Kajitama News

同志社大学法学部梶山ゼミの連絡板です。

19期生が訪ねてくれました

2019-11-27 09:34:00 | 19期生(2018年3月卒)
昨日からEVEで、大学は休講。
そんな昨日、19期生が4人、訪ねてくれました。
S藤くん、M木さん、S口さん、S吉くん…ゼミ時代からの仲良しさんです。
そもそも、いつ知り合ったの?って聞くと、S藤くんとS吉くんは1年生からだけど、ほかは、ゼミが始まってからなんだって。

近くのイタリア料理屋へ行き、
ゼミの思い出話をしたり、近況を話したり…
「先生によく怒られたよなぁ」
「最終ゼミでさえ怒られたもんなぁ」
あぁ、そうだった…
さすがに、あの時は反省したわ笑
雑談中、S吉くんの話が周りにうまく伝わらなくて、つい、いつもの癖で「末vしたら、「あぁ、懐かしい。ゼミの時も、いつも…」
そうやったね笑

就活がうまくいかず、大学卒業が1年遅れた人もいるし、就職先が合わなくて離職、試験を受けて来年から新たな仕事に就く人もいます。
仕事をしていく上での悩みもたくさんあります。
そんな時でも、大学時代の仲間が、付かず離れずの形で支えていてよいなぁと思いました。

「先生、オカン感がハンパないから」
「間違いなく京都のオカンです」
そりゃまぁ、我が子と年が変わらんのやから、そうやよね(この学年、昨日は来られなかったAさんは、息子の中学吹奏楽部の1年先輩です笑)…
また、オカンに顔見せに来てください。




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19期生が卒業しました

2018-03-20 22:58:00 | 19期生(2018年3月卒)
先ほど、19期生の卒業パーティーが終わりました。
名実ともに、これで「卒業」です。

梶山ゼミの卒業パーティーというか、卒業コンパといえば、温泉に出かけた学年(4期生)もありましたが、昔は居酒屋で行うのが普通で、ホテルやそれに相当するような「キレイな」ところで行うこともありましたが、そういうときは立食形式。
ところが、今年は結婚式にも使われるような会場で、かつ、着席方式。
3人の幹事さんがあれこれ考えてくれたのでしょう。
ありがとう。
朝は振袖姿だった女性陣が洋装に着替えてのパーティー…とても、華やかでした。

私の席は、なぜだか、男子学生の中。
「先生、若い男性に囲まれて若返りましたか?」っていうYさんの言葉からすると、そういう気遣いだったのかもですが、申し訳ないけど、同世代の息子がいますので、若返るも何も(笑)…オカンとして世話を焼いただけです。

「先生のイメージは黄色」ということで(謎!)、黄色ベースの、可愛い花束をいただきました。
そのほか、ペアのマグカップや「ふかふわ」というカステラ。
気を遣わせてしまってすみません。
ありがとう。

何人かに、二次会に誘われ…というか、Sくんには、「ホンマに、ホンマに帰るんですか」と粘られたのです(笑)が、基本的に、「どの学年も一次会で帰る」というルールにしているので、帰ってきました。

私の中学3年のときの担任が、「卒業式を終えたら、振り返るな」と言い、ホントに、式後、職員室にもどこにもいなくて、生徒や保護者が探し回っていました。
当時は、変わった人だなぁと思いましたが、何だか分かる気がするんです、最近。
もちろん、本当の気持ちは分からないですけど、もしかしたら、そうでもしないと(そんなふうに、口に出して言わないと)、自分自身が前の学年を引きずってしまうというか…相性のよかった学年ほど、ね。
一度、きちんと「さようなら」と送り出すことが大事で…すべての学年、朝まで付き合って「さようなら」でもいいのですが、すべての学年、一次会で「さようなら」もあっさりしてていいかなと思ってます。

でも、ありがとう。
また、ゼミに遊びにきてくださいね。
そして…
早期卒業したKくん(19期生)、今日は論文集運んだり、記念品配ったり、ダンボール片付けたりと、いろいろありがとう!助かりました。





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19期生ゼミ論文集テーマ

2018-02-02 22:00:00 | 19期生(2018年3月卒)
19期生のゼミ論文締め切り日。
ギリギリに滑り込んだ人もいましたが(笑)、24人が提出しました。
24本ではないのは、グループでの執筆が多かったためです。

