Kajitama News

同志社大学法学部梶山ゼミの連絡板です。

来年度もがんばろう!

2011-03-31 16:28:00 | Kajitamaの近況・つぶやき
3月も今日で終わり、2010年度が終わります。
法学部では、梅津先生が定年、原田先生と池田先生は任期満了でご退職、建林先生が他大学へ移られ、森田先生はLS専任となられます。
LSでも、前田先生、福永先生、上北先生が定年でご退職、石田先生が他大学へ移られます。
別れはとても淋しいですね。

息子の中学校では、今朝、教職員の離任式が行われました。
昨日は、小学校の離任式でした。息子はもう関係ないはずなんですが、ちょうど部活が休みの日でしたし、小学校で大変お世話になった先生が異動されるので、手紙を渡しに行ってきたようです。
わずか1年、長くても数年の付き合いですが、小学校の先生は一緒に過ごす時間が長いので、良くも悪くも、影響が大きいですね。

時々ここにも書いていますが、息子は、集団生活が苦手で、学校にもなじめませんでした。小学校入学直後から、毎朝、「行く」「行かない」で揉めていました。
生後2ヶ月から集団生活に入ったのに何を今更…と不思議に思ったり、仕事に行かれへんやん、と焦ったり、まぁ、いろいろありましたが、そのうち、親のほうも腹をくくって、「まあ、行きたくないなら、無理せんでよろし」。
もっとも、学校側は納得するはずもなく…息子の気持ちも分かるし、学校の考えも分かる、と完全に板挟み状態。
そんなときに出会ったのが、今回異動する先生でした。やや個性的な息子を「ありのまま」認めて下さった先生のおかげで、小学校3・4年生の2年間は「奇跡の2年間」と言われるほど、穏やかでした。

その後、高学年、中学校とまた「疾風怒涛」の日々が続きましたが、今日まで、何とか学校と繋がっているのは、その先生との出会いがあったからだと思います。
「何かを書く」のが苦手な息子が便箋いっぱいにメッセージを書き、たまの休みにわざわざ早く(?)起きて渡しに行った…それだけでも、息子にとっての、この先生の存在の大きさが分かります。
私にとっても、分野は違いますが、教育者としても、働く母としても尊敬できる先輩です。

教育者といえば…
ついに金八先生シリーズが終わりましたね。といっても、最近のはほとんど見てないんですけど…
スペシャル番組の筋は「いかにも」で、「イマイチ」でしたが、ラスト、歴代の卒業生の出席をとるシーンは圧巻でした。
現役生が見ていたのは「上戸彩」のあたり?いや、もうドラッグ云々のシリーズ?
S先生や私はもちろん、第1・2シリーズ世代で、私が中学1年のときに第1(15歳の母)、2年のときに第2(くさったみかん)が放送されていました。
金八先生が「昭和55年度卒業生」と言った瞬間、どよめきが起こったのを見て、「あぁ、昭和は遠くなったんだなぁ」と実感し、さらに、出演者の変貌ぶりに、時の流れを感じました。

かつてのアイドルも、今や、立派なおじさん、おばさんです。
トシちゃんが昔と同じように脚振り上げてダンスする姿には、すごいなと感心するけど、少しばかり痛々しさを感じるのも正直な気持ち。
ただ、一昨日のチャリティサッカーでのカズのシュートは、かっこよかったです。
サッカーには関心がないし、スーパースターだったころのカズにも全く興味はありませんでしたが、久々に見たカズダンスは素敵でした。痛々しさは少しも感じなかった…復興支援には、うってつけでしたね。

別れもあるけど、出会いもあるのが春の醍醐味。

明日は学部の入学式。
今年の入学者の中には、私が同志社に就職した年(1993年)生まれの子もいます。
何より、息子が1997年生まれだから、もはや…
ま、おばさんやし、小・中学校の先生みたいには付き合えないけど、おばさんなりに、がんばろう!
新社会人のみんなも、頑張るんやで~!

