明日から、同志社EVE。
同志社EVEは創立記念日(11月29日)の前に行われる祝賀行事で、いわゆる「学園祭」とは趣旨が異なるのですが、ちょうど学園祭シーズンに行われることから、世間的には学園祭の一つとして位置付けられています。
今年は3年ぶりの対面での実施となります。
…ということで、今日はEVE前最後の授業日。
2年ゼミは、課題1の討論。
課題1、おそらく卒業生が見たら「一体どうしたんですか」と心配するんじゃないかと思うほど、論点は明白。
取消しと登記、解除と登記…96条3項や545条但書で保護される「第三者」側の話で、「ひねり」も「複数論点の組み合わせ」もありません。
このところ、2年生の面談をすると、課題が難しい、ついていけないという声を聞くことが多かったので、今年は、ちょっと改善したのです。
まぁ、教科書に載っていて、授業でもよく出てくる、「知ってるつもり」の論点に丁寧に取り組み、「あ、そうだったのか」という気づきを促すのは、ゼミの大事な役割の一つですから、原点に立ち返った、というところでしょうか。
討論タイムになって、質問が出るものの、応答に時間がかかる…というか、その都度、ああでもない、こうでもないと班内で検討し、応答がなかなか出てこない…
あるある、だし、うつむいて沈黙してるわけじゃなくて「目下検討中」なのだから、急かすのはよくない、とはいえ、放っておくと間延びする、
テンポよく進めたくなって、つい仕切ろうとしてしまうのですが、今日は、「いや、答えが出るまで待とう」
で、出てきた答えを拾い上げ、あれこれやりとりしながら、よくある「勘違い」を引きずり出し、「ほら、そこ!先週いうたのはその話!」
その様子を面白そうに眺めていたのは、本日、遊びに来てた4年生3人とTA2人。
いわく「先生、イキイキしてる」
あら、そう( ̄▽ ̄)?
今週はゼミ合宿(19、20日)や指定校推薦入試(23日)、外部評価(24日)と、授業のほか、少し気合の要るイレギュラーな仕事が続いているところ、ほかにもいろいろあって昨日はあまり寝てないし、かなり、ヘロヘロやったんですけどね笑
(実際、この後、光塩館に戻ると、普段に増して工事音(壁に打ち込んだりドリルで穴を開けたりする音)が凄まじく、大音量の中、なんとか授業は終えたものの、耐えきれず、帰宅したのでした)
写真は、推薦入試の日に撮った相国寺の紅葉。
鐘の近くにある、真っ赤な紅葉を毎年、楽しみにしています。
師走はもうすぐ、合同ゼミももうすぐです。