やまめの庭つくり

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フラワーフェスティバル

2009-10-31 | ガーデニング
今日,明日の二日間,大船にある県立フラワーセンター大船植物園にて,フラワーフェスティバルが開催されています.

色々な団体が催し物を企画したり,植物,園芸グッズ,食べ物などを販売します.



今日はお天気も良く,ポカポカ陽気だったので,お客さんもお昼頃からたくさん来てくれました.

やまめは,グリーンアドバイザー神奈川の売店のお手伝いと,フラワーセンターが主催のコンテストの審査員をしてきました.

コンテストはハンギングバスケットとコンテナガーデンの二つ.

今回,ハンギングは24点と結構多く,コンテナは12点と,逆にかなり少なかったですね.

審査はいくつかの項目の点数を合計して100点満点なんですが,審査時間は一作品2分程度.

結構忙しかったです.

ハンギングには母校の後輩が二人出品していると聞いていたのですが,結果が出た後名前を確認してみると,残念ながら賞には入っていませんでしたyellow13

最優秀作品はこちらdowndown

赤いケイトウがとても印象的で,個性的です.



コンテナの最優秀はこちらdowndown

コンテナは,ウォータースペースをとっている作品がかなり少なかったです.残念



審査は,結構悩んだのですが,上位と下位の作品は他の人とあまりブレなかったので,まぁまぁだったかなと思いました.

表彰式では,グリーンアドバイザー神奈川からの賞があり,やまめが賞状を読み上げ,賞品を授与しました.

色々な賞状が読み上げられていく中で,だんだんドキドキしてきたやまめは,自分が読み上げる時に,どこまで呼んだらいいのか分からなくなり,団体や会長の名前を言わずに賞状を渡してしまいそうになりましたyellow12

マイクを持ってくれている係の方が,ささやき女将のように,「その先まで.その先まで・・・・」「会長の名前も・・・会長の・・・」

あ~yellow22symbol5

ぐだぐだになってしまいました・・・
情けないalienase2ase2


刈り込みの植栽

2009-10-29 | 造園
今日は造園家のI先生が施工している鎌倉の現場,3度目のお邪魔をしてきました.

今日は植栽.

流れの石組とその周辺のソテツの植栽までは終了.

今日は大中小のサツキをうまく使って刈り込みの流れを作るとのこと.

植えられるのを待っているサツキたち,本当に小山になっていましたyellow12

午前中本降りだったので,土の斜面はどろどろで,大変なことになっていました.

石の根元や流れの周りにはどんどん,刈り込みが植えられていきます.

すると,いままで石が強く見えていたのが,不思議なことに庭の敷地が広く,大きな庭に見えました.



「今日は実践編だ」と,先生がやまめに黒ボクのような石を使って流れの大きな石の間,上から土を見えないように組んでみなさい,と・・・・.

せっかくなので,やってみました.

その後,渡り廊下から,土橋からそれを見て,添削してもらいました.

どうなったらいいか,どうしたいかというイメージを掴みきれず,ほぼ直されておしまいでしたが,面白かったです.






丸の内ガーデンショー

2009-10-27 | 造園
今朝は富士山fujiが美しく白く輝いていましたね.

昨日の雨が富士山山頂では雪になったとか.


後輩達が銀賞を獲得した,丸の内ガーデンショー,師匠とLilyさんと3人で行ってきました.

昨日・・・・yellow12

そう,台風が近づいていて,雨風強い中,昨日しか行けないということで,強行しました.

あまりにも雨と風がひどく,寒いので,ほとんど誰も見学していませんでした.

東京駅側から順に見学していったので,後輩達の作品は終わりから2番目という,正反対の位置.

台風は夕方以降と聞いていたのですが,11時を過ぎる頃から全身びっしょり.

靴の中はぐちょぐちょに・・・・alienase

後輩達の作品にたどり着いたところで3人でしばしビルの軒下で見学.



丸の内のこの通りは,ビル街ですが,背景の壁の素材や街路樹,背の低い植え込みが良い効果を生んでいる作品が多かったです.

後輩達の作品も,となりの街路樹の下枝1本と,バックの白い石壁のビルがかなり作品を引き立ててくれていました.

黒いパーゴラと,白いタイルは他の作品とかなり印象が違っていて,効いているなぁ~と,思いました.

植栽も,悩んでいた状態を見ているので,よくまとめられたと感心しました.