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来年度のゼミ

2011-03-29 20:23:00 | カジタマニュース ~ゼミだより
ゼミの1次登録がありました。
3年生は10名。
事前に2人から「先行登録ができません(でした)」と連絡がありました。2次募集で2名増える予定ですので、2年ゼミのままです。
4年生も10名。
こちらは1名減っていますが、追加登録があるかどうかは不明(レメ[トも出なかったし、やめるのかな…)。

…と、すっかり10名前後の少人数が定着しました。
20~30名時代の卒業生たちは口をそろえて「うらやましい」と言いますが、現役生たちはどうだか…10名のゼミで育った私としては実に適正人数だけれど、少ないと、1人1人が目立ちますから、負担に感じる人もいるかもしれませんね。
ま、これ以上減らないように、頑張ります(何を!)。
来年度の2年ゼミはともかく、しばらくは1~2年生と接触がないので、存続の危機かも(この機に、噂が消えてくれりゃいいんですけどね)!

さて…
4年生は例年どおり、就職活動組より公務員・進学組の比率が高そうです。
ゼミは運営できるかなと思っていますが、工夫が要りそう…恒例の「判例セレクト」(法学教室付録)を素材にしますか。
出席の見込みも含め、メーリングリストを使って状況を知らせて下さい。

3年生は何がしたいかな…
ロー志望の人もかなりいるようですから、基本的な事例問題や判例を扱いますか。
また、メーリングリストを使って話し合って下さい。

初ゼミは12日(火)です。
あ、そうそう、今朝抜糸をして病院通いが無事終了しました。
今学期の火曜日は、1時間目講義→病院→3・4時間目ゼミの移動がなくなりますので、パワー全開で?!ゼミにのぞめます。よろしくね!

追記:4年生10名だと2名減でしたね、すみません。
うち1名から先程、「登録忘れてました」の連絡がありました。4年生は遅れ登録OKにしていますから大丈夫です。登録して下さいね。
これで4年ゼミは11名です。

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秋学期の授業評価

2011-03-29 18:56:00 | Kajitamaの近況・つぶやき
大学はもう新学期仕様で、今更ですが、恒例ですので、秋学期の授業評価を受けて、反省を…

評価そのものはほぼ例年どおり、レジュメに対する評価が少し高めだったのは、日民を担当した影響で、発展科目にしてはレジュメが詳しかったからでしょう。
「授業の目的が理解できた」、「興味が持てた」の項目が相変わらず低めなのは、不徳のいたすところ…民法という科目の宿命かもしれませんが、楽しさを少しでも伝えられたらと思います。

自由記載欄は、田辺科目に比べると、ほとんど記載がないのですが、例年どおり、「早口になるところがある」というご意見が…気をつけます。

今一つ、これは今日、寄せられた意見ですが…
「試験中ヒントをいうのは集中力をとぎれさせ、かえって混乱させる」とのご意見がありました。
忙しい中、わざわざ、しかも言いにくいことを書いてくれたことに感謝します。

実はこれ、昔から指摘されていることで、同じように感じている人も少なくないでしょう。
私も大いに反省し、試験中のアナウンスは極力減らすよう気をつけてはいたのですが、どうもダメですね…
いや、いくら私がしゃべりでも、試験中も黙っていられない…わけじゃないですよ。

アナウンスするのは、同じような質問が相次いだ箇所やそうでなくても、解答状況を見て、少し気になった点です。
採点していると、「分かっていそうなのに、問題の趣獅ニり違えたんじゃないかな」「多分分かっているのだろうけど、もう少し厳密に書いてくれないと、満点はあげられないな」と感じることがよくあります。
ここ数年、特にその傾向が強い…

