年度替わり

年度替わりは、例年、何だか心が落ち着かず、憂鬱なのですが、今年は過去最大級…
法曹コース設置に伴う諸々や新型コロナウイルス感染防止への対応、骨折→入院→手術→リハビリ(今ここ)で、あれこれ、くよくよ悩む暇ないまま、4月を迎えようとしています。

そういえば、20年ほど前、ドイツでの在外研究へ出発する日の前日、京都に台風が来て、嵐の中、家を出ることになりました。恩師から、「なんか、失礼だけど、貴女らしい(出発だ)と思いました」とメールが届き、苦笑したことを思い出します。
あのときも、はじめての海外生活、研究のこと、子どものことなど不安だらけでしたが、出発直前に子どもが立て続けに水ぼうそうとおたふく風邪にかかり、採点もギリギリになってしまい、おまけに、台風が来て…と、もう「それどころじゃない！」という感じで出発の日を迎えました。

なぜ、こんなことになったのか、正直、まだ現実を受け止めきれてはいませんし、「あの時、ああしておけばよかったのかも…」という想いはありますが、今年の大河ドラマにちなんでいえば、「是非に及ばず」。
所詮、私は私ですからね。
とりあえず、目の前のことをコツコツ丁寧に片付け、自分の苦手な部分は周囲に補ってもらいながら(これが大半を占める予感もしますが)、4月からの１年を過ごしたいと思います。