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 柿ぴーのつれづれ日記

食べるの大好き,旅行大好き,お菓子作り大好きな柿ぴーの日記(-△ー)ノ

台風が来る、、、

2019年10月07日 | コンサート・観劇など
又大型台風が来るとか、、、、

12日から西日本ヤバイ。
その日は兵庫県立芸術文化センターへツィメルマンを聴きに行く予定なのだけど、、、
しかも17時開演って、時間的に一番ヤバそう。。。気持ちよく中止なら仕方ないけど、、、

いや、本当に台風来るなら、そんな事言ってる場合じゃないのは分かってるんだけど、、、、

大阪フィルハーモニー交響楽団 京都特別公演(ソリスト エマニュエル・パユ)

2019年10月06日 | コンサート・観劇など
『大阪フィルハーモニー交響楽団 京都特別公演』のため京都コンサートホールへ。



このホールは初めて来るけど、ロームシアターよりアクセスが良いような。
ここだったら又来てもいいな。





エントランスを入ると、ゆるやかにカーブを描きながら上へと続く廊下の壁には、今まで来られた方の写真が飾られてたので、それを見ながら歩く。





本日もパユ様登場なのだが、なんと1曲目から
『ル・ポン』で聴いたのより、席の関係か曲の関係か音が柔らかく聴こえて、これまた心地良い

で、1曲で終わりかと思いきや、なんと2曲目も登場(もらったプログラム、全然読んでないし
パユ様の大盤振る舞いですね~。

2曲目は今風な曲だったのであとでプログラムの説明を読むと、本日の指揮者、尾高忠明さんのお父上が作曲されたものとあった。
聴き易くてかっこいい曲でした。
ひろーい大空を「サッ」とコンドルが横切る。そんな映像が目に浮かぶ曲でございましたよ。

またパユ様、よくあんなに指が動くなぁ、どーなってんだろ、でございました。
いや、指だけでなくて、色んな技術を駆使なさっておられたと思いますが。

パユ様が引っ込まれて、最後の曲が終わっても拍手鳴り止まずアンコールをして下さったが、これがまた良かった。
尾高さんが説明して下さったが、チャイコフスキーのパトロンが亡くなって、その事に対するチャイコフスキーの悲しみや怒りを表した曲だそう。
ジーンと胸にくる曲だったけど、ヴァイオリンの音がまた、そのジーンを増幅させてくれる演奏でした。

指揮者の尾高さん、「ちょっと病み上がりで」と言いながらも頑張って下さいました。
ありがとうございました。


カフェ・ビストロ・オーボンモルソー

2019年10月06日 | ランチ
今日は京都コンサートホールでコンサートなので、終わったら行こうと思っていた『カフェ・ビストロ・オーボンモルソー』。

しかし、コンサート開始って大体いつも14時からなので、そう思い込んでたら実は15時からだった。
という訳で1時間早く京都に着いてしまったので、コンサートが終わったらのつもりを繰り上げてランチに行ってみました。

場所は市バスの停留所でいうと4番バスの「京都市役所前」が一番近いのだろうか?「三条河原町」でも良かったのかな?

とにかく「京都市役所前」から数分程度。

ランチといいながら、実は食べるものを決めてました。
アラカルトでもしていただけるのでね。
コレ↓「アンデュイエット」でございます。



ここのオーナーシェフ、久保正樹さんは10年前からアンドゥイエットを作り続けており、フランスの「真正アンドゥイエット愛好家友好協会」が発行する「5A」のラベル認定に認定されてるとの事。これは1960年代に発足した協会始まって以来のフランス国外からの取得だそうでございますよ。

ちなみに「アンドゥイエット」とは豚の腸や胃などを刻み、豚の腸に詰めてゆでたもので、大きなソーセージのような形で独特の臭みがあり、日本人にはあまりなじみのない食べ物。
でも、ここのは食べてみたけど、ほとんど独特の臭みなんてなかったですがねー。
しかし、それをスッフに言ったら、「でも苦手な方は1口食べて、もういい、と言われます」だって。
うーむ、私は本当に「獣臭」すら漂うイノシシ肉を食った事のある人間だし(あの匂いはイカンね)、好き嫌いないからなぁ。
あ、とはいえ、ここのは本場より柔らか目で食べやすくはしているそうですよ。

それから、以下ネットからのコピペですが、5Aは”Association Amicale des amateurs d’andouillette authentique” (先述の真正アンドゥイエット愛好家友好協会)の略で、もともとは美食関係のジャーナリストたちが冗談まじりに作った団体。ところが現在の審査は非常に厳格で、ジャーナリストの評議員たちが2年ごとに様々な角度から味わいを審査していきます。5Aの認定はAOCのようなブランドとして認識されており、パリのビストロではアンドゥイエットが5Aの製品であれば、高価格でメニューに載せることができるそう。だからビストロにとっても生産者にとっても、認定は非常に重要なのです。だそうでございますよ。

とりあえず、これとグラスワインだけ注文。
最初出てきた時は、まぁ、つまみにはいいかな程度に思ってたけど、肉だけでお腹一杯になってしまった

パンは河原町にある「Walder(ワルダー)」(←正式にはaの上に点々がついてます)というお店のパン。
ビストロで供されたパンはちょっと酸味があるものだったけど、すんごく美味しかった爆  笑
いつかわざわざ買いに行こうと心に決めましたよ

そうそう、このボンモルソーさん、休みはほとんどなくて、しかも8:00~10:00と昼から通しで夜中までやってて使い勝手がいいなぁと思ってたのですが、営業時間を変更されてました。

第3水・木が定休日で、営業時間は
8:00~10:00、12:00~16:00、17:30~24:00

お間違えのないようにね。

ル・ポン国際音楽祭(10/2)

2019年10月02日 | コンサート・観劇など
昨日に引き続き、『ル・ポン国際音楽祭』のため赤穂市文化会館へ。





今日は反対側(中央よりちょい右)で聴いてみようと、2列目をゲットしてました。

今日も、大感動
素晴らし過ぎてもう、言葉がありません

1曲目、
ベートーヴェン:ピアノ四重奏曲 ニ長調 WoO36-2
演奏者:アレッシオ・バックス(Pf)、五明カレン(Vn)、清水直子(Va)、クラウディオ・ボルケス(Vc)

明るく美しい曲でしたが、奏者の方が皆さん時折ニッコリしながら弾いていたのが印象的でした。
特にチェロのクラウディオ・ボルケスさん、すっっごくにこやか~に、幸せそうに弾くんですよ
めちゃめちゃ優しい感じで、見ていてこちらも「しあわせ~」な気分になりました。

2曲目、
ヨゼフ・クログルスキ:八重奏曲 Op.6
演奏者:小菅優(Pf)、エマニュエル・パユ(Fl)、ヒェン・ハレヴィ(Cl)、アレクサンダー・シトコヴェツキー(Vn)、樫本大進(Vn)、ギャレス・ルベ(Va)、趙静(Vc)、ナビル・シェハタ(Cb)

や~、もう、これは人数も多めだし迫力がありましたねー。
ちょっと聴きなれない感じの曲だったけど、皆が上手すぎて言葉にならんわ。
個人的に、昨日は小菅さんがもうちょい音控えめがいいなぁと思ったけど、今日は私的にいい感じで聴き易く。

休憩をはさんで3曲目、
ホアキン・トゥリーナ:闘牛士の祈り Op.34
演奏者:五明カレン(Vn)、アレクサンダー・シトコヴェツキー(Vn)、ギャレス・ルベ(Va)、趙静(Vc)、ナビル・シェハタ(Cb)

これも、私にとっては聴き馴染みのない感じの曲。
でも、やっぱり皆が上手すぎるので食い入るように聴いてしまった。
特に特に、五明カレンさんがやっぱ目立つー。
あと、趙静さんもやっぱりステキー。
いや、でも、やっぱ皆がすごいわ
最後、すっっっごく静か~~に終わっんだけど、客席も当分の間静か~~なままで、間をあけて拍手がわっと起こりました。
フライングのブラボーとかもない、こういうの余韻に浸れていいですね。

4曲目、
エイトル・ヴィラ=ロボス:アソビオ・ア・ジャート W493
演奏者:エマニュエル・パユ(Fl)、クラウディオ・ボルケス(Vc)

これも、音が飛びまくる不思議な曲でした。
そしてフルートの音が尺八っぽかったり、フクロウの鳴き声っぽかったりw
フルートって、低い音は尺八と似てるんだね。
当然音がどこに飛ぼうとも、パユ様の音はもちろんゆるがず聴かせてくれる。
なので不思議系でも2人とも上手すぎるので、やっぱり食い入るように聴いてしまうw

最後の5曲目、
ハインリヒ・ホフマン:八重奏曲Op.80
演奏者:樫本大進(Vn)、五明カレン(Vn)、清水直子(Va)、クラウディオ・ボルケス(Vc)、エマニュエル・パユ(Fl)、ヒェン・ハレヴィ(Cl)、ジルベール・オダン(Bn)、セルゲイ・ナカリャコフ(F.Hn)

これも人数が多いので大迫力
もう、オーケストラで聴いてるのと何ら遜色を感じないわ。
感動感動大感動
皆もちろん上手いんだけど、フルューゲル・ホルンの音が、なんとも優しい音色で良かったなぁ
あと、コントラバスが弦を指ではじいた音が、すごくうっとりしたわー。

昨日同様、ドキドキが止まらなーい

昨日も今日も、皆さん時々にっこりとアイコンタクトを取りながら、又真剣な中にもお互い間合いを計りながら、絶妙にタイミングを合わせて弾かれてて、前の席だったからそういうのもすごく分かって、最高に良かったです。
それに、皆さんが真剣な中にも楽しんで演奏してらっしゃったのも、とっても素敵でした

感動がすごくて、サイン会に並んでる時も、膝がガクガクしちゃって(^^;)

そうそう、サイン会、14人もズラーッと並んでのは初めてでした。
(上から撮ったけど収まりきらんw)


にこやか~なクラウディオ・ボルケスさんは、サイン会でもにこやか~


清水さんがシルバーのペンでサインしてくれたんだけど、日本語だったし〇で囲んであったので、チラシの模様と一体化して見えたんでしょうね(右下)。清水さんのサインの上に思いっきり別の方がーーー

ま、これも思い出。


ル・ポン国際音楽祭(10/1)

2019年10月01日 | コンサート・観劇など
『ル・ポン国際音楽祭』のため赤穂市文化会館へ。





最前列の中央からちょっとだけ左寄りの席。
かぶりつきでございますよっ

ちょっとワタクシ、今も思い出すとドキドキいたします。
最・高
至・福・の・時・間ラブでございました。

1曲目、
ベートーヴェン:クラリネットとバスーンのための二重奏曲第1番 WoO27
演奏者:ヒェン・ハレヴィ(Cl)、ジルベール・オダン(Bn)

もう初めから、聴いてて私、にっこりしたままでした
そんな感じの曲だったのですが、クラリネットとバスーンの音色がまた天国にいるみたいで。
「天上の音楽」だと思いながら聴いてました。
音もなんですが、クラリネットのヒェン・ハレヴィさんを見てても、なんだかニッコリしたくなるような、彼がそんな雰囲気で演奏されてたんですよ
幸せ~、でございました

2曲目、
ジャコモ・プッチーニ:弦楽四重奏曲「菊」
演奏者:樫本大進(Vn)、アレクサンダー・シトコヴェツキー(Vn)、ギャレス・ルベ(Va)、クラウディオ・ボルケス(Vc)

うふふ。
樫本さんが斜め前方、すぐそこでございます
出だしの最初の1音でブワッと泣けそうになりました
なんでか分かりません。
とにかく、音が信じられないくらい美し過ぎて、その美しい音が皆一体となってて、、、、
曲そのものも、なんとなく泣けそうになる感じの曲だった事もあるのですが、樫本さんのヴァイオリンの音が、、、、、(一番近かった事もあり、余計に目立って聴こえてきて)
泣ける、、、、
だめだ、まじ泣きそう、、、、
と、ずっとこんな感じで聴いてました。
1曲目はニッコリしてたのに、今度はとたんに眉間にシワ寄せて、奏者の方も若干の顔芸ありましたが、私も結構目まぐるしく表情変わっちゃいました
と・に・か・く、
す、、、、、素晴らしいっっっ
かんどーーー

3曲目、
エルネスト・ブロッホ:ピアノ三重奏のための3つの夜想曲
演奏者:アレッシオ・バックス(Pf)、五明カレン(Vn)、趙静(Vc)

ピアノのアレッシオ・バックスさんの音は辻井さんみたいに丸っこい、水滴がコロコロと転がるような音で耳触りがいい。
五明カレンさんの、絹糸、いや蜘蛛の糸のように細~~~~く、そして長~~~く音を出して弾くところは、思わず息を止め気味で、まばたきを忘れて聴いてしまった。
す・ご・い・わ~~~~
又チェロの趙静さん、頼りがいのあるかっこいい音で。
この曲、部分的にちょっと、聴いててどっちがヴァイオリンでどっちがチェロか分からないような感じのところがあって面白かった
私の苦手な、訳わかんない系の曲だったのですが、いや、もうねぇ、あまりに凄過ぎるくらいに弾いて下さると、そんな苦手系とか忘れてしまうんですのよ
いつの間にか、「いい曲だわ~」なんて思いながら聴いておりましたです、はい。

休憩をはさんで4曲目、
ジョルジュ・オーリック:組曲「マールボロは戦場に行った」

演奏者:樫本大進(Vn)、クラウディオ・ボルケス(Vc)、ヒェン・ハレヴィ(Cl)、ジルベール・オダン(Bn)、セルゲイ・ナカリャコフ(Tp)、小菅優(Pf)

こちらもやはり苦手な部分があったような。
でもやはり、そのような事は忘れ、「いい曲だわ~」としか思えずに聴いておりましたです、はい。
そして、時々息も出来ない感じで聴いてたせいか、不整脈っぽくなった時が(^^;)
んぎゃ~~~ 何かあるなら全部聴いてからにしてくれーーーー(何もなかったけど)

5曲目、
ベートーヴェン:フルート、バスーン、ピアノのための三重奏曲WoO37
演奏者:小菅優(Pf)、エマニュエル・パユ(Fl)、ジルベール・オダン(Bn)

初生パユ様でございます。
来週お目にかかるつもりだったけど、そういやこの音楽祭にもいらっしゃったのでした。
パユ様、かっこいい方ですね~
それにちょっと風格や貫禄もあって。
演奏している姿を見ると、あだ名を付けるとしたら「フルートの貴公子」ってところかしらん。
フルートの音、バスーンの音、そしてピアノも合わせた全ての音、それらの音がちょっと信じられない美しい時がちょいちょいあって、一瞬魂が「ふっ」と体から抜けそうな、そんな感覚に陥りました
楽章間で、恐らく終わったと勘違いしちゃったような拍手が一部あって、パユ様が「今2楽章が終わったとこ、あと3楽章があるから」みたいに、指で2を出した後3を出してました(^^;)
しかも、にっこり微笑んで、ス・テ・キ(女性ファン、多いんだろーなー)
会場も意味が分かって、若干笑いも起こりーの。
このようにパユ様の威力は絶大でございましたが(パユ様もかぶりつきでガン見しちゃったわードキドキ)、私はバスーンの音がすごく美しくて、実はパユ様よりバスーンを吹いてらっしゃったジルベール・オダンさんの方が見る率が高かったです。
どーーしても目が行っちゃいました。
ほんとに美しかったなー

最後の6曲目、
サン=サーンス:七重奏曲Op.65
演奏者:アレッシオ・バックス(Pf)、アレクサンダー・シトコヴェツキー(Vn)、五明カレン(Vn)、清水直子(Va)、趙静(Vc)、ナビル・シェハタ(Cb)、セルゲイ・ナカリャコフ(Tp)

これは大迫力でした。
最初から最後まで、ずっとドキドキが止まりませんでした、
声には出さなかったけど、思わず「凄いな」って、つぶやいてしまったわ。

いやーーーーー、凄かった。
本当に素晴らしかった。

これ、楽器習ってる学生さんが見たら(聴いたら)絶対にいいわと思いましてね。
一番前でしっかり見て聴けて、なんだか私がそんないい所で、そういう学生さんに申し訳ないような気が、ちょっとしてしまいました

でも、ほんと、このような素晴らしい時間を過ごさせて頂き、関係者の方々、本当にありがとうございました。

明日も行かせて頂きまっす