goo

鎌倉宮

 『鎌倉宮』は、建武の中興に功績のあった後醍醐天皇の第一皇子「護良親王」を御祭神として、明治2年に建立された神社となります。
 「鎌倉宮」は、かってこの地にあった「東光寺」跡地に建立されましたが、東光寺は、護良親王が「土牢」にて幽閉され、また最期を遂げた場所であったため、「護良親王」ゆかりのこの地に建立されました。



「鎌倉宮」・・・境内は広く、5月には「草鹿」や10月には「鎌倉薪能」等、各種の行事も執り行われています。



「拝殿」・・・正面に見える赤い獅子は、「獅子頭守」となります。



「獅子頭守(ししがしらまもり)」
 「護良親王」が自身の兜内に忍ばせて無事を祈ったものとなります。鎌倉宮創建時より販売されており、大小様々なお守りがあります。



「村上社」
 「護良親王」の忠臣「村上義光」を祭ったものです。村上義光は、1333年に、護良親王が篭る吉野を鎌倉幕府が攻め寄せた際に、親王の身代わりとなって命を落としました。。そこから、患部や治したい所がある人は、それらの部位と同じ場所を写真にある木像に撫でると、像が身代わりとなってくれ良くなると云われております。
 自分も、頭を中心にしっかり撫でておきました(^O^)/





「土牢」・・・この土牢にて「護良親王」は幽閉され、1335年に中先代の乱の際、北条方に担ぎ出されるのを恐れた足利直義の命によって、「淵辺義博」により殺害されてしまいます。土牢は、案内によると、二段構造となっており、深さ4㍍、広さは八畳程となるそうで、ここに九ヶ月あまり幽閉されていました。





「御構廟(おかまえどころ)」・・・護良親王の首級が置かれたとされる場所になります。なお、護良親王は墓は鎌倉宮にはなく、「理智光寺跡」及び「妙法寺」にあります。



「護良親王 馬上像」・・・宝物殿にあります。なんだか勇ましい姿ですね。ところで、「護良親王」の読み方って、「もりなが」なのか「もりよし」なのかどっちなんでしょうか。なんかどちらでも良いという感じのようですね。ちなみに鎌倉宮では、「もりなが」と読んでいます。



「瓦割り」・・・最近、色々な所で見受けられます。これもストレス社会の影響というものですかね^^:



 境内には、獅子舞をしながらおみくじを引いてくれるものがあります。

「獅子舞をするおみくじ」






 見ての通り、笑えるので、子供とか外国の方には大好評だと思いますが、何かありがたみがね・・^^:
 ちなみに200円になります。



「行き方」
①バス(鎌倉駅東口より)
京浜急行バス20番系統「鎌倉宮(大塔宮)」行きで終点下車
②徒歩
ベルグフェルド』のちょっと先にある「岐れ路」の交差点を左折したら真っ直ぐに行ったところです。大体、駅から30分位になります。


『鎌倉宮』
住所:鎌倉市二階堂154
電話:0467-22-0318
拝観時間:9:00~16:30
       9:00~16:00(12・1月)
拝観料:300円


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )