柿ぴーのつれづれ日記

食べるの大好き,旅行大好き,お菓子作り大好きな柿ぴーの日記(-△ー)ノ

ル・ポン国際音楽祭(10/1)

2019年10月01日 | コンサート・観劇など
『ル・ポン国際音楽祭』のため赤穂市文化会館へ。





最前列の中央からちょっとだけ左寄りの席。
かぶりつきでございますよっ

ちょっとワタクシ、今も思い出すとドキドキいたします。
最・高
至・福・の・時・間ラブでございました。

1曲目、
ベートーヴェン:クラリネットとバスーンのための二重奏曲第1番 WoO27
演奏者:ヒェン・ハレヴィ(Cl)、ジルベール・オダン(Bn)

もう初めから、聴いてて私、にっこりしたままでした
そんな感じの曲だったのですが、クラリネットとバスーンの音色がまた天国にいるみたいで。
「天上の音楽」だと思いながら聴いてました。
音もなんですが、クラリネットのヒェン・ハレヴィさんを見てても、なんだかニッコリしたくなるような、彼がそんな雰囲気で演奏されてたんですよ
幸せ~、でございました

2曲目、
ジャコモ・プッチーニ:弦楽四重奏曲「菊」
演奏者:樫本大進(Vn)、アレクサンダー・シトコヴェツキー(Vn)、ギャレス・ルベ(Va)、クラウディオ・ボルケス(Vc)

うふふ。
樫本さんが斜め前方、すぐそこでございます
出だしの最初の1音でブワッと泣けそうになりました
なんでか分かりません。
とにかく、音が信じられないくらい美し過ぎて、その美しい音が皆一体となってて、、、、
曲そのものも、なんとなく泣けそうになる感じの曲だった事もあるのですが、樫本さんのヴァイオリンの音が、、、、、(一番近かった事もあり、余計に目立って聴こえてきて)
泣ける、、、、
だめだ、まじ泣きそう、、、、
と、ずっとこんな感じで聴いてました。
1曲目はニッコリしてたのに、今度はとたんに眉間にシワ寄せて、奏者の方も若干の顔芸ありましたが、私も結構目まぐるしく表情変わっちゃいました
と・に・か・く、
す、、、、、素晴らしいっっっ
かんどーーー

3曲目、
エルネスト・ブロッホ:ピアノ三重奏のための3つの夜想曲
演奏者:アレッシオ・バックス(Pf)、五明カレン(Vn)、趙静(Vc)

ピアノのアレッシオ・バックスさんの音は辻井さんみたいに丸っこい、水滴がコロコロと転がるような音で耳触りがいい。
五明カレンさんの、絹糸、いや蜘蛛の糸のように細~~~~く、そして長~~~く音を出して弾くところは、思わず息を止め気味で、まばたきを忘れて聴いてしまった。
す・ご・い・わ~~~~
又チェロの趙静さん、頼りがいのあるかっこいい音で。
この曲、部分的にちょっと、聴いててどっちがヴァイオリンでどっちがチェロか分からないような感じのところがあって面白かった
私の苦手な、訳わかんない系の曲だったのですが、いや、もうねぇ、あまりに凄過ぎるくらいに弾いて下さると、そんな苦手系とか忘れてしまうんですのよ
いつの間にか、「いい曲だわ~」なんて思いながら聴いておりましたです、はい。

休憩をはさんで4曲目、
ジョルジュ・オーリック:組曲「マールボロは戦場に行った」

演奏者:樫本大進(Vn)、クラウディオ・ボルケス(Vc)、ヒェン・ハレヴィ(Cl)、ジルベール・オダン(Bn)、セルゲイ・ナカリャコフ(Tp)、小菅優(Pf)

こちらもやはり苦手な部分があったような。
でもやはり、そのような事は忘れ、「いい曲だわ~」としか思えずに聴いておりましたです、はい。
そして、時々息も出来ない感じで聴いてたせいか、不整脈っぽくなった時が(^^;)
んぎゃ~~~ 何かあるなら全部聴いてからにしてくれーーーー(何もなかったけど)

5曲目、
ベートーヴェン:フルート、バスーン、ピアノのための三重奏曲WoO37
演奏者:小菅優(Pf)、エマニュエル・パユ(Fl)、ジルベール・オダン(Bn)

初生パユ様でございます。
来週お目にかかるつもりだったけど、そういやこの音楽祭にもいらっしゃったのでした。
パユ様、かっこいい方ですね~
それにちょっと風格や貫禄もあって。
演奏している姿を見ると、あだ名を付けるとしたら「フルートの貴公子」ってところかしらん。
フルートの音、バスーンの音、そしてピアノも合わせた全ての音、それらの音がちょっと信じられない美しい時がちょいちょいあって、一瞬魂が「ふっ」と体から抜けそうな、そんな感覚に陥りました
楽章間で、恐らく終わったと勘違いしちゃったような拍手が一部あって、パユ様が「今2楽章が終わったとこ、あと3楽章があるから」みたいに、指で2を出した後3を出してました(^^;)
しかも、にっこり微笑んで、ス・テ・キ(女性ファン、多いんだろーなー)
会場も意味が分かって、若干笑いも起こりーの。
このようにパユ様の威力は絶大でございましたが(パユ様もかぶりつきでガン見しちゃったわードキドキ)、私はバスーンの音がすごく美しくて、実はパユ様よりバスーンを吹いてらっしゃったジルベール・オダンさんの方が見る率が高かったです。
どーーしても目が行っちゃいました。
ほんとに美しかったなー

最後の6曲目、
サン=サーンス:七重奏曲Op.65
演奏者:アレッシオ・バックス(Pf)、アレクサンダー・シトコヴェツキー(Vn)、五明カレン(Vn)、清水直子(Va)、趙静(Vc)、ナビル・シェハタ(Cb)、セルゲイ・ナカリャコフ(Tp)

これは大迫力でした。
最初から最後まで、ずっとドキドキが止まりませんでした、
声には出さなかったけど、思わず「凄いな」って、つぶやいてしまったわ。

いやーーーーー、凄かった。
本当に素晴らしかった。

これ、楽器習ってる学生さんが見たら(聴いたら)絶対にいいわと思いましてね。
一番前でしっかり見て聴けて、なんだか私がそんないい所で、そういう学生さんに申し訳ないような気が、ちょっとしてしまいました

でも、ほんと、このような素晴らしい時間を過ごさせて頂き、関係者の方々、本当にありがとうございました。

明日も行かせて頂きまっす

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2 コメント

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Unknown (Unknown)
2019-10-02 18:04:10
楽しかったです。車椅子スペースで樫本さん、小菅さんたちも拍手なさってました。(9月29日は最後列の更に5mほど後ろで音が聞こえて来ないので苦しみました)来年はホールのみ買います。
Unknown (柿ぴー)
2019-10-03 16:13:10
楽しかったですよね(^^)

屋外の公演にも行かれたのですね。
私は別のコンサートチケットを既に買ってたのであきらめました。
外だと後ろは聴きにくいのですね。

樫本さんたちも客席にいらっしゃったとは、驚きです!

お互い来年もチケットゲット頑張りましょう!

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