来週、製本業者に渡します。
「やっぱり出す!」という人は、梶山までこっそり連絡をしてください。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

自由原則と公序良俗規範との関係と考察 

ビットコインは所有権の対象となりうるか  

売買契約解除による原状回復義務と保証人の責任 

賃貸借契約の解除と信頼関係破壊の法理    
 
消費者契約である建物賃貸借契約における更新料条項の有効性について″ナ判平成23年7月15日民集65巻5号2269頁を参考に=@ 
  
「相当程度の可能性」法理の現状    
     
いじめ自殺における学校側の責任~因果関係に焦点を当てて~

未成年者の親の監督義務責任の無過失責任性と最高裁判所平成27年4月9日判決 

SNSでの名誉毀損    
               
724条後段について~除斥期間説の台頭から改正時効説までに至る変遷~

日本における選択的夫婦別氏制度について 
        
配偶者の「通氏」への氏の変更許可・不許可事例からみる戸籍法107条1項における「やむを得ない事由」    
                  
民法770条1項1号の不貞行為  
           
再婚禁止期間の必要性  
                
嫡出推定と科学的証拠について              

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働き方いろいろ・・・

2017-07-22 18:51:00 | 19期生(2018年3月卒)
今年の4年ゼミは、約8割が公務員志望のせいか、この時期になっても参加人数が不安定なまま。
ゼミの前日あたりから当日朝にかけて、「欠席します」メールがドッと届きます。

先月からは、民法ゼミらしく、最近の判例(判例セレクトなど、解説も含めてその場で読めるもの)を素材にして議論をしてもらっていますが、事前準備も難しいので、なかなか・・・
「次は何にしようかなぁ」と、まるで夕食の献立を考えるように、ゼミの課題を考える有様です。

で、「何にしようかなぁ」と思っていた月曜日、高校同級生(ゼミではおなじみですが)がSNSで「こんなの書きました」と自分が書いた記事を紹介していたので、「うん、これにしよ」

https://mainichi.jp/articles/20170716/mog/00m/040/001000c

なぜ「入社2年目」で管理職志向を失うのか…という話です。
女子社員の傾向として取り上げている記事でしたが、SNSの反応を見ていると、「これは、男性社員にも当てはまる」という声も少なくなく…
ま、それならば、一度、ゼミで取り上げてみるのも、悪くないだろう、と。

ゼミでは、「いけるところまで、昇進したい!」と意気込みを見せたのは数名・・・男子学生にいたっては1人だけ!?
残りは、「趣味もあるし」「生活を大事にしたい」「仕事は生活するための手段にすぎない」
なるほど・・・
「管理職を目指す」派に、「じゃあ、なんで、昇進したい?」ときくと、
「物欲を満たすだけのお金が欲しい」「給料が高くなるから」
ははは、現実的(笑)・・・

「負けたくない」
「ずっと勉強がんばってきたし」
なるほど、その延長線上に「出世」があるんだろうね。

雇用機会均等法は、私が大学2年のときに施行されました。
均等法のなかった時代、就活や職場で不合理な扱いを受け、悔しい思いをした女性がたくさんいました。男性と同等の権利を得るために戦ってきた世代です。
私は均等法世代ですから、就活の時点で、女性にも「総合職」の道が開かれていました。大学同級生は、当然のように「総合職」を選択し・・・でも、今も、同じ仕事を続けている人は、そう多くありません。
もちろん、別の何か「いいこと」を見つけたから退職した、という人もいるでしょうが、結婚や出産、配偶者の転勤、親の介護等により、どうしようもなくて退職した人も多いのではないでしょうか。
制度ではどうにもならない「空気」、目に見えない「壁」に、モチベーションが下がった人もいるでしょう。
絶対安泰と思われた会社が危機に陥って・・・という人も、私たちの世代では、少なくありません。

