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天井桟敷  ~無線は心の栄養剤~

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PLCによるノイズのスペクトル

2007年01月16日 | PLC反対
松下のPLCは「Wavelet OFDM」と呼ばれる方式を採用。

デジタルに弱い私は、そもそも「OFDMって何?」とおもって、ちょこっと勉強。
OFDMとはというわかりやすいぺーじで、何となく理解できました。

JA6WFM@中村OMの続PLC報告での映像をよく見て下さい。PLCノイズのピークの周波数が移動していきますね。

先ほどのOFMDの解説にある
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 OFDMは、直交周波数分割多重(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)と呼ばれ、原理的にはFDMのひとつと考えられます。
 通常のFDMとOFDMとの原理的な違いは、周波数の重ね方にあります。
FDMでは各信号の持つスペクトル(サイドバンド)が重なると混信が発生するので、周波数間隔をある程度離す必要があります。
 これに対してOFDMでは、一見するとスペクトルが重なるところまで多重化する各信号の周波数間隔を狭くします。

 周波数間隔を狭くしても互いが干渉しない理由の二つ目は、他の信号のスペクトラムがゼロになる周波数点に新たな信号を重ねていることです。
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という意味が良くわかります。


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 OFDMは、最終的なスペクトラムの形状を自由に制御できます。このことを利用すれば、スペクトラム形状を四角にして周波数の利用効率を高めたり、一部分だけ周波数成分が存在しないキャリアホールを作って別の信号を挿入するなども可能になります。
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これがいわゆるノッチなんですね。

「Wavelet」という方式は、同じ周波数帯での他の通信(AM放送・アマチュア無線)によってデータ転送に影響が出にくいように工夫された方式であると言うところまではわかった。まだ勉強中。