尾瀬の山脈を西に見て、国道120号を一路東に奥日光方面へ トウモロコシ街道が途切れた辺りにある山間にある鄙びた温泉宿です。
白根温泉
加羅倉館 道の反対側、川を挟んだ向こう側に加羅倉館があります。温泉はこちら側です。
ここは人間の温泉だけではなく、ダービー馬、ミスターシービーも入ったと言う馬用の湯治場でもあったのです。
馬は座れませんから、当然、立って入りました。どうどうと流れ落ちる湯滝に打たれたんです。それだけ湯量が多かったのでしょう。掛け流しどころか、溢れ流しだったんでしょうね。
日光へのドライブ途中、親父はいつも横目で見ていたようですが、今日まで入る機会がありませんでした。 昔は混浴だったらしいのですが、今は違います。それを聞いた親父は少しガッカリしたみたいです。
温泉入り口横にある情緒ある建物
浴場入り口
入り口には誰もいません。
説明文がありました。入浴希望者は先ず、川向こうの宿に行って入浴料を支払う仕組みのようです。料金は820円。1人の値段かと思いましたら、2人分だそうです。民間経営の日帰り温泉としては格別に安い方です。
入り口には「犬、猫等のペット類のお持ち込みはお断り」の張り紙がありました。残念、僕は入れて貰えないようです。馬は良かったんだから、カメでも良いと思いますが・・・・・・・
温泉入り口にあるバス停
チケット2枚には僕の分は入っていません。お支払いしたかったのに。 浴室内
僕は入れなかったので泉質は分かりませんが、親父の感想によると塩泉かアルカリ泉のようです。
となると、美人の湯と言ってもおかしくはないようです。 お湯の量は聞いていたほどでもないようです。それでも、頭上のパイプから勢いよく流れ落ちていました。
ここを少し下ったところに、白根温泉の日帰り温泉施設が出来たので、そちらにお湯が回っているのでしょうか。
色は無色透明。まったりとした重厚な温泉と言っていました。温泉の効能は相当にあるらしく、母は少し湯あたりしたいみたいです。1日経った今も体中がぽかぽかしていると言っていました。
ひとっ風呂浴びて、ドライブの疲れを癒す。あるいは、今の時期ですから、丸沼の春スキーの帰りにでも寄っては如何でしょうか。
それにしても、僕は入れないのだから、ポットでも何でも良いからそこに少し貰って来れば良いのに、そうすれば、僕も温泉出来たのにと思いました。 気が利かない親父には本当にやきもきしてしまいます。
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