造園家の足跡

やまめの師匠がその道50年の長きにわたり歩んできた‘造園’の世界．

その原点ともいうべき石組について，今までの作品と，背景，想い，作品のbefore，after等々をまとめられました．

リンク集に貼り付けましたので，是非ご覧下さい．

まるで，魔法のようだな～と思いました．


コンクリートの殺風景な躯体から，まったく想像もつかない世界が生まれるんですよね．

最初から「自然」がそこにあったかのような・・・



学生の頃，石についてまったく親近感を持てず，善し悪しも感じられず，自分が石に対して何か関係を持つことがあるのか，はなはだ疑問ばかりでしたが，今は師匠のおかげでそんな先入観は払拭されつつあります．

今はこのような石を使う仕事が減ったとあちこちで嘆かれているのですが，少しでも実際の仕事を見て，感じて，空間を創り出す石の素晴らしさを心に取り込みたいと思っています．

ひどいこと

最近寒い日が続きますが，植物たちは春を謳歌するために力強い新芽をぐんぐん伸ばしていますね．

それをひとつひとつ見て回るだけで楽しいな～と思っているのですが・・

午前中，クレマチス‘プリンセスダイアナ’が地際から20センチ以上伸びてこれから葉を展開していくな～と期待していました．

実は昨年植え付けたので，今年初めて開花を見られるはず！なんです．



・・・が，午後に見たら，新しい蔓がなくなっていました



見間違いかと思って歩道の方からフェンス越しに見たら，地際4センチくらいのところからなくなっています．

あまりのショックにしばしボー然


歩道の足元を見ると，旧枝2本と，地際から伸びていた蔓が無惨に捨てられていました．

フェンスに絡んでいた旧枝は，100歩譲って何かに引っかかって折れたとして(でもこれも地際から取れていました)，新枝は，明らかにフェンスから手を伸ばさないと届かない位置にあるのに・・・



許せんっ～


これからこんなことが続いたらどうしよう・・・


願わくばそんなことした人がまた来たら，まわりのバラたちに引っかかれて，襟に毛虫が入りますように・・・


なんて思ってしまいました