣を掛けています。

『 なぜ 条件が悪いと思えるこの場所を選ぶのだろうか?』 と考えてみました。

答えは直ぐに見つかりました。

キジバトの天敵は卵を盗ったり、雛を襲ったりするカラスです。

人が近くにいると このカラスが近づかないからだと解りました。

キジバトの抱卵期間は15~16日、育雛期間は14~19日だそうです。

順調にいけば、あと10日で卵が孵る予定です。

雛にとって最も危険な時期は巣立ち前1週間と思えます。

この時期に入ってくると ほとんどの時間を雛のみで過ごさなければなりません。 

親鳥は朝一番と夕方に餌を雛に与えに来るだけで夜も雛のみとなります。

雛は飛ぶことは まだ出来ないのに歩くことは出来、枝の上を歩き回る。

その結果 枝から落下するのです。

『 今年は無事に巣立って欲しい 』 と 願うばかりです。