問題を読み取る能力も実力のうち…と言ってしまえばそれまでですが、「知識」以前の「国語力」で切り捨てるのは、できるだけ避けたいところです。
問題文が分かりにくいのかと表現を工夫したり(指示語は避けて具体的に書くなど)、間違えやすいところに線を引いたり、注意書きを入れたりするのですが、繰り返しが多く文章がくどくなったり、長くなってしまってはかえって逆効果です。
で、つい、アナウンスしてしまう…試験が終わってしまったら、もはや「書かれたこと」を基準に評価するしかなく、呼び出して「ホントは分かってたの?」と聞くことはできませんからね、できるだけ、試験中に実力を出してもらおう、と…
でも、そうすると、ご指摘のとおり、かえって邪魔をすることになってしまいます。
悩ましいところです。
でも、来学期以降は、さらに「自重」したいと思います。

…ということで、来年度も努力したいと思いますので、よろしく。

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今年の「ネットワーク法学部」には…

2011-03-25 13:24:00 | お知らせ
『ネットワーク法学部』の2011年度版が出来上がり、配布されています。
今年、私が広報委員として編集に関わった関係で、卒業生のメッセージのところに、ゼミの卒業生が2人登場しています。
「企業を目指すあなたに」で、12期生のN野くん、
「法曹を目指すあなたに」で、8期生のT田さんです。
ぜひ手にとって読んでみて下さい。
N野くんは、梶山が配布している「ゼミの手引」の文章をかなり引用してくれています。

『ネットワーク法学部』は私が大学院生(D2)のときに初めて作成されました。
今よりずっと「お堅い」内容でしたが、一人一人の先生の顔写真や研究内容、プロフィールなどが載っていて、当時としては画期的なものだったと思います。
翌年、同志社に就職し、「読む」側から「書く」側に変わりましたが、同僚の思いがけない一面を発見することもあり、毎年、意外と楽しく「読んで」もいます。

今年は、「う~ん、クラシックが好きな人、聴くだけでなく、演奏する人も多いなぁ」と改めて感心。
いや、私も決して嫌いじゃありません。5才から高校2年まで何となく(!)ピアノを続けていましたし、息子も3才から中学2年(もうすぐ3年)の今まで、これまた何故だか分からないけどバイオリンを習っていますし(最近は、バイオリンより数倍大きなコントラバスに夢中のようですが)…
でもまぁ、全く詳しくないですし、コンサートも滅多にいかないのです(寄席に行く回数のほうが断然多い!)が、同僚にはホントに詳しい人が多くて、ビックリします。

ちなみに、小学校時代、泣きながらバイオリンを習っていたというS先生は、「みんな、多趣味だなぁ」と感心していました。
確かに…
私も息子のお供から解放されつつあるので、そろそろ何か始めようかなぁ、あ、もちろんスメ[ツ以外で!




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来年度のゼミ教室等

2011-03-23 16:29:00 | お知らせ
毎年のことながら、卒業式が終わると、一気に新学期モードとなります。
それもそのはず、新学期の授業開始まで、あと2週間ですからね。感傷にひたっているヒマはありません。

さて、来年度の時間割はすでにお知らせしていますが、先日、教室についても連絡が来ましたので、お知らせを…

ゼミは、3年生が火曜日3時間目、
4年生が火曜日4時間目、
いずれもN403(今年度と同じ部屋)です。

他は…
講義科目「親族法」が火曜日1時間目でS32、
大学院の民法演習Ⅱが金曜日3時間目でH301、
ドクター向け総合演習は水曜日6時間目ですが、リレー講義で、私の担当は5月25日、川嶋先生、上田誠一郎先生とご一緒です。

あとは論文指導です。
一応、水曜日2時間目に入っていますが、これは受講者の都合に合わせます。
漫然と週1回開講してもあまり効果がないと思いますので、例年どおり、テーマとアプローチ方法が確定するまでは少し「詰めて」開講しますが、向かうべき方向と何をすべきかが決まれば、あとは間隔をあけ、定期的に、リサーチと執筆の状況をチェックする形にします。
就活との両立は難しいですが、がんばりましょう。

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