自分自身、「勉強を続けた」延長線上で、たまたま、この職に就いたわけですが(笑)、もし、この道を選択していなければ、バブル景気の中、他の同級生と同じように「総合職」(たぶん、金融)を目指し・・・今、どうしているでしょうね。
結婚したかどうかもわからないし、仕事を続けているかどうかもわからない・・・
ただ、仕事の内容は違っても、目の前にあることを追いかけていくと、結局、今、同じような心境になっているのではないかな、という気もします。
自分が好きなもの、大事にしているものって、変わらないもんね。

で、管理職・・・
この仕事をしているせいか、「昇進」志向とか「管理職」志向ってイマイチ、実感がわかないのですけれど(周りをみても、「いい論文を書きたい」とかはあるだろうけれど、「教授になりたい」とか「学部長になりたい」「学長になりたい」という人は多くない気が・・・あくまでも、私の親しい人を見ている限りでは、ですが)、まぁ、この年になると、やはり「後に続く人のために」という視点は必要なのかな、と思うようにはなりました。

私は、うちの法学部での専門科目での女性教員採用第1号(憲法のK先生と一緒に)で、出産も第1号だったわけですが、産休しかとりませんでした。
理由はいくつかあります。
育休制度はありましたが、1年も仕事、というか、教壇から離れるのが不安だったんですよね、当時は。
それに、育児ってずっと続くでしょう?最初の1年とか、3年だけが大変なわけではなく、ずっと・・・育休1年とって、あとはフル稼働ってわけにはいかない。それなら、1年がっつり育児に取り組むよりも、早い時期から「両立」しておいたほうがいいだろうとも思いました。
でも、当時、何人かの人に「後に続く人のため、育休はとるべきだった」と言われて・・・その時は「私の勝手でしょ!」と思いましたし、まぁ、今もそうは思うんだけど(笑)、「後に続く人のために」という意見も、今なら理解できます。
で、「後に続く人のため」には、子育てや介護を経験した人、一度離職した人、「仕事より生活が大事」と考えている人など、いろんな人が「管理職」になることの意義はあるのかな(その中の1つとして、「女性」として仕事をしてきた人も)・・・と・・・

「管理職を目指せ」というわけではありません。
「バリキャリ」を否定しているわけでもありません。
「管理職?自分には関係ないわ!」という人にも、「ひたすら上を目指す」という人にも、何か考えるきっかけになればいいかなと思ったのですが、どうだったかなぁ・・・

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4年ゼミ、3人?!

2017-06-22 09:41:00 | 19期生(2018年3月卒)
今週の4年ゼミは、週末に府庁や県庁の試験があるせいか、3人+院生のBさんだけ。
この日は、遺言書に押印ではなく、花押を書いたという事案の最高裁判決を取り上げました。
3人だからか、もともとしゃべるメンバーだからか、押印の本人(意思)確認機能はむしろ低いんじゃないか…など、いろいろ議論できました。

さて…
出席できない4年生には、一応「毎週」「欠席(と近況)」を届け出るよう指導していますが、これは意外と難しい…
試験や就活のことで頭がいっぱいのとき、そんなことを気にしたくない、時間がない、余裕がない、「ないないづくし」です。

実際には…
全く音沙汰のない人、
早い時期に一括で「1か月休みます」と届け出る人、
時々、思い出したように連絡してくる人、
毎週、必ず連絡してくる人、
その中でも、「◯◯の試験がありますので」と文面を変えて連絡してくる人と先週のメールをそのまま利用して送ってくる人、
届け出に対する私からの返信に必ず返信してくる人(これは1人だけです!)
…とさまざまです。
よい悪いではなく、連絡の仕方で、それぞれの性格がよく分かります。

試験にせよ、就活にせよ、孤独な戦いです。
「こんなにダメなのは自分だけじゃないか」という気分になります。「これじゃ、ダメだ。起きてるうちは、ずっと勉強しなきゃ」と焦ります。
それでも、自宅生なら家に誰かいますから、否応なしに、「普段の生活」「普段の会話」をする時間があります。下宿生だと、誰とも会わず、口を聞かず、話したのは面接時間だけ…という日もあるでしょう。

「欠席します」というメールを書いて送る、ただ、それだけの時間でも、自分が大学生であること、いつもどおりゼミが開かれていること、大学にいけば待っている人がいることを思い出してくれたら…と思っています。

「来週から戻ります」とメールで書いてくれている人もチラホラ…待ってます。

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