銀じゃなくて,金も夢ではなかったかも・・・kirakira2なんてnose5


日比谷のガーデンショーもついでに見ようと思っていたのですが,挫折.

後輩達の頑張った結果を見られただけで満足ですsymbol4



苔張り

2009-10-25 | 造園
先日,日本庭園を作庭している現場で,一日,土橋を造っているところを見学していました.

京都から来た職人さんの道具さばき,手さばきをじっくり見させていただきました.

土橋の土を盛った肩を作る作業が長かったのですが,地ゴテという道具でたたいたり,削ったり,押しつけたりしてきれいに盛り上げ,整えていく様子は見ていて楽しかったですyellow19

ベテランの職人さんと,若い職人さんとでは,道具の重さが違っているのでは?と思ってしまうほど,たたいている音が違います.

ベテランの職人さんは,一度の作業で若い職人さんの何倍もの作業をこなしているようです.

無駄がなく,ポイントを押さえた効率的な動作に差があるのかなぁ~
なんて考えながら見ていました.

ものが形となって出来上がっていく様は本当に楽しいものですね.

土橋の肩が出来上がると,最後にスギゴケを張る作業がありました.



upコケはこんな感じで芝のように層積みされて,段ボールに入って配達されます.

畑で育てたコケじゃないかということです.



さっきも使っていた地ゴテで,こんな土を盛り上げたところにコケマットを置き,ぺたぺたとたたいてくっつけていきます.

石との境など狭いところには,地ゴテのグリップ側でゴリゴリと押し込んでいきます.

京都の職人さんは,地べたの作業はこのコテ一本で行うとか.

その言葉にベテランの職人魂を感じましたkirakira2



やまめは,「コケ」といえば繊細で,大事に扱うものと思っていたのですが,全然.

むしろ結構強いものらしいです.

管理も芝より楽じゃないかと・・・

では,コケが難しいといわれているのは何故なのか?

それは,ひとえに「水やり」にかかっているということです.

あとは,雑草取り.ピンセットでつまむように取るといいらしいです.

日差しは西日を避けて,日当たり良く.

乾燥させないようにマメに水やりをし,雑草を抜く.

この単純なことをきちんとやることが難しくてコケが枯れるということです.

う~ん・・・

確かに,夏場についうっかり油断してハンギングを枯らしてしまうやまめには,無理・・・

でも,
「(コケを)怖がりすぎず,チャレンジしてみればいいですよ」
と,言われたので認識を新たに,いつかコケの庭にも挑戦してみたいものです.






丸の内ガーデンショー銀賞

2009-10-23 | 造園
丸の内仲通りガーデンショーに出品した2年の学生達が,

銀賞とランドスケープコンサルタンツ協会会長賞
を受賞しました!!!

作品の様子は学校のホームページにアップしてありますので,是非ご覧下さい.

今日は学校で2年生とガーデンデザインの授業を受けていたのですが,みんな朝からそわそわしていて落ち着きません.

午後の授賞式のために,東に向かって祈りを捧げるという生徒も・・・(^_^;)

週初めの二日続いた徹夜作業の疲れが,さすがに若者達の身体にのしかかっているようでしたが,午後は全員が表彰式の結果をまだかまだかと待っていました.

ところが,第一報は

「ランドスケープコンサルタンツ協会会長賞,受賞!だけど,表彰状だけ」

これには全員,うれしいけど・・・・それだけ~symbol6

表彰状は食べられないよ~と,がっかりした声も.

いや,まだまだがっかりするには早いよ,と師匠と励まし,

ひょっとしたらダブル受賞とかあったりして・・・・と,再び期待で盛り上がりだしたところに第二報.

「銀賞ですか?ホントですか????」

デザインしたFさんの信じられなくて何度も聞き返す声にみんな

「うぉーーーーーーーーっ」

という歓声の嵐.

夏から頑張って,徹夜作業も忙しい生活も乗り越えてきた努力とあきらめない気持ちと熱意が喜びに変わった瞬間でした.

Fさんの涙を見て,やまめも2年前を思い出しました・・

はっきりいって,今日は授業になりませんでしたね・・・

でも.

一生の思い出になったことと思います.

作品は11月1日まで展示されますが,行けない方も行ける方も,明日テレビで紹介されるそうなので是非ご覧下さい.

何時に放映されるかはわかりませんが,「めざましどようび」です.